川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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千尺井頭に端座

2024年12月20日 | 人物
山岡鉄舟、乃木希典、児玉源太郎らの禅の師匠の南天棒は、深井戸の上で坐禅をしていた。

井戸の上に、竹を張って、落ちないようにして、そこで20代の前半かな、毎晩、6年くらい、寝ずに、坐禅を組んでいた。

その間、横になって寝たことがない。

眠くなったら、左手の手首を棒で叩いて、眠気を覚ましていた。

だから左手手首にはタコができた。

その「井戸の上で寝ないで夜通し坐禅を組んでいた」時代を、彼・南天棒は「千尺井頭に端座」と表現している。

なんだかオツな、ビビッと来る表現。ひゃくせきせいとうにたんざ。

普通ではないことをする人は、普通ではない言葉を喋る。
____________

なんだかこういう禅の世界に憧れる。

山岡鉄舟に憧れて、浄穢不二(じょうえふに)の修行をしたこともあった。

いずれなにかの縁で禅を学んでみたい。


 
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