こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

「健康で文化的な生活」の保障を!

2018-02-06 23:58:52 | 社会保障
昨日衆議院予算委員会での志位委員長の質問。

生活保護を使いやすくするための緊急提案。


4項目の「提案」のトップに「法律の名称を『生活保障法』に変える」


「生活保護」は憲法25条に基づく生存権の保障、「生存権」とは単に生物としての生命の維持ではなく、「健康で文化的な生活」の保障。「人としての尊厳を保つ暮らし」を保障したものだ。

多くの方の生活保護申請にこれまで同行する機会があったが、その多くの方が「できれば、受けたくない」「恥ずかしい」と言われた。

「憲法に基づく社会保障制度の活用を『恥ずかしい』と感じさせる。この国の政治と社会の現実が恥ずかしいことだと思う」と、私は言い続けてきた。


長年、生きてきたことにふさわしい年金の保障、働きに応じた賃金の保障。そして病気の治療、様々な障害があっても暮らせる支え。それらが圧倒的に不十分であることこそ問題だ。


2013年12月議会の一般質問で、「生活保護行政」について問うた。


当時の「生活保護のしおり」に「一日も早く生活保護からの自立を」を書いてあることを問題にした。

その後「しおり」の表現はあらためられた。


志位委員長の「「総理の口から『生活保護を利用することは恥ずかしいことではない。憲法に基づく国見の正当な権利だ』との表明を」の求めに、安倍総理は最後まで応えなかった。

「憲法に基づく権利」を明言できない首相に「憲法」を語る資格はないのではないか?と改めて思う
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