◆アメリカの黒人教会で銃撃事件 人種差別を乗り越えるには?
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9780
アメリカで人種差別に基づいた白人による黒人殺害事件が頻発している。18日にも、米サウスカロライナ州の黒人向け教会で21歳の白人男性が銃を乱射し、9人を死亡させた事件が起きた。
同教会は、アメリカで最古の黒人教会のひとつ。容疑者は聖書を学ぶ集会に参加し、黒人を侮辱する言葉を叫んで他の参加者に向けて銃を乱射した。この教会の牧師で、州上院議員のクレメンタ・ピンクニー氏も亡くなっている。
警察はこの犯行を「憎悪犯罪(ヘイトクライム)」と見ているという。容疑者がフェイスブックに載せた自身の写真は、アパルトヘイト(人種隔離政策)時代の南アフリカ共和国の国旗をワッペンとして付けた服を着ているものだ。
オバマ大統領は事件を受けて、「黒人教会が襲われたのは初めてではない」「危害を加えたい人が容易に銃を手にすることができるのが要因だ」と、銃規制の必要性を訴えた。
◎動機がある限り、悲劇は続く
ただ、手段を封じても、動機が存在する限り、類似の犯罪は止められないだろう。
人種差別を本当に終わらせる考え方は、幸福の科学の霊的人生観にある。人間の本質は魂であり、この世とあの世を生まれ変わりながら魂修行をしている。生まれる国や性別、人種なども、地上に生まれるたびに選んでくる。つまり、差別している相手と、過去世で同じ立場だった可能性があるということだ。
◎マンデラ大統領の霊言「魂に色はない」
南アフリカでアパルトヘイト(人種隔離政策)を終わらせた、ネルソン・マンデラ大統領の霊は、死後4時間で大川隆法・幸福の科学総裁の元を訪れた。その後収録された霊言で、マンデラ霊は魂について、次のように語っている(『ネルソン・マンデラ ラスト・メッセージ』所収)。
「ある人は白人として生まれ、ある人は黄色人種として生まれ、ある人は黒人として生まれていますが、彼らは根本において平等なのです」「魂そのものには色がありません。魂は透明です。色はないのです。魂とは考えるエネルギーであり、活動するエネルギーにほかなりません」
こうした「転生輪廻」という霊的人生観を受け入れるとき、人類は人種差別を乗り越えることができるだろう。(居)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『ネルソン・マンデラ ラスト・メッセージ』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1075
【関連記事】
2015年2月号記事 オバマ米大統領は人種対立を解決できるか - The Liberty Opinion 1
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2014年11月26日付本欄 黒人射殺の白人警官が不起訴 オバマがトップでも、人種差別が消えない背景
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8815
香港デモ主導団体が、天安門事件の追悼集会に不参加
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9781
香港の行政長官を選ぶ選挙において、中国政府の意向に合わない立候補者を事実上「封印」できる改革案が否決された。香港で世界標準の選挙制度が維持されるかどうかは、今後も注目されるだろう。
◎香港の「天安門事件」追悼集会が4.5万人減
そんな香港の民主主義の前途を占う上で、一つ重要なデータがある。
それは、4日に香港で開催された天安門事件の追悼集会の参加者が、18万人から13.5万人へと激減しているという事実だ。
19日付産経新聞(電子版)では、昨年の香港デモを主導した「香港専上学生連会(学連)」が、同追悼集会への不参加を表明したことを取り上げている。
学連は、追悼集会を主催する民主派団体が『民主的な中国の建設』を掲げていることに反発。香港の民主化を優先するべきだと主張する。同記事はこうした現象を、香港の若者の「脱中国」志向と、「香港人アイデンティティー」の強まりを示す動きとして注目している。
◎中国に無関心では 「革命」の先行きは怪しい
香港人としてのアイデンティティーが高まることは、中国からの独立を確保する上で重要だ。しかし、香港で天安門事件や中国民主化を他人事としか捉えない若者が増えていることは、問題ではないだろうか。
昨年の「雨傘革命」と言われたデモが尻すぼみになったことを見れば、香港の民主化勢力のみで、中国共産党の圧力を跳ね返すことが難しいのは明らか。香港の民主化勢力は、中国内の民主化勢力とも連帯し、天安門事件の重大性を世界に訴えることで国際的な支援を得るべきだ。
◎日本も天安門事件に関心持つべき
翻って日本も、「天安門事件」に無関心であってはならない。事件の真相解明を中国政府に要求することで、中国と香港の民主化勢力を支援すべきだ。また、「現代に起きた人権弾圧を謝罪できない中国に、歴史問題で他国に言いがかりをつける権利はない」とも、はっきり主張しなければならない。
