「マインド・コントロール論者」の西田公昭氏が、また放言している。
この方は、「軍国主義もマインド・コントロール」と呼ぶ御仁。
まあなんでもマインド・コントロールと言ってしまうお方。
ライターの窪田順生さんが、この西田公昭さんに「洗脳」について話を聴いている。
この記事で、西田公昭氏が、
「旧統一教会の場合、どういう宗教なのかを隠したり嘘を用いたりして勧誘をして、よくわからないまま入信して抜けられなくなった人もいます。」
と書いている。
しかし。
「よくわからないまま」入信するなんてことは、絶対にないはずだ。
人が「信仰を持つ」ということは、人間が人生で行う自己決定の中でも、最も重要で、最も価値の高い行為。
志望大学を選ぶ、就職先を選ぶ、配偶者を選ぶ、、、
人生にはいろんな大きな選択がある。
その、学校とか会社とか配偶者を選ぶのと、同じか、いやそれ以上に大事なのが、「自分が何を信じるのか」ってこと。
これは要するに自分のアイデンティティ。内心。学校とか勤務先よりも、重要。内面に関わる。
そして、信仰に入る、つまり入信する場合、その教義・教えに、
- 心に響く教化
- 啓示的な導き
- 普遍的な真理
- 心霊的な感化
がなければ、人は入信しない。
こういう啓示的、宗教的、根源的な「何か」があるから、自己決定の中で最も大事な、信仰を選ぶ。
決して、「よくわからないまま」入信することはない。
西田公昭氏の言うことは、間違っている。
彼の言うことこそ、「よくわからない」。