社会心理学の名誉教授と、週イチくらいでお会いさせていただいている。
今日、私がここ数日ハマっている「廉恥心」について意見交換させていただいた。
- 武士の廉恥心は、「家」の名誉の文脈で語られた
- 当時は主君に対する忠誠もあったが、家の名誉も大事だった
っておっしゃっていた。
そのとおりだと思った。実際、
- 新渡戸稲造『武士道』における「廉恥心」も、「名誉」の章で論じられた。
- その名誉の章では「家」の名誉が語られている。
- 森鷗外『阿部一族』でも、主君より家を大事にしている
- 今、廉恥心が語られないのは、「家」概念が薄れているから
ですね。
武士の廉恥心は家の名誉を守るため。
これは良い発見でした!