川塵録

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親を「隠れ蓑」にした家庭連合信者の拉致監禁  ー儒教的親子関係とは

2024年12月17日 | 古典・漢籍
親が犯罪を犯したら、子はどうすべきか?

儒教的には、親が犯罪者でも、親を庇うのが正解。

「葉公孔子に語りて曰わく、

 『吾が党に直躬なる者有り。其の父羊を攘みて、子之を証す。』

 孔子曰わく、

 『吾が党の直き者は、是に異なり。父は子の為に隠し、子は父の為に隠す。直きこと其の中に在り。』

「論語」子路第十三18

ーーーーーー

これ、私、高校の授業で教わったんじゃないかなぁ。「チョッキュウなるものあり」ってのがなんだか耳に残っている。

意味は、、

葉公が孔子に自慢した。
「私の国にチョッキュウっていう正直者がいます。父親が羊を盗んだとき、子のチョッキュウがそれをバラした。すごいでしょ。」

孔子が言い返した。
「ウチの弟子に教えている『正直』ってのは、それと違います。親は子のために隠し、子は父のために隠す。それが本当の正直な心では。」

ーーーーーー

家庭連合信者の拉致監禁。被害者は、実行犯の親を訴えれば良かったのに! と考えるお方もいらっしゃる。
当事者の、被害者の、それでも加害者の親を愛する方の気持ちになってください。

子は親を訴えることができない。

それが儒教的価値観。日本的価値観。

そこまで考えて(orそれを奇貨として)、反対派・脱会屋は、親を実行犯にして、親を「隠れ蓑」にして、拉致監禁という悪事を、50年も(1966〜2015)、続けてきたのです。

卑怯なり。
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