日本橋の、三井本館。
条太郎とか禮助がここで三井っぽさを発揮していたであろう、三井本館。
今のSMBC東京中央支店に、仕事で。
すっごいゴージャス。
中の、天井が、バカ高い。
他の顧客が写らないところから、少しだけパシャリ。
昭和4年、1929年に建築。
ドラマ半沢直樹でも使われたはずだ。
三井物産は昔から好きな会社。
就職するならここかなと思ってOB訪問をしたことがある。
大学野球部の先輩の佐藤さんと佐治さん。
お世話になりました。
小島直記が三井の人間が好きで、小説にいろいろ描いている。
私も三井好きが嵩じて、山本条太郎の伝記なんか買っちゃいました。
三井から、満鉄総裁とか、政治家とか。
行くとして可ならざるはなし
という表現を学んだのも、この山本条太郎を形容した言葉。
他に三井っぽい人材といえば、益田孝、三野村利左衛門、中上川彦次郎、石田礼(禮)助、、、
あれ、名前は出てくるけど、特に「三井」っぽい破天荒なエピソードはないな、、、
この中で一番好きなのは石田禮助。
動の山本条太郎に対して、静の石田禮助。
でも、「人の三井」を象徴するのは私の中では山本条太郎。
ただ、彼を象徴するエピソードは覚えていない。
彼の伝記で彼を持ち上げるちょうちん記事的なヨイショ文章を読んで私が籠絡されたのか、、
まあいい。
条太郎とか禮助がここで三井っぽさを発揮していたであろう、三井本館。
明治以来の富国強兵に邁進する、昭和初期の日本の勢いを感じさせる、三井本館。
帝国主義時代の絢爛豪華っぷりを味わえる、三井本館。
「人の三井」の息吹を吸える、三井本館。
日本橋にお立寄りの際は、是非。
子供にも「こんな豪華な建物がまだ銀行として使われている」ってのを見せたい。