へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

踏みとどまる、全体を把握する・・・

2012-05-13 06:51:16 | 旅とランニング

 お約束どおり、本日は、来年のセミナー構想についてお話しよう!

 今回までの内容は、どちらかというと初めてチャレンジする人向けの内容でした。来年は、まだ完踏できていない、リタイアしてしまった方へのリベンジに向けた内容です。

 というのも、私自身、今回、リタイアの誘惑に何度もかられたから・・・?

1 踏みとどまる

  今回の250kmは過去最高のエントリーでした。そのため、行けども行けどもランナーがばらけず、通常なら初日の俵山温泉(午前3時くらい)で椅子に座って2~3分仮眠しているところですが、それもままならない。座るスペースすら無い。朝食場所の海湧食堂・・・この時すでに昨年よりなぜか1時間遅れの午前6時半到着・・・ここで生ビールを飲むのですが、寒くて飲む気になれず、そそくさと退散!

  どうも、今回は終始雨による寒さと人ごみによって仮眠場所が確保できなかったことによる疲労の蓄積が大きく脚を引っ張っているようです。加えて日頃の睡眠不足・・・カラダが、仮眠場所を求めています。仙崎に入った時点ですでに昨年より2時間遅れでしたが、思い切って静が浦キャンプ場で寝ました。そこを出たのが午後8時半・・・昨年は、この時間には宗頭についてお風呂に入っていましたから、距離的にも17~18km遅れています。

  一方で、早く楽になりたい(リタイアも含めて)という激しい欲求にかられて宗頭に到着したのが午前0時少し前・・・本来なら、ここで食事だけしてそそくさと出発すべきなんですが・・・

2 全体を把握する

  お風呂に入って、食事して・・・1時間仮眠する、という通常の行動パターンをとりました。実は、、私は過去、どんなに遅くとも午前1時過ぎには宗頭を出ていました。その結果、47時間台でゴールしていました。だから、自分の中では午前2時宗頭スタートは非常に危険な賭けでもありました。

 ただし、仮眠を始めた午前1時は2階の仮眠場所にようやく一人分のスペースがあったくらいですから、おそらくこれ以前に仮眠しようと思ったら場所を確保できなかったと思います。ある意味、静が浦で45分、そして宗頭午前1時~2時の仮眠は正解でした。あとは、午前4時スタートで間に合っているK田さんの例を思い描きながら、前へ進みました。終盤の板道峠ののぼりは歩いたほうが速い、と思い、全部歩きとおしました。結果、20分近く余裕を残してゴール!

 ゆとりのあるゴールが望ましいのですが、去年と同じペースで進んでいたら、今回は寒さと睡魔でつぶれていたような気がします。去年より〇時間も遅い!と自分を卑下するのではなく、〇時間までなら間に合う!という一つの基準を作る機会ととらえて臨みましょう!結果、私は午前2時宗頭スタートして、途中、坂道を歩いても十分間に合う、という一つの尺度を得ることができました。

 想定外に遭遇しても、フレキシブルに対応しましょう!これって、普段の生活からのトレーニングです。だから、私は何度も言うように、萩250kmが好きなんです。単に走るだけの大会ではなく、日々の生活そのものが大会に反映される、何を考え、どう対処していくか・・・日常生活そのものがトレーニングなんです。

 友達の友達に11回連続未完踏という方がいます。いつかお話を聞いて、自分の経験(12回完踏、3回リタイア)と合わせてリベンジ策を考えてみたいですね。

 

コメント
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