元幸福の科学の会員で1987年より三十数年間、在籍し、活動をしてきました。その間を振りかえります。

最初は勉強会だったのに大川隆法氏は1991年に突然に自分は地球神・エルカンターレだと宣言し、宗教法人となった。

インド洋にじわじわと忍び寄る中国の脅威【インド安全保障専門家チェラニー氏に聞く(1)】

2015-06-15 12:39:29 | 日記

インド洋にじわじわと忍び寄る中国の脅威【インド安全保障専門家チェラニー氏に聞く(1)】
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9753

 

ブラーマ・チェラニー

プロフィール

(Brahma Chellaney) インド・政策研究センター教授。戦略問題専門家。インド外務相の政策顧問団メンバー。2001年までインド政府国家安全保障会議(NSC)顧問として対外安全保障グループ座長を務めた。著作に『中国、インド、そして日本の興隆』など。

本誌7月号では、インドで中国の「サラミ・スライシング戦略」について訴えてきた、インド・政策研究センター教授のブラーマ・チェラニー氏に、インドの立場から中国の脅威について話を聴いた。誌幅の関係上、収録できなかった内容を含め、2回にわたってお送りする。1回目は、中国の「一帯一路」構想をどう見るか。

 

「一帯一路」構想は「真珠の首飾り戦略」を温和に言い換えただけ

――習近平国家主席は「一帯一路」構想を発表しました。これは、インドではどのように受け止められていますか。

ブラーマ・チェラニー(以下、チ): 中国共産党政府の「一帯一路」構想、つまり、2つのシルクロード構想は、習氏の構想の一つです。これは、中国が東南アジアに進出し、そして中東にまで進出して、世界で大きな力を持つということです。このプロジェクトによって、中国は経済的な影響力を築くことができるので、中国の領域が広がっていくことになります。

 

中国は海のシルクロード構想において、インドを引きこもうとしています。海のシルクロードというのは、実際は、「真珠の首飾り戦略」(中国が、香港からスーダンまでの沿岸各地に軍港やインフラ投資を行い、シーレーンを確保しようとする戦略)の温和な呼び方なのです。この新しい名前を使うことで、中国共産党政府は、「ウィン―ウィン」の貿易関係を演出し、市場を主導しようとしています。

 

インド洋では、アメリカの優位が揺らいでいますし、アメリカは離れつつあります。中国は今、南シナ海での動きと同じように目立たないよう、インド洋へと進出しつつあります。

 

 

中国は少しずつ国境線を変えようとしている

――あなたは、中国の戦略を、じわじわと領土を削り取っていくという意味で「サラミ・スライシング」と呼んでいます。中国が、こうした戦略をとっていると確信を持ったのは、いつ、どの事象を受けてのことだったのですか。

: 私は長らく、中国がひっそりと、水面下で「事実」を積み上げてきた努力を追ってきました。中国は密かに、近隣諸国の境界地を侵略し続けており、これがアジアの不安定化要素の鍵であることが明らかになってきました。中国の海軍や空軍の一部が南シナ海、東シナ海で活動している間にも、山あいのインドとの国境付近では陸軍が活発に活動し、少しずつ国境線を変えようとしてきました。

 

「サラミ・スライシング」戦略は、それ自体は開戦の原因とならないような、小さな行動を進めていくものです。しかし、時間が経つと、累積的に中国の意図する戦略的な変化になっていきます。水面下で武力侵略を進めることで、中国は、対象となる国家の選択肢を厳しく制限することを目指しています。その国の防衛計画を破壊したり、あるいは効果的な抵抗策を取りにくくするのです。

 

領土の現状を変えていく戦略は、中華人民共和国ができた1949年からずっと続いている事業といえます。初期には、新疆ウイグルやチベット高原に領土を広げたことにより、中国の領土は二倍以上になりました。

 

続いて、1954年から1962年の間には、中国の勢力は、インドとパキスタンの国境にある、スイスと同じくらいの広さのアクサイチン高原にまで広がりました。そして1974年には西沙諸島、1988年にはジョンソン南礁、1995年にはミスチーフ礁、最近では、スカボロー礁へと広がっています。

 

現在、中国はサラミ・スライシングを、化石燃料を得る、そして漁獲を増やすという名目で使っています。全ては、領土と領海を主張するためのものです。東シナ海の防空識別圏の設定も、その例ということになります。アジアの安全保障について、中国は、他国の関心を集めないようにしながら境界線を引き直そうと努力しているのです。

 

 

