山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

牛頸山・大8の字周回

2021-03-29 21:07:23 | 福岡県の山
2021年3月27日(土)晴れ
往還倶楽部 3月山行・年次総会
参加者 6名
行程 
キャンプ場スタート(8:37) 新北ルート沢コースで入山
休憩展望所(9:10~9:14)~一回目の牛頸山山頂(9:35~9:45)~足洗川ルート時計回り~418mピーク(10:30~10:34)~足洗川林道(11:24)に下山。8の字周回をするために、向かい側から登山開始(11:30)~少し進んだ林道脇で昼食休憩(11:45~12:10)~二回目の山頂(12:58)~黒金山(14:09)~キャンプ場到着(14:44)

昨年12月、笠置山に登った時に、Hさんから「牛頸山はどんな山ですか?登ったことが無いので、案内してください」と言われました。
私達に、いろんな経験をさせようとしてくださっているのでしょう(^-^)
そこで、計画から準備、当日の案内、安全管理、そして総会に続く宴会準備も引き受けることになりました。

牛頸山なら、何度も登っているので、「お任せください!大丈夫です」と言ったものの、初心者のヒロ君、グリーンちゃんも参加なので、安全に楽しく案内できるようにと、少し緊張しました。
また、せっかく案内するのですから、ファミリー向けの王道コースではなく、出来るだけ自然が残されたところを歩きたいと思い、8の字周回をすることにしました。

お天気にも恵まれ、気持ちよく歩けます。
夫殿が先頭、私がしんがりで、山歴40年以上のベテランHさん、Sさんに間に入っていただき、基本的な歩き方を指導してもらいながらの登山です。


ダム湖が見える展望所で、休憩。



ブランコに乗るグリーンちゃん(^_-)

一回目の牛頸山山頂です。447m。

人も多かったので、休憩してすぐに足洗川ルート・時計回りで下山します。

今日は自衛隊の演習の音が、パンパン、ダダダダ―ッと鳴り響きます。
やはり緊張しますよね。
さっさと歩こうねと言いながらも、音はずっとついてくる・・・。


418mピーク・363mピークを過ぎて、林道に下りてきたのはスタートしてから約3時間後でした。

少しだけ休憩した後、また山頂目指して、反対側から登りなおしです。

これ、見て!
Sさんが採ってきたのは、山菜の女王と呼ばれるコシアブラ。


一本の木からすべての芽を取ってしまうのではなく、いくつか残しておいて、木を弱らせないようにするのだそうです。
なるほど…、勉強になりました。

お腹が空いてきましたが、丁度いい休憩場所が見つからず、林道脇で腰を下ろして、お昼ご飯を食べました。

謎の梯子に、「何が見えるか、見てきてください」とお願いすると、Hさんが登ってくれましたが、「何も見え――ん」そうです。


縛りがしっかりしていないところもあって、緩んできたら危ないそうです。
上らない方がいいかもしれません。気をつけましょう。

二回目の山頂に着いたのは、1時前です。
最初の予定では、尾根歩きの最短コースで下山するつもりでしたが、黒金山まで行ってみましょうということになり、大きく8の字を描いて歩くことになりました。

ハートの鉄塔は撤去され、様子が変わっていてびっくり!!

「絶品沢コース」と「分水嶺尾根コース」との分岐点では、沢コースを取りましたが、う~~む、絶品とは言い難く~~、大げさだと皆さんで笑いました。
橋は流され、川底も土が盛り上がって、様子が変わっています。

でもヒメウズがそよそよ咲いていたので、よかったわ。

通過点みたいな黒金山、405m。

山頂と聞けば、やはり見晴らしを期待しますが、ここは残念。
何も見えませんが、キャンプ場も近いので、やれやれもうすぐだとホッとするところです。

キャンプ場に着きましたよーー!(14:44)


