こんにちは! ただち恵子です

政治と社会、日々の暮らしの小さな喜び。思いつくままに綴ります。

老々介護の日々の末に・・・「鉄道事故死」判決に思う

2014-04-25 23:26:44 | 社会保障
市政報告懇談会、今夜もいろいろ、意見をいただいた。

「新しく開通した道路、事故が多いのでは?安全対策考えて欲しい」

「お隣の高石市では、家庭ごみを出すのに一定量までは無料のシール。一袋目から有料の泉大津とは大きな違い」

などなど・・・・。



介護保険の関連から、昨日、判決が出た愛知県の鉄道事故のことも話題になった。(私が話題にしたのですが・・・)

91歳の男性が線路内で死亡した事故で、JR東海は遺族に賠償責任を求めた。1審判決の約半額とはいえ、家族の責任を問うもの。

毎日新聞の記事によれば「認知症で要介護4に認定されていた男性が、妻のまどろんだ数分間に一人で外出し、・・・線路内に入り列車にはねられた」

85歳の妻が「数分間まどろんだ」ことが罪になるのだろうか?



夫を介護し、そして看取った方々の話をたくさん、お聞きしてきた。


判決は、この国で私たちが直面する「介護の現実」から遠く離れたものだと思う。

「介護を社会全体で支える」というスローガンはどこへ行ったのか?

そのことが問われなければならないのだと思う。




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1 コメント

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難しい問題ですね (tweety)
2014-04-26 13:31:33
たとえ老々介護でなくても要介護4となると大変です。
90越えたって動きが速くて20代の人が動いても間に合わない事態だったかもしれない。
たとえ誰かが止めたとしてもわからず振り払って行ってしまったかもと想像しちゃいます。
国はその辺理解してるのかなとか。
高齢者だから力がないとか思われてるのかなとか。

現場じゃスタッフより力あるんやないかと。普通にエルボー受けたり、スタッフが痣だらけだったり。そういう現実は見えるのかなと思ってしまいます。
こちらは勿論手は出せないから相手の安全確保しながら対応しなくちゃいけないし。
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