山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

蛤岳から背振山へ

2021-06-21 21:02:24 | 福岡県の山
2021年6月19日(土)晴れ

お気に入りの蛤岳から背振に行くことが出来るらしいので、行ってみることにしました。
前半が蒸し暑くて、汗だらだら。
蛤水道から脊振は、長く遠くに感じられましたが、気持ちよい歩きでした。

登山口
坂本峠からだと距離がありますが、ここからだと近くていいです。

「あの石、何かの形に見えるよ、面白いね」
「何の形?何?」
「何かはわからんけど~なんやろ」…いつもこんな感じの会話(#^.^#)

さっさと登って蛤岳山頂。今日はガスっていて何も見えません。

では、脊振に向かいましょう!!
気持ちいいです。

分岐。背振まで3.5kmです。さあ、頑張らなくちゃです。

開けたところ(林道?)に出るまではよかったのですが~
ここからが結構遠かったのです。


下調べでは、たいした急登もなく、歩きやすい縦走路だと認識していたのですが、やはり「山」です。
アップダウンが無いわけじゃない(^^;)

先ずは笹ブッシュ。

見えんよーー!


脊振山まであと1,7km。
風が通れば、気持ちいいだろうに、今日は蒸し暑くて早くもバテ気味です。

とうとう、座り込んで休憩です。
汗だらだら、びっちょこ!
私の顔は真っ赤になって、頭からは湯気でも出そうだったそうです。
水分しっかりとって、レモングミを食べて休憩していたら、目の先に見えるのはツルアルドオシでしょうか。


ちっこいねー。
開いていたらいいのに、わからんよー。

休憩の後、元気を出して歩いていたのに、この下り木段。
下るっていうのは、この先に登りがあるのよねー。


急な上りは出てきませんでしたが、木道が続きました。
昨日の雨で濡れて、滑りそうでオタオター。



壊れていて危ないところは、横を巻けるようになっていました。
早く直していただけるといいですね。

たにし仏(密教金剛像として祀られていたらしい)

しばらく階段を上っていると「見えたよー」と夫殿の声。


夫殿が見たのは「山頂ドーム」
私が見たのは「自販機」
冷たいカフェオレを頂きました。ゴックン、ゴックン。

もう、そこなのですが、この石段がきついのよねー。暑いし。

やれやれやっと着きました!!

風が吹いて気持ちいい~~!!
吸い込まれそうーー!

ほんっとに気持ちいい!風がいい!
脊振山に登ったのは何年ぶりだろう。
蛤岳から背振へ歩くなんて思ってもみなかったよ。
お腹空いて、がつがつ食べて、またごくごく飲んで、深呼吸したら帰りましょう。

向こうのドームの右下辺りを歩いてきたのよね。
蛤岳はその奥だから、ここからは見えない。

来るときには目に入らなかったオカトラノオ。
咲いていなくて残念。


葉っぱの裏の奥に、空の青さが目に沁みる。


林道から蛤岳の山域に入ると、ゆっくり歩かないと勿体ない。
癒しの森を歩きながら「ここはいいねー」と何度も繰り返しました。


ひっそりとヤマアジサイも綺麗です。

こちらは終わっていて残念。丁度の時に行かなくちゃですね。


山頂には上がらず、水道横を通って帰りました。


距離を感じましたが、新緑の季節や、紅葉の秋にはもっと気持ちよく歩けそうです。
その頃、また来るかな?

本日の行程
登山口(8:29)~蛤岳山頂(8:59)~林道出合(10:00)たにし仏(11:44)~脊振山山頂(12:05~12:36)~下山口(15:36)
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何故に宝満山?

2021-06-14 20:24:01 | 福岡県の山
2021年6月12日(土)曇り

梅雨の季節で天気予報は雨と曇り。
雨でも歩けるところはどこだろう。
去年の六月を見てみると、宝満山に正面から登って、大ヘタレしている。
一昨年の六月も宝満山←これは山友さん達と楽しかった。
その前の年は八女オルレ。
も一つ前は嬉野オルレ。

この時期、天気予報で☂マークがつくと困ります。
根性無しなので、雨でも何とか滑らず、楽に歩ける山をと思うのですが、ちっとも思いつきません。
登山道が暗く、足元がびっしょり濡れるのも嫌です。

でもって、なぜに宝満山?
全くもって、何故に宝満山なのよ、と思うのです。
な~~ぜ??