天安門事件から26年が経ち、世代交代もあった。香港でも中国でも、事件や中国民主化に無関心な若者は増えている。当時の記憶を生々しく覚えている人々が民主化運動を担っている間に、国際的に協調し、中国に事件の清算を求めるべきだ。(遠)
【関連記事】
2015年6月18日付本欄 香港で選挙改革案が否決 日米欧は「中国の香港化」に支援を
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2015年6月4日付本欄 天安門事件から26年 遺族が共産党批判の声明を発表 中国に「自由の革命」を
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9721
2015年6月3日付本欄 中国客船事故 情報統制で何を守るつもりか
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9717
◆日韓外相会談で日本に歩み寄る韓国 日本は歴史問題で妥協する必要はない
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9782
日本と韓国が、国交を正常化する日韓基本条約に調印してから、22日で50年を迎えた。安倍晋三首相、朴槿恵大統領は、東京とソウルで開かれた記念式典に参加した。
当初、両首脳は欠席の予定だったが、21日に行われた岸田文雄外相と韓国の尹炳世外相との外相会談を経て出席を決めたようだ。
会談では、今まで韓国が頑なに否定していた、「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産登録について両国が協力することで一致。日韓の関係改善を妨げている慰安婦問題についても深入りはせず、韓国が日本に歩み寄った形となった。
会談を報じた各紙は、「世界遺産に協力」「日韓首脳会談の早期開催を目指す」という点を強調しているが、実際は、自国の安全保障問題の先行きが見えない韓国から日本に対する、「関係を改善したい」というメッセージだろう。それは次のような会談内容からも垣間見える。
まず、日本で集団的自衛権の行使を具体化する安全保障関連法案が審議されていることについて、尹外相は「日本側から透明性を持って説明があったことを評価している」と評価した。
また、北朝鮮の核・ミサイル問題に関しては、日米韓で連携していくことを確認し合った。
背景には、日本との連携を図らなければ、安全保障上きわめて厳しい局面に立たされる韓国の弱い立場がある。
韓国は、同盟国であるアメリカの反対を押し切って、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に参加。しかし、国防についてはアメリカに頼らざるを得ない。
今年3月には、韓国国内に配備される予定である米軍の新ミサイル防衛システムについて、中国が「地域の平和と安定を損なう」と主張し、韓国にも懸念を表明した。これに対しては韓国も珍しく、「我が国の安全保障政策に影響を及ぼそうとすべきではない」と発言した。
韓国のこうした外交姿勢には、米中のどちらに軸足を置くべきかという迷いが感じられる。だが、北朝鮮の核の脅威は高まる一方なのに、中国は同盟国である北朝鮮の暴走を止めないばかりか、南シナ海の島を次々と埋め立て、野心をむき出しにしている。韓国は中国に自国の未来を委ねることは現実的な選択肢ではなく、中国に飲み込まれてしまう可能性が高いという現実を直視し始めたのだろう。
韓国が自国を守るためには、同盟国であるアメリカとの連携や、そのアメリカをバックアップする日本との関係改善が必要である。韓国もそのことに気づき始めてはいるようだ。
ゆえに日本は外交上解決している歴史問題で妥協する必要はない。むしろ、日本はアジアの平和と安定に対する責任を自覚し、中国や韓国をも民主主義国家に導く力を持つべきだろう。(佳)
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2015年7月号記事 厄介な国、中国・韓国との付き合い方 - 編集長コラム
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2015年6月20日付本欄 日韓国交正常化50周年 韓国は日本の貢献を認め、誠実な外交を
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9774
安倍内閣の支持率が落ちた。当然の結果だ。危機を全く感じていない平和ボケした国民は安保法制をナゼ急ぐのか、まったく理解していない。
安倍さんが真実を言わないことが原因だ。
「脅威的に増大している中国の軍事力に対して日本だけでは、もはや日本を守れません。将来、中国に侵略される恐れがあります。中国の核ミサイルが日本の主要都市に標準が合わされ、いつでも発射できます。
その為にアメリカの軍事力が必要です。その選択しかありません。他にはありません!」と言えば理解されるのに、真実を言わないから、支持率は落ちてゆく。
なぜ、安保法制をナゼ急ぐのか真実を毅然と国民に説明すべきです。