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「小川糸さんが好きすぎて、新聞が読めない」とあるときに言いました。
朝、起きたら新聞よりも、まっさきに小川糸さん。
仕事がたまるか、寝不足になるかなので、しばらくお預けにすることに。
最初の1ページを開かなければ、きれいな表紙カバーを眺めて、そのうち読もうと思っているだけで満足。
病院の特別委員会が終わり、「最初の1ページ」を開いたら、やっぱり止まらなくなりました。
そして仕事が滞って、寝不足になりました。
小説の中に出てくる出来事は、あまりにも「あり得ない」ことなのに、いつのまにか登場人物がリアリティをもってイメージできる。歳の離れた同性愛のカップルとその子ども達、二人の母と二人の子ども、4人の家族。4人のそれぞれが心の中で、大切な友達のようです。
著者;小川 糸
集英社文庫