「市民歩こう会」主催の「大津大橋から初日の出を見る会」に今年も参加しました。
ここ十年ほど、毎年参加していますが、真っ赤な太陽が昇るのを見られたのは、1回だけでした。
雪の舞うなかで、震えながら空がピンクに染まるのを見た年もありました。
あきらめて帰る途中で黒い雲を強風が吹き飛ばし、一瞬オレンジ色の太陽が顔を出してくれた年もありました。
そして、今年は風のない穏やかな夜明けでしたが、残念ながら雲が厚く覆い、太陽を拝むことはできませんでした。
しかし、こうして毎年参加していると、それぞれの夜明けがそれぞれに美しいと思います。
空の色は様々ですが、毎年交し合う初めての挨拶は、いつでもすがすがしいものです。
市民会館にもどって、おいしい甘酒をいただくのも恒例。
主催し、お世話いただいている「歩こう会」の皆さんに感謝です。
8時過ぎに帰宅、昨夜のうちに下準備をしておいたお雑煮。
大阪に暮らすようになって、土地の習慣に合わせ、白味噌仕立てにしたこともありますが、いつのまにか、子どもの頃から親しんだ、すまし汁に戻りました。
昨日の夜からしか準備ができないので、そんなに、いろいろはできませんが、娘の夫は初めての日本のお正月に感動して写真をとっていました。
あとで「ご飯はないのかなと思っていたら、味噌汁(すまし汁ですが)にお餅が入っていてびっくりしました。」と言ってました。重箱の中に、1歳の孫のために小さなおにぎりも入れました。
食事がすんだら、娘たちが幼いころ、毎日遊んだ公園まで20分ほど、歩いて行きました。
両親といっしょにブランコにのったり、父親に抱かれて滑り台をすべったり、大きな子達が遊んでいるのを眺めたり。ご機嫌です。
あとは、娘一家と、里帰りしてきた娘たちの食事係りで一日が暮れました。
娘の夫は「おかあさんが気の毒だ」と言ってくれてるようですが、気の毒どころか、こんな楽しいことはありません。
何しろ、めったにないことですから。
こんな一日もきょうだけで、明日は午後から、議員団で新年、初めての宣伝カーでごあいさつ。
気持ちも新たに、新春の一歩を。