川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

「小川さゆり」は存在しない

2024年12月28日 | 社会・時事など
家庭連合の「被害者」だった「小川さゆり」。仮名。偽名。

2022年の秋から半年くらい活動して、フェイド・アウト。もう1年もTweetすらしていない。

なんでこの「2022年の秋から半年」かいうと、ジャーナリストの福田ますみさんに、ウソを暴かれたから。

福田ますみさんの月刊Hanadaにおける小川さゆりのウソの告発が、2023年の3月と6月。

小川さゆりは一言も反論していない。できないんでしょう。

  1. 半年だけ「被害者」として活動し、
  2. ジャーナリストに月刊誌で叩かれ、
  3. 何も反論できず、
  4. フェイド・アウト。

これが「小川さゆり」の人生でした。

二度と小川さゆりとして復活することはないのではと推測している。

なぜか。

  1. ウソを真実と証明できない
  2. ウソをウソのまま逃げ切る度胸も根性もない
  3. ウソつき呼ばわりに耐える耐性もない

家庭のこととか子どものこととか(体調も含め)いろいろあるでしょうが、これらが理由でしょう。

この、「小川さゆりの半年での消滅」は何を意味するか。

そもそも「小川さゆり」はいなかった。

ご本人(A子とする)が、作り上げた、「可愛そうな宗教2世」である、「小川さゆり」という人格・ペルソナの、化けの皮が剥がれた。

「小川さゆり」はA子が作ったウソだった。虚像だった。バーチャルだった。

福田ますみさんの反論に堪えられる「小川さゆり」はいなかった。福田さんに「小川さゆり」はおかしいよ、ウソだよね、って言われて、反論がなく、終了。

これは、「小川さゆり」はいなかった、ということ。

A子はいる。いまも健気に生きている。頑張れ。

でも、A子が演じようとした「小川さゆり」はいなかった。死んだ。

そういうことなのではないでしょうか。

偽名人は、こうして、容易に、死ぬ。

匿名人は、反論できなければ、死ぬ。無くなる。

これから、偽名や匿名の人がいろいろ出てくると思います。

そういう人たちが、反論に耐える形でほんとうに「存在する」のか。

しっかり検証せねばなりません。

____________

「小川さゆり」は存在しなかった。

だから即、「被害者」「宗教二世」が全くいない、とまでは言いません。

しかし。

幽霊の正体見たり枯れ尾花。

「小川さゆり」が存在しないってことは、「被害者」「宗教二世」がなんなのかを、考えるヒントにはなるでしょう。

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家庭連合が85%勝訴しているのに、解散になるのか。

2024年12月28日 | 法律・海外法務
家庭連合の解散請求の根拠として文科省が提出している民事裁判の、85%で、家庭連合は勝訴している。

これでも家庭連合の解散が「必要でやむを得ない」のか。


 過去記事(詳細な説明)
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五十沢二郎のイケてる荘子 2

2024年12月28日 | 古典・漢籍
五十沢二郎のイケてる荘子、第二弾。

(原文)
天下尽く殉なり。
彼其の殉ずる所仁義なれば、則ち俗に是を君子と謂ふ。
其の殉ずる所貨財なれば、則ち俗に之を小人と謂う。

(五十沢二郎訳)

すべて奴隷でないものはない。
その身を捧げるところのものが道義であると、人々はこれを君子だと言う。
その捧げるところのものが名利であると、人々はこれを小人だと言う。

何をか加えん。

道義に殉じましょう。


 
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五十沢二郎のイケてる荘子

2024年12月28日 | 古典・漢籍
私が最近ハマっている五十沢(いざわ)二郎さんの名訳を紹介。

本稿は荘子。

(原文)

人に使(せし)めらるるは、以て偽り易し。
天に使めらるるは、以て偽り難し。

これを五十沢二郎さんは:

