京都のNS先輩(自称:山愛老人さん)から投稿を頂きました。
今回は四国の剣山(1955m)登山です。同山は、四国では二番目に高く、山岳信仰
の霊山として古くから崇められてきた山で、好天ならば、東に大峯山系(紀州)、
西に石鎚山系、高知の桂浜、遠くには大山(鳥取)が眺められるような位置にあり
ます。今回は残念ながら、天気ではあったが霞がかかって居た為西の石鎚山しか
確認が出来なかった。
しかし、今回の登山は、山頂だけでなく山麓の感動的な場所へも行って来たので、
順次紹介したい。 とのことでした。
有難うございます。
最初の画像は、四国剣山の日の出。 日の出6:21剣山の頂上で迎えるために早
朝5:30に起床してご来光を迎える。風が冷たくて寒いが我慢我慢。
しかし、空が茜色に変わっていく光景はいつ見ても感動的で息を飲むよ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/33/e37deb9982816429dbe56cf1f350a911.jpg)
朝日を浴びて染まる四国剣山。山肌が紅葉とまた少し違った深い色合いの赤に染ま
り、これがまた感動的だ。剣山はミヤマクマザサに覆われた優美な山肌だけに赤く
染まるのが何とも美しい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/66/033ab231cd328ae9725821a160f0af5f.jpg)
この山は次郎笈。剣山とほぼ同じ高さの次郎笈である。この山肌もびっしりと
クマザサに覆われ、柔らかい感じの山肌である。ここへも登り下山した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/79/5da749deb684c96966f2e9941f544cef.jpg)
次は、粗谷のかずら橋。一旦下山後、有名な祖谷のかずら橋へ行った!
現在残されたかずら橋は全国に僅かに3本だけ。その2つが奥祖谷かずら橋と
して剣山登山口の近くに残っている。祖谷川に架かる橋で見事に紅葉とマッチし、実に絵葉書的とも言える光景だった。
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紅葉の中の野猿です。祖谷川にかけられた野猿に乗り、紅葉観賞は最高の眺め
だった。ついつい景色に見とれてしまって、折角の野猿に乗りながら、写真撮影
を忘れてしまい、野猿を降りてから川床から逆に撮る羽目になってしまったが、
まぁーこれも良いでしょう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/28/6a1e15723b117bdebb5158d10538b59a.jpg)
もう一つの「かずら橋」です。材料は“しらくちかずら”で作られた吊橋で、
スリル満点。歩く部分に狭い木が渡してあるだけで下がモロに見えてゆらゆら
と揺れ、渡る者は皆さん背筋が凍る思いであろう。
私も実は怖かったけれど 楽しくもあった。
この様にわざわざ渡り難くしている理由は、平家の落人が源氏の追っ手を防ぐ為、何時でも直ぐに切り落とせるように作った橋だとの事である。なるほど・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/c9/c9bbbb0e2808ed3a7b18b5469895885c.jpg)
最後の画像は、帰途立ち寄った脇町にある「うだつの町並み」です。
町家の妻壁の横に張り出した袖壁を設け、『火除け壁』とも言われるが、江戸
時代富裕な家では、この「うだつ」をあげた立派な屋敷を作っていたようだ。
ことわざ辞典にも、一向に出世が出来ないことを「うだつが上らぬ」と記され
ているとおりですね。
以上、山を愛する健脚な先輩からの投稿でした。色々と勉強になりました。
「うだつ」は漢字で書くと「卯建」また、別名は火返しとも言うそうです。
出世問題ですが・・・うーん・・
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_do.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hiyo_oro.gif)
いずれにしても素晴らしい画像付きの投稿、有難うございました。