登山道が広いので、鬱蒼としてなく、雨の日も何とか明るいから。
石段ばかりだから、泥でじゅるっと汚れないし、濡れた草が足に纏わりつくことはないから。
~~とかなんとか言いながら出かけました。
疲れる宝満山に。

今日は行者道とか、カモシカ道とか、羅漢道とか、そんな険しいコースはとんでもなく、それでも十分にきつい正面登山道から行きます。

竈門神社に向かう最初の鳥居は、緑に覆われています。
今日は人が少ないみたい。


紫陽花の花がお洒落に飾られていました。(去年は風鈴だった)

夫殿が「宝満山を登るカエル」を撮っています。


テレビや新聞でも紹介された有名な「修験の霊峰の頂を目指すヒキガエル」です。
1センチも無いくらいちっこいのですが~正直なところ可愛くない~(@_@。

とはいえ、40日もかけて一生懸命登るんだものね。
ヘタレの私より、うんと偉いねって、褒めてあげよう。

毎日登っていらっしゃるような常連さんが多く、ひょいひょいと抜かれます。


蒸し暑くて、何度も休憩しました。
雨は降らないものの、霞んでいますね。


百段ガンギまでくれば、大丈夫!
ここまでがきついのです。


中宮跡ではいつもコーヒー休憩します。


岩が濡れているので、滑らないように気をつけて。

山頂に着きました!!


今日は人がいないので、絶景ポイントも独占できました。
たっぷりおにぎり休憩です。

少しの縦走路を楽しみたいので、仏頂山へ寄って、

女道経由でとっとこ下りてきました。


普通に登って、普通に下りたのですが、疲れましたよ(^-^)
駐車場に戻ると、救急車と救助車がサイレンを鳴らしてやってきました。
何かあったのでしょうか。
岩の宝満山で足を滑らせたりしたら大変なので、注意して歩きましたが、やはり十分気をつけないといけないですね。

竈門神社(7:40)~中宮(9:44)~山頂(10:24)~仏頂山(11:15)~キャンプ場(11:37)~下山竈門神社(13:40)

本日の一番!ヒトツボクロ。

キリンソウ

ヤマシグレ。




キャンプ場のギボウシはまだ蕾でした。

汗びっしょりになって、「あー、きつかった」しか言えないのに、何故かすっきりとして、気持ちいい。
宝満山は不思議な山です。
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英彦山

2021-06-08 22:27:52 | 福岡県の山
2021年6月6日(日)晴れ

「英彦山のオオヤマレンゲが見ごろですよ」と、お誘いいただき大喜びで見に行きました。
九重・猟師山では何度か見たけれど、ちょうどいい時期に英彦山のオオヤマレンゲを見たのは夫殿だけです。
なので、今日を楽しみにしていました。


高住神社からスタートしようとしていると、Hさんご夫妻に会いました。
望雲台~北岳の肩~裏英彦山を回るそうで、その健脚に驚きですが、私達は何しろこの私がいるので、山友さん達にゆっくり歩きをお願いしています。
だってね、この上りです。

この岩、削られたような、擦ったような跡がちょっと怖いです。
どこからか、転がり落ちてきたのでしょうか?


