この本の著者、荒井良二さんの作品との出会いは、6年半ほど前の信州安曇野の原画展でした。
その時のブログを、なつかしく読み直しています。
手元にあるのは、そのときに購入した「きょうというひ」という1冊ですが、図書館や書店に行くと、この作者の本を探します。
先日、嬉しいことがあった日に、眺めていた書店の本棚で、手にとった本です。
帰ってからページをめくって、「いいなあ、好きだなあ」としみじみと、ほのぼのと・・・。
心が暖かく満たされる幸せな時間を過ごしました。
翌日、商店街の2回目の「絵本cafe」、この日はスタッフのひとりとしての参加でしたが、この本を持参して他のたくさんの本たちと並べておきました。
そしたら、仲間の一人が、この本を手にとって読んでくれました。
みんなが、じっと聴いてくれました。
誰かに読んでもらうと、ひとりで読むより、もっと幸せな気持ちになりました。
文・絵 荒井良二
発行所 偕成社