インドの政治家には「海洋国家である」という自覚が薄い

――中国の「サラミ・スライシング」戦略は、インド洋まで及んでくると考えていますか。

: インド洋は、世界一のエネルギー輸送量を誇る貿易上重要なシーレーンです。そして、インドは、インド洋において特に支配的な位置にある国です。中国の海のシルクロード構想にとって脅威と言えるのです。

 

しかし、インドは海洋勢力であるにもかかわらず、インドの政治家の側には、中国との問題は「陸地のフロンティア」であるという強迫観念があります。中国とパキスタンとの国境に、関心が固定されてしまっているのです。

 

インドは、「歴史的に主要な海洋国家である」という事実に目を向け、マインドセットを変えるべきです。もし、インドが海上の領域を無視し続ければ、中国の脅威は海から現れてきて、その結果、中国のインド包囲が完成してしまうでしょう。

 

 

――中国が南シナ海を支配したとして、それはインドにどのような影響を与えますか?

: 南シナ海は、インドにとって重要です。中国の近隣国家との関係は、国際法でなく、中国の意図によって作られた歴史に基づいていることを思い出してみましょう。もし、中国が南シナ海ルートを手中に収めたならば、インドを含めた他国に対しては、より攻撃的になるだろうことが予想されます。

 

それに、南シナ海はインド洋に対しての影響という意味では重大なものがあります。南シナ海における勢力争いは、中国中心のアジアを作り出そう、という中国の意図の中核をなしています。もしそうなれば、そのすぐ西側に位置するインド洋にも大きな影響があります。インド洋から南シナ海を抜けて太平洋に出ることもできなくなってしまう。中国によるアジアでの力の統合は、インドの利益を直接減らすことになるでしょう。(続く)

 

【関連書籍】

幸福の科学出版 『真の平和に向けて 沖縄の未来と日本の国家戦略』 大川隆法著

https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1464

 

【関連記事】

2015年7月号記事 「中国の夢」は日米の悪夢 - 日米vs.中国「新冷戦」の始まり - 2023年習近平が世界を支配する - 日本がとるべき3つの国家戦略 Part.2

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9669

 

2015年5月10日付本欄 インドあれこれ 「先進国か、発展途上国か」の議論を超えて【インドレポート(5)】

http://the-liberty.com/article.php?item_id=9601



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UFO会議が世界で次々開催 地球人類はどこから来たのか

2015-06-15 12:39:08 | 日記

◆UFO会議が世界で次々開催 地球人類はどこから来たのか【UFO後進国日本の目を覚まそう!】
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9754

今年も世界最大級のUFO会議「コンタクト・イン・デザート」が、カリフォルニア州のジョシュア・ツリーで5月下旬に開催された。全国紙のUSA TODAYや地元紙のThe Desert Sun、地元テレビ局KMIR NEWSなどが伝えた。


◎3年間で急成長し大盛況

この会議は3年間で急成長しており、50のレクチャーに参加者は2000名を超え大盛況だったようだ。ヒストリーチャンネルやディスカバリーチャンネル、SFチャンネルにBBCなどのUFO関連のドキュメンタリーでおなじみのUFO研究者や、NASAの元宇宙飛行士、政府関係者といった講師陣が、あらゆる方面の最新情報を発表した。そのジャンルは、古代宇宙飛行士説やシュメール文明とET、実際の宇宙飛行で目撃したUFOやUFOテクノロジーなど様々だ。

UFOヒストリアン(歴史家)のリチャード・ドーラン氏は、どのようにして政府の情報隠蔽が終わり、その後何が起こるのかを初めて分析した人物だ。彼は講義で、今、世界では何かが深い所で進行中であるとした上で、地球文明における信仰や支配のシステムとは異なる隠れた社会が出現しつつあると述べた。

アブダクション研究の専門家、イボンヌ・スミス氏は、1994年3月にサンディエゴのホテルでUFO会議に参加した時に起こった大量のアブダクションについて語った。その事件の衝撃もあって、会議の参加者たちは彼女のアブダクション支援グループのメンバーになったという。


◎オーストラリア、イギリス、カナダでもUFO会議が開催予定

今年の2月には、1991年から始まった別の世界最大級「国際UFO会議」が開催された。世界最大のUFOネットワークであるMUFONのシンポジウムは9月24日から27日に開催予定だ。

オーストラリアでは7月に同様の「NEXUS会議」が、イギリスでは6月にスコットランドのエジンバラでUFO 会議が、また8月1日にイギリス最大のエイリアン・アブダクションの会議がヘイスティングスで開催予定。カナダでも6月にオンタリオで「エイリアン・コズミック・エキスポ2015」が開催される。どれも、元政府関係者や軍人、学者などによる真剣な会議である。