社会への奉仕よりほか考えない者は、
虚偽に陥りやすい。

真理への奉仕よりほか考えない者は、
けっして虚偽に陥らない。

って訳している。

うぉぉ。

宗教案件を扱っていると、容易に思い浮かびますね、「社会奉仕」的なポジションを取るけど、虚偽に落ちっている弁護士が。

紀藤正樹氏。

「消費者保護の名弁護士」とされていますが、クライアント小出浩久医師が監禁されているのを知りつつ利用した、天下の悪徳弁護士。

 
紀藤正樹氏の悪徳っぷりは、小出浩久医師の上の本の165頁に載ってます。もうページ数まで覚えてしまいました、私は。

____________

「社会奉仕」を謳う者は虚偽に陥りやすい。

紀藤弁護士が虚偽に陥っているように。

ふむ。

いろんな「社会」がありますからねぇ。

リベラルが描く理想「社会」。
保守が守ろうとする伝統「社会」。

だから、「社会奉仕」は、実は、立場に寄って変わる、攻撃的な武器になっちゃう。加害的なツールになっちゃう。

だから五十沢二郎は

社会への奉仕よりほか考えない者は、
虚偽に陥りやすい。

と言った。

____________

そうじゃない。

「社会」じゃない。

我々が目指すのは、

真理

じゃなかったのか。

じゃあ真理とはなにか。

そんなことを考えさせられる。

____________

私は、「社会正義」と「法正義」は違うよ、と2年前に問題提起しました。

「社会正義」なんかくそくらえだよ、的に。

 過去記事 -「社会正義」という言葉は嫌い こちら

その私からは、この五十沢二郎さんの訳は、とても腑に落ちる。


 
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五十沢二郎のイケてる孟子

2024年12月28日 | 言葉
五十沢(いざわ)二郎は、論語だけではない、他の漢籍も名訳している。

私が感動したのは:

孟子 

 「人を知る者は智なり。
  自ら知る者は明なり。
 人に勝つ者は力なり。
 自ら勝つ者は強なり。」


他人を知るよりは、自己を識ることだ。
それがほんとうの知恵である。

他人に勝つよりは、自己に克つことだ。
それがほんとうの勇気である。

と訳しているところ。

唸った。感動した。

五十沢二郎さんの中に、こういう考え・信念があるから、こういう言葉が出てくる。

言葉というのは、人格のフィルターを通して、発せられる。
だから言葉は人格を表す。

いい人格だと、いい言葉を吐く。
いい言葉を使う人は、いい人格の人。

言葉の価値、そのものを考えさせてくれる。
それが私にとっての五十沢二郎さん。

____________

自己を識り、
自己に克ち、
知恵と勇気を兼ね備える人間になりましょう。


 
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官吏の亀鑑・島田叡

2024年12月28日 | 人物
家庭連合の応援をしていると、ちょっと残念な文科省の方々が念頭に上がる。

しかし。

80年前、そう、ちょうど80年前に、「官吏の亀鑑」(「亀鑑」は模範の意味)と崇められた官僚がいた。

戦前・戦中最後の沖縄県知事・島田叡(アキラ)。

1年半くらい前、私がハマっていた。彼の本は手に入るものはおそらく全部読んだ。


昭和20年1月(ちょうど80年前です)、誰も行かないから、「俺が行かないと、誰かが赴任して死ぬことになる」と言って、死地に赴いた。

大学野球部の先輩なので、余計にシンパシーがある。

____________

私は今、加地伸行さんから論語を教わっている。


そこで加地伸行さんが、

「学ぶというのは、知識を学ぶことではない。沖縄の、島田叡知事の生き方から、道徳的なことを学ぶということです」

とおっしゃっている。

全く同感。

道徳、という文脈で、唐突に、加地伸行さんが、島田叡を出してきた。

それくらい、中国史、儒教史、道徳の大家の加地伸行さんの中で、「島田叡の生き方」というのは、大きい。

道徳を体現したのが、島田叡。

日本人が学ぶ一番最初の人が、島田叡。

聖徳太子ではなく、徳川家康でも織田信長でも、西郷隆盛でも坂本龍馬でもなく、いわんや伊藤博文でも吉田茂でもなく。

島田叡。

それくらい、日本の精神史において、島田叡の存在意義は、大きい。

島田叡のようになりましょう。

人の嫌がることをせよ。
人の嫌がるところへ行け。

これは内村鑑三。

この言葉に導かれて、アフガンの医師の中村哲さんは、アフガンへ赴きました。

____________

家庭連合案件を扱う文科省の官僚の方々も、島田叡の人生から何かを学んでいただければ。


 
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禅とは

2024年12月28日 | 宗教
乃木希典・山岡鉄舟・東郷平八郎らの禅の師匠だった南天棒。こういう明治の傑物の師匠ということは、まあ近代日本の礎を築いた一人。

その怪僧・傑僧・名僧南天棒が言う「禅」とは。

~~~以下引用~~~

禅の体験とは、第一に見性であり、第二は行解相応だ。

見性とは、本来万人が具有する本心、すなわち仏性を徹見、自覚することで、これを心証という。

行解相応とは、その心証と相応して一如となった人格活動だ。公案は天地の物ごとく生きた公案ならざるはない。

歩々これ道場サ。