超低山で、緩やかなアップダウンを繰り返しながら、楽しく歩くことが出来ました。
皆様、お疲れ様でした。
ありがとうございました。

「総会」
決算・予算の報告の後、これからやりたいこと、登りたい山などについて話し合い、ホームページやブログも作ろうということになりました。
3年前にHさんとSさんとで発足し、去年私達を誘っていただきました。
今年、若者二人を迎えて、ますます今後が楽しみです(^-^)(^-^)

その後は大いに飲んで、食べて、喋って、盛り上がって~~。
キャラコラ笑って~、さらに笑って~~ばかりでした(#^.^#)

香り高いコシアブラは酢味噌あえにして、鍋も準備中です。

BBQは盛り上がりますね。

美味しそうでしょ。(#^.^#)


夜は大雨。
みっちり楽しい一日一夜でした。
明日に予定していた九千部山は中止ですが、これからも山を楽しみ、人と楽しく過ごしたいと思います。


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かくし水まで

2021-03-23 21:45:36 | 福岡県の山
2021年3月21日(雨)

雨です…雨が止みません💧
天気予報によると、福岡よりも大分のほうが、幾分降水確率が低いので、少しはマシかと思っていましたが、全編雨でした💧

お昼前にはお天気が回復するかもしれないと思い、宿でおにぎり弁当を作っていただき、男池駐車場までやってきました。

一つでもお花が見たい。
何とか、かくし水まで行けばお花が見れるに違いない。
今日は絶対に雨でも行くよ!

森の苔に、娘は「ジブリの森のよう」と言って喜びました。

バイケイソウの新しい緑にも「あんなにたくさん何?」と目を見張ります。


小さなお花を探してね。
最初に目についたのは、シロバナネコノメソウ。
嬉しい、嬉しい!!

可愛いよねー!
ちっこいのねー。

それはもう、たくさん咲いていましたが、雨のせいか、早すぎたのか、しっかり開いていません。

次はハルトラノオ。
水玉をつけて、また可愛い!



ハルトラノオはまだ赤ちゃんばかりで、数も少なかったです。
雨は降り続いていますが、楽しくなりました。

娘に「ちっちゃい黄色いの探してー」と頼むと、
「あったよー、これ?」指さす先には、コガネネコノメソウ。


もう少し開いてほしいけど、見つかっただけで十分満足です。

さらに見たいのはユキワリイチゲ。
葉っぱはたくさんあるのですが~~。
うーーん。
この雨ですものね。陽が当たらないと開きませんね。

ユキワリイチゲも咲きたかったに違いありません。
こぼれそうな雫が重そうです。


あちこちに葉っぱがたくさん有ったので、きっとこれからたくさん咲くのでしょうね。
綺麗なところを見たかったです。

お花ではありませんが、水玉集めをしてみました。





かくし水の近くに来ましたが、辺りの様子が変わっています。
とても荒れていて、ロープが巡らされています。


以前あった有刺鉄線付きの柵も、壊れて流されたのでしょう。
すっかり様子が変わっていました。痛々しい感じです。




雨も止まないし、今日はここまでにしましょう。
男池の方へ戻ります。

いつ見ても、すっごいねー!

力を貰おうっと、娘が張り付きます。


クロモジ?



そしてこれは、ヤマシャクヤク?
自然に生えてきたの?どこから飛んできた?
まだこんなに小さいのに、真ん中に蕾をつけています。
歩けば発見だらけですね。

セントウソウも水玉いっぱい。

スミレも。


名水の滝まで行こうと思ったのですが、根こそぎ倒れた木々が川に倒れこんでいました。


もう、先には行けません。通行止めです。

レインウェアを着て、傘さして、何とか歩きましたが、荒れた様子に心も疲れてきました。
去年の豪雨の被害は相当だったのですね。
痛ましい限りです。

男池。
ここも、土砂が流れ込んで掻き出すのが大変だったと聞きました。
ありがとうございます。
おかげで澄んだブルーが見られて良かったです。


二日間、雨でしたが、しっかり遊びました。
お花を見ることが出来てよかった。
九重の自然に触れた娘は、見るもの一つ一つに感激して、大喜びでした。
行き帰りの車窓からの桜の花も美しく、心に残りました。


