企業不祥事の多くは、正しい。
いや、組織不正は、いつも正しい。
しかし。
その「正しさ」が、社内向け。独りよがり。歪んでいる。色褪せる。暴走している。
だから、正しさ以外の評価軸が必要。
それが、美しさ。美醜の感覚。
正邪の認識のみならず、美醜の感覚が必要。
具体的には。
正しくても、美しくなければ、正しくないかもしれない。
そう思っておく。
美に対して「懼れ」を持つ。美に恐懼する。畏れ、がいいかな。
美の前にひれ伏する。
美が至高であり崇高である。そう思っておく。
それが、「正しさを相対化する」工夫の一つ。
それを四象限で表しました。
正しくても、美しくなければ、ダメ。ダメかもしれない。
正しくても、美しくなければ、間違っているかも。
そんな「二重の基準」を持つ。