~~~引用終わり~~~

感性と、行動力。

そう受け取りました。

 
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怪僧・南天棒の「井頭六年」

2024年12月28日 | 人物
達磨大師は面壁九年。

南天棒は井頭(せいとう)六年。

井戸の上で6年間、坐禅を組んでいたから。

快著『南天棒』から、禅の怪僧・南天棒の、「井戸の上に6年間、寝ないで坐禅する修行」を紹介します。

~~~以下引用~~~

夜という夜は解定消灯を待って、ひとり坐禅蒲団を抱えて、開山堂や墓地の閑静なところで端坐し、また梅林寺へ来てからは、例の井桁の上に坐し、毎朝、暁鐘をきいて堂内へ帰単した。

春夏秋冬、四日、九日の掃除日も作務の日も、一日一夜欠かしたことがない。

だからワシは十九から六年間、横に寝たことがない。

眠くなると、三尺の竹箆で手首を打って打って打ちぬくので、血の出ることもいくたびか、とうとうそれが固まってタコになった。

その証拠はこれだ。

左の手を主に打ったので、これこのとおりだ。

あるとき剣道家がワシの手を見て、若いとき剣道をやったと思うて問うたことがあったが、ワシは剣道はきらいじゃないが、このタコは眠り除けのためにできたものだ。

刻苦大なれば、光明必ず盛大なりと思うたから、石地蔵になって坐り通したぞ。

~~~引用終わり~~~

刻苦大なれば、光明必ず盛大なり。

大なる刻苦を喜びましょう。


 
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五十沢二郎のイケてる論語

2024年12月28日 | 古典・漢籍
何度か紹介していますが、論語の「超訳」というかブッ飛んだ訳というか、メチャ刺さる訳。カッコいい訳をしているのが、五十沢(いざわ)二郎。

彼の名訳を改めて紹介。

誘惑のない境遇にいるばかりに罪を犯さないだけの人間を、真に清浄な者だとは言われまい。

 (原文)
  仲弓曰く、「簡にして簡を行わば、乃ち大簡なる無からんか」。

ググって得られる訳とはぜんぜん違う、、

でも、これでいい。

孔子が何を言ったか、論語に何が書いてあるか、を詮索するよりも、「我々が何を受け取るか」ですねぇ。

____________

似たような言葉はいくつもある。

小隠は山に隠れ
大隠は市に隠る

と同じことですね。王康琚 「反招隠詩」。

別の言い方では

朱に交わらずに赤くない者は偉くない。
朱に交わって赤くならない者が偉い。

こうも言える。

危険地帯で戦って生き残る者が強い。
安全地帯にいて安全な者は強くない。

安全地帯を抜け出そう。 


 
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ルールと仕組みの違い

2024年12月28日 | 経営・インテグリティ・エンゲージメント
「ルールと仕組みの違い」については、1年半くらい前からしっかり考えている。

 こちら(過去記事)

今の私には、端的に、

負担を増やすか否か

が違いだと映っている。

  • ルールは負担を増やすもの。
  • 仕組みは負担を減らすもの。

個々の、細かい場面ではなく。
長い目で見て、全体的・総合的に考えて。

いい区別だと思いますが、いかがでしょうか。

もっといい違いがあれば教えて下さいませ!
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生きようとしたら真に生きられない

2024年12月28日 | 書道
生を殺す者は死せず
生を生かす者は生きず
荘子

筆ペンなので限界ありますが。









いい筆で書いたらもっと雄渾に書けるはず!
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努力とは?

2024年12月28日 | 唄・詩・都々逸
皆さんにとって、努力とは何ですか?

私の中では

人がやらないときにやるもの

です。

仕事納めの翌日だからこそ、私は朝2時起きで3時から仕事します。

〜〜〜

今朝の置き手紙。

最後の「末ついに、、、」は角栄が好んだ歌です。
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