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蕎麦打ち体験と花桃

2021-03-22 22:19:30 | 福岡県の山
2021年3月20日(土)曇り時々小雨

毎日何度も天気予報を確かめますが、どうしても土日は雨です。
全く…どうしてこうも土日が雨でしょうか。
エイクソッ!(お下品な言葉も吐きたくなります)

娘が「連休だから遊ぼう!山でもお供するよ」と言ってくれたので、法華院山荘に泊まってゆっくり九重で遊ぶつもりでした。
ところが雨☂、雨☂、困りました。
どうしましょ。

屋内で出来る「蕎麦打ち体験」をしよう、と娘が予約してくれました。
佐賀市大和町の西山田農園なら一名からでも体験できるのです。


お店のご主人が、面白おかしく、丁寧に教えてくださいます。


こねるための赤い鉢が、いかにも蕎麦打ちですよね。


鉢にそば粉、小麦粉を入れたら、①水回し・②こねる・③延ばす・④たたむ・⑤切るの順に作業を進めるのですが、いったん作業を始めたら、途中で手を止めることが出来ません。
なので、写真を撮ることが出来ず、これは動画の一部を切り取ったものです。

行程をこなすには一時間以上かかりましたが、最後に綺麗に切り揃えます。
出来栄えは、娘のは極細で、私は不揃い、夫殿は太めありです😋

半分はここで頂き、残りの半分は持ち帰ります。

「これは旨い!」みんなで大絶賛!!
香り高く、コシがしっかりしてて、美味しかったわ――!
もちろん、今まで食べてきたお蕎麦の中で一番美味しい😋 


体験して、食べて、持ち帰りも出来て、一人2000円とはいいですよね!

お腹もいっぱいになったところで、お店を出てお散歩です。
「花桃ロード」とでも言いたくなるほど、道の両側が美しい桃の花でいっぱいでした。


真紅、薄桃色、白に加えて、黄色い菜の花のコラボレーション。

真紅の花は甘い香りも際立っていて、マスクをしていてもしっかり香ります。


一本の木に、いろんな色が咲くのですね。
優しいピンクと白が混ざったのがいいなあ。



どこか遠くの観光地にでも来たような感覚です。
娘と三人で、こんなのんびりした休日もいいものでした。


夜は法華院山荘ではなく、湯坪温泉の民宿で夫殿と娘は飲みまくりました。
私は負けずに食べて、笑って~~。
でも、翌日も雨なのよねーー。
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夫殿、頑張る!

2021-03-16 23:38:13 | 往還の会
2021年3月14日(晴れ)
いいお天気なので、山歩きをするにはもってこいですが、午後から夫殿は大事なご用事があります。
午前中は、家の裏のバナナジャングルが、勢いを増す前に刈り取っておこう、と梯子を掛けて下りていきました。
奥に見えるのが池で、季節にはカモもたくさんやってきます。


往還の会での作業で、鎌や鋸、鍬の使い方に磨きをかけた夫殿は、エイヤッと頑張ります。
どなたかが放り投げたバナナは、放っておくとみるみる大きくなって、借景の樹木や池を見えなくしてしまうのです。
伐っても、伐ってもきりがないのですが…。


お疲れ様でした。すっきりしましたね。
元々の池の風情を保ちたいので、バナナさんごめんなさいですが、お隣さんからも、どなたかさんからも感謝されます。

これは去年、二階の部屋から窓越しに撮った写真です。
カモや鳥達もやってきますが、なかなかカメラに収められません😓
こちらは今朝の鳥さん。モズの雌でしょうか?ちっともわかりません。
ジョウビタキの雌です。教えて頂きました。


