長万部・・・凍死寸前ラン

　道南調査マラニック第一弾最終日の昨日は、夕方の便で北海道を経つ予定であったので、実質、午前中で昨日走られなかった黒松内～長万部を走る予定だった。

　せっかく電車の時間に合わせて宿を出たハズが・・なんと、電車に置いて行かれた・・・スタート地点の黒松内まで電車で移動する予定が狂ってしまい、仕方なく、時間までそのへんをウロウロする時間走になってしまった。

　しかし、これで良かったのだ。この日は、朝から結構な雨・・しかも、気温は前日より下がって５度程度、そこへ風が吹くと・・・こんな日のランニングは要注意だ。たちまち体感温度は奪われていく・・・

　有名アウトドアメーカーの防寒着も防寒という面では優れていても、防水には脆弱だったのか？手袋に至っては、わずか１時間で両手の指先の感覚が無い状態・・・なんとか頑張ったが、結局、走り始めて１時間半で音を上げた。

　たまらず、前日の宿のある温泉街へ・・・４３度という熱めの湯で身も心もほどけていく・・・・

　しかし・・・低山で遭難する人の気持ちがよくわかった。

　夜、帰った沖縄は２５度・・・寒風に耐えて暮らす生活とはまるで無縁な人々の生活・・・