こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「こどもの日」に「子どもの権利条約」について考える

2014-05-05 22:02:47 | 大きくな~れ パート2
子どもの権利条約が国連で採択されて25年。

日本が条約を批准してから20年目の「子どもの日」。

子どもを独立した人格あるものとして尊重し、成長・発達の過程でいつも大切にされることを権利として保障する。「権利条約」の心を、20年間の間にどれだけ、この国に根付かせることができただろうか。

その権利を「空手形」にせずに、しっかりとした実態あるものとする保障を、どれだけ創りあげることができただろうか。

「子どもの権利」についての総合的な条例を制定している自治体がどれだけあるか、調べてみた。
全貌はつかめなかったが、増えていることは事実だ。

一方、逆流もある。「教育は2万%強制」と言い放った維新の会代表・橋下大阪市長の発言などは最たるもの。

国連子どもの権利委員会による「日本の子ども達が過度な競争にさらされている」ことの指摘、改善の求めに真摯に応えるどころか、「学力テストの学校別結果公表」など、さらに競争を強める動きさえある。

基礎自治体が「子ども・子育て支援」に取り組む計画をつくるとき。

「子どもの人格、子どもの幸福、子どもの権利」について、問い直す必要があるように思う。

まずは、私自身が「子どもの権利条約」の前文・条文を、もう一度しっかり読み直してみようと思う。




5月生まれの○ちゃん。まもなく2歳。1年前、1歳のお誕生日に、娘は食パンを土台にイチゴを飾って○ちゃんのために「特別なケーキ」を作った。ローソクを1本立てて。

今年の誕生日のケーキの試作品を試食した○ちゃん。



う~ん、おいしい



「もっと欲しい」と泣きました



大きな声で、いっぱい泣きました。


「子どもは未成熟なもの」「だからおとなが教え導くことが、教育だ。権利だけではなく義務を教えないとまともな人間に育たない」という人がいます。
そういう論調で、自治体の「子どもの権利条例」を「危険な動き」と言う研究者の発言も目にします。

確かに「子どもは未成熟」ではありますが、その小さな体の内側に「育つ力」を抱えている。

生命の力、育つ力の不思議さと力強さに、驚いたり感動したり・・・。

娘たちが伝えてくれる○クン(3歳半)、○ちゃん(もうすぐ2歳)、○みちゃん(8ヶ月)の成長は私にとって「子どもの権利条約」について学ぶ教材でもあります。

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