毎日毎日、いろいろなことが起きます。自分にとって幸運の種、幸福の種となるようなことも起きますが、悩みの種、心配の種となるようなことも起きます。これが現実の世界です。
しかし、いつもそのなかに教訓を見いだし、自分の成功の種子を見いだしていくという観点を持っている人は、どのようなことが起きても、転げるたびに雪ダルマが大きくなっていくように、そのつど大きくなっていくしかないのです。
雪ダルマをつくっているときに、たとえ、石ころが入ったり、土が入ったりすることがあっても、それで雪ダルマを大きくすることをやめてしまってはいけないのです。そうであっても、転げていく過程において新しい雪をたくさん付けて、大きく大きくなっていくことができるのです。
このような雪ダルマ型の人生観を持っていることは、人間の器を二倍にも三倍にも大きくしていく上で、大変貴重です。
どうか、小さな石ころや泥、そうしたものにとらわれないで、「転げていくたびに大きくなっていく」という考え方を大事にしていただきたいと思います。
「あらゆるものを人生の師とし、人生で出会うものすべてを師としていく」という考え方は非常に大事です。反面教師という考え方もまたあります。
そうすると、人生で出会う人すべてが、自分の師、先生となる可能性があるのです。こういう考え方をしている人にとっては、人との交流は非常に大きなメリットを生んでいくことになります。
「転げるたびに大きくなっていく」(仏法真理)
---owari---
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