生活保護制度を活用しながら暮らす世帯の高校生のアルバイト収入の収入認定についての情報を検索していて、こんなページに出会いました。
以下、引用です。
生活保護を受けながら高校へ通っているみなさんが、自分の進む道を自分で決めて、
将来の自立に向け、確かな一歩を踏み出せるよう支援したいと考えています。
ここでは、そのために知っておいてもらいたいことをまとめてみました。
不安だし、難しいことや、わからないことだらけなのは当然!
道は平らではないし、大変なこともあると思います。
ひとりで悩まないで、家族や学校の先生、そして福祉事務所のケースワーカーに相談してみてください。
みんながあなたを応援していますよ!
高校生自身が読むことを想定し、言葉も平易で親しみやすく、そして具体的。
「例えば5万円のアルバイト収入があったら、(控除される金額と交通費を引いて)収入認定されるのは1万5千円。残りの3万5千円が手元に残る」「さらに、1万5千円を将来の自立のために計画的に積み立てる場合は、収入認定はゼロ。」・・・一目でわかる説明があります。
神奈川県のホームページ、生活保護の関連で「高校生のみなさんへ」というページです。
そもそも生活保護は、憲法が保障する生存権の保障、「全ての国民に対する最低生活の保障」とともに、自立の助長を目的とする制度。若い人が、できるだけ多くの選択肢の中から、自分の将来を自分で選べるように支援する形を整えなければならないはず。
国と自治体は「高校生のアルバイト収入」を一律に収入認定しないと言う制度の改善を、もっと明確に知らせて欲しい。
そしてもっと柔軟に対応して欲しい。
寄せられた相談から、痛感しています。