水曜日午前中は事務所で定例の相談会。
ご夫婦一組と、別にひとり。入り口で一緒に。たまたま同時に電話のベルも鳴り。あわてました。
申し訳ないのですが、前日にお電話いたた方のお話を先に伺うこととさせていただきました。別に予約制ではないのですが。
「国保料払ったら病院代が払えない。持病があるが、今年になってから病院に行ってない。」というお話でした。
ご本人の了解をいただいたので、以下、概略を記します。
50代の男性。持病があって、昨年は税金の申告で医療費控除をしています。
お仕事は自営。
昨年の営業所得 166万円。
所得税 51700円。住民税 10万8800円。
国民年金 12万5850円(減免申請して4分の1減免)
国保料 26万5700円
所得から税と保険料を引いた残りが111万円余。1ヶ月に約9万3千円。
家賃と水光熱費い車のローン1万円を引くと残りは3万円余。
生活保護の最低生活費の基準よりはるかに低い金額でやりくりをしておられます。
それでも保険料の滞納はありません!!
ところが、今年になってから仕事が減って月に約2万程度収入が減っているというお話。
それぞれの金額を正確にいれたメモをお持ちでした。
「電気代3千円」とは一人暮らしにしても少ないのでは?と思いましたが、「それでやってます。」ということでした。エアコンもいれずに。
7月からの保険料本算定で、保険料月額が約5千円アップ。
上記の生活状況を数字を出して「医者にいけない」と訴えたが「保険料は払ってもらわないと」という答えしかなかったということです。
「車(仕事に必要)のローンはもう少しで終わる」ということなので、「今年になってからの収入減」を理由に「保険料の分納」の申し出をすることをおすすめし、窓口に同行させていただくお約束をしました。
「先送りしたら、あとがもっと大変になるのでは?」とも、おっしゃいました。
これまで、どんなに大変でも滞納せずに納めてこられた方の率直なお気持ちと思います。
でも「医者にいくことが先決」だと私は思います。
「分納」は、ひとつの権利です。
一般質問や決算審査などで「払いたくても払えない状況がある」と指摘するたびに「十分、状況を把握して丁寧に対応する」と答弁されてきました。
「分納」は「払わない」ことではありませんが、万一、長期に未納になっても(そんなことは、絶対ないという方ですが)この方の場合、「持病があり治療が必要」なので、たとえ保険料を滞納しても保険証取り上げ、資格証発行の対象にはなりません。
6月議会で「高齢者の医療・介護の保障」を求めた質問の報告を書いた私のニュースを、その方はお持ちでした。
「まだ高齢者ではないけれど・・・」とおっしゃいます。保険料という点では、現役世代が尚、厳しい。
ホントに「高すぎる保険料をなんとかしなければ・・・」と、あらためて思っています。
ご夫婦一組と、別にひとり。入り口で一緒に。たまたま同時に電話のベルも鳴り。あわてました。
申し訳ないのですが、前日にお電話いたた方のお話を先に伺うこととさせていただきました。別に予約制ではないのですが。
「国保料払ったら病院代が払えない。持病があるが、今年になってから病院に行ってない。」というお話でした。
ご本人の了解をいただいたので、以下、概略を記します。
50代の男性。持病があって、昨年は税金の申告で医療費控除をしています。
お仕事は自営。
昨年の営業所得 166万円。
所得税 51700円。住民税 10万8800円。
国民年金 12万5850円(減免申請して4分の1減免)
国保料 26万5700円
所得から税と保険料を引いた残りが111万円余。1ヶ月に約9万3千円。
家賃と水光熱費い車のローン1万円を引くと残りは3万円余。
生活保護の最低生活費の基準よりはるかに低い金額でやりくりをしておられます。
それでも保険料の滞納はありません!!
ところが、今年になってから仕事が減って月に約2万程度収入が減っているというお話。
それぞれの金額を正確にいれたメモをお持ちでした。
「電気代3千円」とは一人暮らしにしても少ないのでは?と思いましたが、「それでやってます。」ということでした。エアコンもいれずに。
7月からの保険料本算定で、保険料月額が約5千円アップ。
上記の生活状況を数字を出して「医者にいけない」と訴えたが「保険料は払ってもらわないと」という答えしかなかったということです。
「車(仕事に必要)のローンはもう少しで終わる」ということなので、「今年になってからの収入減」を理由に「保険料の分納」の申し出をすることをおすすめし、窓口に同行させていただくお約束をしました。
「先送りしたら、あとがもっと大変になるのでは?」とも、おっしゃいました。
これまで、どんなに大変でも滞納せずに納めてこられた方の率直なお気持ちと思います。
でも「医者にいくことが先決」だと私は思います。
「分納」は、ひとつの権利です。
一般質問や決算審査などで「払いたくても払えない状況がある」と指摘するたびに「十分、状況を把握して丁寧に対応する」と答弁されてきました。
「分納」は「払わない」ことではありませんが、万一、長期に未納になっても(そんなことは、絶対ないという方ですが)この方の場合、「持病があり治療が必要」なので、たとえ保険料を滞納しても保険証取り上げ、資格証発行の対象にはなりません。
6月議会で「高齢者の医療・介護の保障」を求めた質問の報告を書いた私のニュースを、その方はお持ちでした。
「まだ高齢者ではないけれど・・・」とおっしゃいます。保険料という点では、現役世代が尚、厳しい。
ホントに「高すぎる保険料をなんとかしなければ・・・」と、あらためて思っています。
そして、医療費も本当に高いのです。
お医者さんへのかかり方、制度などの学習も必要なのではないでしょうか・・・
若者も給与から毎月天引きされる額の多さに働く気持ちも薄れていくという話も聞きます。
消費税率の引き上げは絶対阻止したいです。
6月議会では高齢者の医療費のことをとりあげましたが、若い人もホントに大変。50代で持病のある方に「高齢者になるまでがんばってください」なんていえません。
「病気になっても患者になれない」という現実。この上、消費税引き上げなんてとんでもない!がんばりましょう!!