最近の私のホットテーマは、感性と勇気。
まずは私の専門のコンプライアンス・インテグリティから。
ムシ型(ネコババ型、作為型、個人的)不正には、不正のトライアングルとか不正の機会とか、対処方法は確立されている。
しかし。
カビ型不正(ごまかす型、不作為型、組織的)不正には、不正のトライアングルや「不正の機会」論は効かない。
だって、カビ型の数値偽装とかを、みなさんは「不正」だと思ってやっていない。それが「正しい」と思って(みなして)しまっているから。
じゃあどうするか。
感性と、勇気。
その、ずっとやってきた数値偽装を、「おかしい」「これでいいのかな」「なんでこんな計算しているのだろう」と思う、違和感。引っ掛かり。
その違和感とか引っかかりを感じる、感性。
おそらく、8割の方は、違和感、引っ掛かり、気持ち悪さを、「感じて」いる。その「感じて」いる人の感性は、正常。
でも、2割の方(知的には下の方に属する)は、そもそも違和感や引っ掛かりを「感じて」いない。それでいいんだと思っている。自分で考えていない。疑っていない。思考停止してしまっている。
そういう2割の方には、「感性」を磨くアプローチをしないといけない。そのためには、非日常を味わってもらう。
非日常的な場所、時間、人、モノ、、、
具体的には、月に1回は、「行きたくない場所」に行く。異業種交流会、勉強会、なんかのレッスン、美術館、景勝地、、
あと、月に1回、「映画を観る」だけでもいいと思う。映画の2時間くらいで、異世界へ没入することになるから。
これが「感性」を磨くためのアプローチ。最初のステップ。
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感性を磨いたら、次に、「勇気」を磨くアプローチ。
これは ここ に書きました。努力からくる自信。あとは偉人伝を読むとか。
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この「感性」と「勇気」は、なにも日本企業のカビ型不正のみならず、家庭連合問題にもあてはまる。
安倍暗殺事件後、なんだか家庭連合が攻撃されているな。攻撃されすぎじゃね? 本当に解散に値するのかいな。
なんて違和感・ひっかかりを感じている人は多い。知識層では8割以上だろう。
Twitter民(どれだけ上層階級なのだろうか)では多くない? いや、感じているけど、それを政治的立場から押し殺して攻撃している人もいるだろう。
違和感・ひっかかりを感じた人が、次に、勇気を出してほしい。
浜田聡議員とかは勇気を出していらっしゃる。細谷典男議員、加藤文宏さん、若狭勝弁護士、高橋史朗先生、窪田順生さん、、 いろいろ、勇気を出して発言される方も増えてきた。
でもまだまだ少ない。国会議員では700名中わずか1名、弁護士では4万5千人中、徳永信一弁護士と私くらいか、、
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日本企業を覆うカビ型不正には、感性と勇気。
家庭連合に対する偏った考えにも、感性と勇気。
この2つが、対策として必要。