一仕事終えて、シャワーを浴びて、早めのお昼ご飯を食べたら夫殿は出かけました。
午後から、博多市民センターで「福岡県勤労者山岳連盟」の総会があり、往還倶楽部の一員として出席です。

5年前に丸太を背負ったSさんと出会い、往還の会(ボランティア団体)で活躍しています。 → お世話になっています😄 
そして1年前から往還倶楽部(山の会)でもお世話になっています。
去年はキャンプ山行や、沢登りに挑戦させていただき、自分たちだけではとてもできない経験をしました。

総会は3時間以上も続いたそうですが、とても興味深く、あっという間だったそうです。
家に帰って、ビールを飲みながら、あれこれと興奮気味に話してくれました。
一年、また一年と年を取りますが、安全第一にまだまだ山を楽しみたいです。

今月末は夫殿が計画から実際まですべてを任され、リーダーとして一泊二日の山行及び往還倶楽部の総会を行います。
~と言えばカッコいいですが、遠征ではなく、大野城いこいの森でロッジに泊まり、総会の後は宴会となります。
さて、どんなことになるやら、今からしっかり準備、計画をしなくてはいけません。
頑張ります!
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油山

2021-03-15 23:47:28 | 福岡県の山
2021年3月13日(土)曇り

車谷のホソバナコバイモを見たいなあ、マンサクも見たい、と思って家を出ましたが雨です。
何とか止んでほしいと思い、近くまで行って車の中で待機しましたが、しとしと雨は止まないし、背振は霧を被っています。
船石橋までの道のりも、憂鬱な気がして……気が乗らない。

仕方ないですね。
ホソバナコバイモを諦めて、気分転換、方向転換!
油山に行けば、少しの雨なら歩けるでしょう。

仕切り直しなので遅くなり、10時過ぎのスタートになりました。
滝を楽しみながら、水の森へと歩くことにします。
一つでもお花に会えるといいなあと思っていたら、サツマイナモリがズラリと咲いていました。


歩く先までずっと一緒に付いてきてくれるようで、すごく嬉しい。
先ほどまで、どよんとしていた気持ちが、一気に晴れます!


「あったー!!」
夫殿の喜びの声はツクシショウジョウバカマ。





夫殿の大好きな花です!
もう、上機嫌!
大群生が続いていて、油山にこんなに沢山咲いているとは驚きでした。

ここに来て良かったわ。
私の機嫌も直りました。

滝も綺麗です。




今日は行き当たりばったりで、お花を探しながら、あっちを歩いてみようとか、こっちはどうなっているんだろうと、適当に歩きました。

でも、山頂に行くには油山名物の木段上りが続きます。
嫌だなーー。


フラットなところに出ると、椿の落花を見れて嬉しい。


山頂に着きましたが、風が強いので、下山途中で風を避けてお昼ご飯にしようと歩いていたら~。
向こうから来る人はmikiさん!
やはりお天気が悪いので、予定していた山を止めて、こちらに来たそうです。


山で人に会うととても嬉しいね(^-^)
短いお喋りも弾みます。

やる気十分の夫殿は「オッ、フッ、フッー」と挑戦!
バランスを取るのが難しいようです(^-^)

帰り道もホソバナコバイモを見つけたくて、あちこちふらふら歩いて探したのですがダメでした。残念。

コクランでしょうか。咲いた時に見たいです。


こちらも開いた時にまた見たい。

ホンゴウソウの花後。
すっかり消えてなくなっていると思ったのに、しっかり立っていて驚きました。


油山には色々お花が咲きそうです。
その時期にまた来て探してみましょう。
お花の季節、節穴目のわたし達には嬉しかったり、がっかりだったりしますが、目の前にある花を喜びたいです。

本日の行程
スタート(10:08)~山頂(12:20)~つり橋(13:33)~下山(14:51)
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