参加者たちは、我々は誰なのか、神とは何なのか、自分たちはどこから来たのかという根本的な疑問に関心を持っているようだ。UFO会議は先進国だけではなく、東南アジア、インドでも開催され、報道されている。世界的に未解決のUFO目撃事件が多発する中、人類は宇宙の一員として自分たちの存在理由を模索し始めているようだ。(純)

【関連サイト】
映画「UFO学園の秘密」☆最新映像☆
https://www.youtube.com/watch?v=Y4xjmvVDtZM

映画「UFO学園の秘密」
http://hspicturesstudio.jp/laws-of-universe-0/

日本人だけが知らない!? UFO・宇宙人情報まとめサイト
http://ufo.happy-science.jp/

【関連記事】
2015年6月8日付本欄 スターウォーズのような宇宙航行を可能にする“発想の転換"とは? 宇宙探査の未来(2)【UFO後進国日本の目を覚まそう!】
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9733

2015年4月30日付本欄 91歳の元国防相 UFO情報開示の講演をしながらカナダ横断 【UFO後進国日本の目を覚まそう!】
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9565

2015年6月号記事 目を覚ませ! UFO後進国ニッポン - 米中は「宇宙人技術」を持っている
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9532


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イスラエルが放射性物質をばらまく「汚い爆弾」をテスト 日本の原発問題の教訓とは

2015-06-15 12:37:03 | 日記

◆イスラエルが放射性物質をばらまく「汚い爆弾」をテスト 日本の原発問題の教訓とは
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9755

イスラエルがこのほど、放射性物質が入ったダーティー・ボム「汚い爆弾」のテストを行ったことを、イスラエルのハーレッツ紙が報じている。

「汚い爆弾」は核兵器と違い、核爆発を起こすわけではない。この爆弾は、内部の核物質を拡散させることを目的としている。市街の中心などで「汚い爆弾」を爆発させ、周囲を核汚染してしまうのだ。以前から欧米は、テロリストが核爆弾の代わりに、比較的安上がりな「汚い爆弾」を使用したテロ行為に及ぶ可能性に懸念を示してきた。

イスラエルが砂漠で行ったテストは、「汚い爆弾」による攻撃があった場合、どの程度の被害が出るかを検討するためだ。


◎もっとも大きな被害は「精神的なもの」

テストの結果、爆発の中心地では高濃度の放射線が観測されたが、風などによって運ばれた放射性物質は人体に大した被害をもたらさないとのことだ。

また、デパートなど屋内の空調システムに放射性物質をばら撒いた場合も、ほとんどの物質が空調のフィルターに絡まってしまうため、そのような攻撃方法は効果がないとの結論に達した。

「汚い爆弾」によるもっとも大きな被害は、精神的なものであることが、今回のテストで分かったと言えるだろう。

日本の福島原発問題でも同じようなことが言える。マスコミの風評被害が「放射能」の恐怖を煽り、それに迎合する形で、政府が避難指示などを誤って、この問題を大げさにした。しかし、実際に福島原発の放射能で亡くなった人間は一人もいない。


◎政府やマスコミは原発の恩恵とリスクを正しく説明すべき

イスラエルがこのほど行ったテストのように、先進国では非常事態を想定して、事前にテストや実験をする。それは、いざという時の対応を決めるだけでなく、何が危険で、何が危険ではないのかという理解を深め、市民にいらぬ不安や恐怖を与えないという意味でも非常に重要だ。

人は目に見えないものや、理解できないものを恐れる。だからこそ、マスコミや政府は本来、「正しい理解」を促すために、国民に説明をする責任があるはずだ。現在、原発の推進・反対で世論が割れているが、日本のエネルギー問題を鑑みれば、原発の再稼動以外に選択肢はないはずである。

原発の恩恵とリスクを正しく説明することを、政府やマスコミに求めたい。(中)

【関連記事】
2015年7月号記事 福島から発信する不幸を発展に転じる精神 - 「天使は見捨てない」 - 大川隆法総裁 法話・霊言ガイド
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9665

2015年6月7日付本欄 国際原子力シンポに世界の女性技術者・学者ら結集 事実に根差した原子力の未来を語る 
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9729

2015年5月16日付本欄 脱原発を進めると中国に侵略される 台湾が日本産食品の輸入規制を強化
http://the-liberty.com/article.php?item_id=9622


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