溶岩の壁横のオオヤマレンゲ
木で囲われて、大切にされています。


さすがに品があって、綺麗ですね。


光を受けて透けて見えます。

ひとしきり撮影して、北岳の肩まで歩いて、大休憩。

可愛いドウダンツツジを見て歓声を上げ、次はいよいよ北岳山頂ですね。


立派な山頂標識が素晴らしいです!!
ありがとうございます。

中岳への縦走路は大好きなところ。

気持ちいいですねーー。

中岳へ着きましたが、上宮は倒壊の恐れがあるので、立ち入り禁止となっていました。

下の写真は下山の際に回り込んで写したものですが、痛々しいです。
早く修復されるといいですね。


中宮手前の古い大きな木が倒れていて、切ない。


古い木、不思議な趣の木を、あちこちで宮ちゃんに教えていただきました。
もっと、ちゃんと写真を撮っておけばよかったなあ。

これは綺麗ですね。


下山は正面道で、相当久しぶりですがタツナミソウに励まされます。


奉幣殿まで下りてきてほっとしました。楽しかった!!
ヒメシャラの一筋の紅いろがまたいいですね。


こうした人たちに出会えるのも、英彦山ならではですね。

昨日に続いての連チャン山歩きでしたがゆっくり歩いてもらい、休憩しては気楽におしゃべりもできて、よかったです。

お花先生のおかげで、たくさんの花を見ることが出来ました。
森の貴婦人。


ドウダンツツジは色の濃いのや、薄いの、それぞれ可愛くて好きです。




コツクバネウツギ


二色ウツギ




ツクシガシワ


ハンショウヅル



コバノフユイチゴ


クモキリソウ


イナモリソウ


お花先生、宮ちゃん、楽しい時間をありがとうございました。
いい一日になりました。
またご一緒できますように。

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二丈岳・女岳と野河内の紫陽花

2021-06-07 20:45:51 | 福岡県の山
2021年6月5日(土)晴れ

本来は往還倶楽部のメンバーで、九重三俣山にミヤマキリシマを見に行く予定でしたが、コロナ自粛で中止となり、私達とグリーンちゃんの三人で、二丈岳を楽しみ、女岳に汗を流してきました。
二丈岳はグリーンちゃんの行きたい山でもあったので、案内することができて良かっ
たです。
さらに帰りには、野河内のアジサイ植栽地に寄りました。
それはそれは見事なアジサイが咲き誇り、うっとりでした。

ゆらりんこ橋からスタートして、滝の連続にも喜んでもらいました。


小学校に通う真名子地域の子ども達が雨宿りをした「家の石」。


新緑の向こうに明神の滝


木の根っこがむき出しになってる、グリーンちゃんが驚きます。
新鮮な感動に、こちらも嬉しくなりました。


エイヤッ!
割れましたね(#^.^#)


二丈岳山頂。
もっと高いところへ!


くっきり晴れていたら、もっと良かったのですが~~。


空へと飛べるよ!


夫殿も飛ぶよーっ(@_@。


休憩したら、キャンプ場へと周回はせずに、ピストンで下って、女岳へ。


地味な登りを覚悟していたら、ウリノキ!


久しぶりに見ました。
私にとっては今日一番のご褒美です。

女岳山頂直下のクジラ岩。
しっかり目もついてる―とグリーンちゃんが喜んでくれるので、嬉しくなります。


女岳山頂でお昼ご飯を食べて、ここもピストンで下山。
下山は早かったーー。

ゆらりんこ橋まで戻ってきました。

驚いたのはオオミズアオ
ちょっと気持ち悪いような~。


ハナイカダ


ウツボグサ

二丈岳山頂のヤマボウシはピンクがかったのもありました。


本日の行程
ゆらりんこ橋スタート(8:30)~家の石(9:09)~ぱっくり岩(10:01)~二丈岳山頂(10:31)~女岳(12:50)~下山口(15:19)

下山後、野河内の紫陽花を見に行きました!!
見て!
見て!
見て―――!!


ものすごく綺麗でしょ。


ものすごくたくさん咲いたでしょ。


種類もたくさん!!


フェンスの蔓を払っているでしょ。


ヤマアジサイも!ほらっ! 


五年前、鉄塔登山口を作ると共に、アジサイを挿し木するところから始めました。
挿し木、鉢上げ、植栽、草刈りを繰り返して、今年はこんなに見事に咲きました。
嬉しいったらありゃしない!!


ここを通りかかることがありましたら、車の中からチラッとでも見てやってくださいね。 


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九千部山から石谷山へ

2021-06-01 20:46:26 | 福岡県の山
2021年5月30日(日)晴れ

季節がいいから、気持ちがいいから、今日も山へ。
前日の福智山で充実感と、疲労感もあったので、足ほぐしのつもりで九千部山へ行ったら、やっぱり気持ちよくて、石谷山まで行ってきました。

紫色が綺麗なキキョウソウ
お花が段々についているから順番に咲くのね(当たり前よね)

昔の道を思わせる古い石だたみがいいですね。
さあ、九千部山が始まるぞって感じです。


尾根に上がるまで、しばらく急な上りを頑張ります。


来るのが遅すぎたのと、節穴目なので、お花が見つかりませんでしたが、深い緑の真っただ中です!

九千部山山頂
(コンビニおにぎりと冷やしたオレンジが美味しかった)


緑に突っ込む感じで、石谷山へ!
ホッ、ほ、ホッ、ほーー♪ ♫


ギンリョウソウはもう終わりですね。

石谷山まで行って、休憩して、Uターン。
下りは足を滑らさないように気をつけました。
ここはコケたら怪我するもの。
汗をかきましたが、いい風に吹かれて、今日もいい一日となりました。

桜谷登山口(9:00)~九千部山山頂(11:05)~石谷山(12:42)~登山口下山(15:43)

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