中国軍副参謀総長の孫建国海軍上将が人工島建設の目的を「軍事防衛の必要を満たすため」であると軍事目的を明確にした。
2千メートルの滑走路があれば380人のB777-200型機が就航でき、軍用機なら楽に離着陸できるから“不沈空母”が南シナ海の真ん中に出現することになる。
孫上将はこの埋め立ての「即刻中止」を求める米国に、「自らの主観に基づく無責任な発言をするのは控えよ」と突き放し、領有権を争うベトナムやフィリピンには「小国は挑発的な行為をとるべきではない」と批判した。“不沈空母”は覇権奪取の野望なのか。
もはや習主席周辺の強硬派は「49年目標」を隠そうともせず、公然と「100年マラソン」と呼んでいるという。
先の中国国防白書による「軍事抗争への準備」という威嚇は、300年前の帝国主義時代に引き戻されたようである。実際に彼らは中国を、世界の国内総生産(GDP)の3分の1を占めていた300年前の時代への回帰を目指している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150606-00000536-san-cn
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