子どもの権利条約が国連で採択されて25年。
日本が条約を批准してから20年目の「子どもの日」。
子どもを独立した人格あるものとして尊重し、成長・発達の過程でいつも大切にされることを権利として保障する。「権利条約」の心を、20年間の間にどれだけ、この国に根付かせることができただろうか。
その権利を「空手形」にせずに、しっかりとした実態あるものとする保障を、どれだけ創りあげることができただろうか。
「子どもの権利」についての総合的な条例を制定している自治体がどれだけあるか、調べてみた。
全貌はつかめなかったが、増えていることは事実だ。
一方、逆流もある。「教育は2万%強制」と言い放った維新の会代表・橋下大阪市長の発言などは最たるもの。
国連子どもの権利委員会による「日本の子ども達が過度な競争にさらされている」ことの指摘、改善の求めに真摯に応えるどころか、「学力テストの学校別結果公表」など、さらに競争を強める動きさえある。
基礎自治体が「子ども・子育て支援」に取り組む計画をつくるとき。
「子どもの人格、子どもの幸福、子どもの権利」について、問い直す必要があるように思う。
まずは、私自身が「子どもの権利条約」の前文・条文を、もう一度しっかり読み直してみようと思う。
5月生まれの○ちゃん。まもなく2歳。1年前、1歳のお誕生日に、娘は食パンを土台にイチゴを飾って○ちゃんのために「特別なケーキ」を作った。ローソクを1本立てて。
今年の誕生日のケーキの試作品を試食した○ちゃん。
う~ん、おいしい
「もっと欲しい」と泣きました
大きな声で、いっぱい泣きました。
「子どもは未成熟なもの」「だからおとなが教え導くことが、教育だ。権利だけではなく義務を教えないとまともな人間に育たない」という人がいます。
そういう論調で、自治体の「子どもの権利条例」を「危険な動き」と言う研究者の発言も目にします。
確かに「子どもは未成熟」ではありますが、その小さな体の内側に「育つ力」を抱えている。
生命の力、育つ力の不思議さと力強さに、驚いたり感動したり・・・。
娘たちが伝えてくれる○クン(3歳半)、○ちゃん(もうすぐ2歳)、○みちゃん(8ヶ月)の成長は私にとって「子どもの権利条約」について学ぶ教材でもあります。
日本が条約を批准してから20年目の「子どもの日」。
子どもを独立した人格あるものとして尊重し、成長・発達の過程でいつも大切にされることを権利として保障する。「権利条約」の心を、20年間の間にどれだけ、この国に根付かせることができただろうか。
その権利を「空手形」にせずに、しっかりとした実態あるものとする保障を、どれだけ創りあげることができただろうか。
「子どもの権利」についての総合的な条例を制定している自治体がどれだけあるか、調べてみた。
全貌はつかめなかったが、増えていることは事実だ。
一方、逆流もある。「教育は2万%強制」と言い放った維新の会代表・橋下大阪市長の発言などは最たるもの。
国連子どもの権利委員会による「日本の子ども達が過度な競争にさらされている」ことの指摘、改善の求めに真摯に応えるどころか、「学力テストの学校別結果公表」など、さらに競争を強める動きさえある。
基礎自治体が「子ども・子育て支援」に取り組む計画をつくるとき。
「子どもの人格、子どもの幸福、子どもの権利」について、問い直す必要があるように思う。
まずは、私自身が「子どもの権利条約」の前文・条文を、もう一度しっかり読み直してみようと思う。
5月生まれの○ちゃん。まもなく2歳。1年前、1歳のお誕生日に、娘は食パンを土台にイチゴを飾って○ちゃんのために「特別なケーキ」を作った。ローソクを1本立てて。
今年の誕生日のケーキの試作品を試食した○ちゃん。
う~ん、おいしい
「もっと欲しい」と泣きました
大きな声で、いっぱい泣きました。
「子どもは未成熟なもの」「だからおとなが教え導くことが、教育だ。権利だけではなく義務を教えないとまともな人間に育たない」という人がいます。
そういう論調で、自治体の「子どもの権利条例」を「危険な動き」と言う研究者の発言も目にします。
確かに「子どもは未成熟」ではありますが、その小さな体の内側に「育つ力」を抱えている。
生命の力、育つ力の不思議さと力強さに、驚いたり感動したり・・・。
娘たちが伝えてくれる○クン(3歳半)、○ちゃん(もうすぐ2歳)、○みちゃん(8ヶ月)の成長は私にとって「子どもの権利条約」について学ぶ教材でもあります。