山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

お一人様宝満山

2018-09-26 19:44:13 | 福岡県の山
2018年9月24日(月)薄曇り

9月二回目の三連休、土日は仕事やプライベートが細切れに入っていて、山には行けず。
月曜日の秋分の日は夫殿は仕事。

どうするかな?

行こうかな。一人で宝満山へ!
水、おやつとおにぎり、その他支度はちゃんとできてるよ。

西鉄電車、コミュニティバスまほろば号で竈門神社まで。
今日も安全に歩けますように。

さすがに今日は人が多いなあ。


私の場合、宝満山はせっせと登って、せっせと下るだけね~~(^^;;
ヤマジノホトトギス


宮沢賢治の「雪わたり」の中で、かん子という女の子が「~キツネのだんごはうさのクソ~」とそっと歌う印象的な場面がある。
兎の糞のことなのですが、この一節が妙に思い出されて、宝満山のきつい上り下りをガシガシ歩いた。

絵本と違って今日の私の頭の中は「憂さのクソ」
~憂さのくそーっ、くそっ、くそっ、くそーーーっ!~
~憂さのくそーっ、くそっ、くそっ、くそーーーっ!~
あれこれ仕事や日常の「憂さ」をプンプンプンッと払いながら歩きました。

山頂でおにぎり二つとチョコレート。暑かったーー。


大岩に立派なしめ縄が掛けられていました。


下山も、憂さのくそっ~とブリブリ歩いたので、休憩入れて4時間ちょっとで竈門神社に帰ってきた。
私としては速いよ。(ニタリ(^^♪)
ミゾソバ

そして今日の大目標、「お石の茶屋でおかめうどんを食べる!」
この目標を達成するために、竈門神社から太宰府まで歩きます。

気持ちよく歩いて、天開神社にも寄って、


お石の茶屋


これこれ!美味しそう!
山頂でもおにぎりを二つ食べたけど、おうどん大好きなので、「いただきまーす!」
もう、大満足!
憂さのクソはけろりと忘れてご満悦。


食べ終わって、天満宮でもお礼のご挨拶。人が多いので離れたところから頭を下げました。

もうさっさと帰ろうと思ったら、笛や太鼓のお囃子が聞こえてきた。
せっかくなので、ちょっと覗いてみよう。

派手で面白く、見ごたえがあります。

カッコいい。


でも、最高に良かったのは太鼓の演奏。
細くてしなやかな体で、超高速のばちさばきにうっとり痺れました!


おかげで今日はなんていい日だろう、宝満山はいい山だ、などと上機嫌で帰ってきました。
「憂さのクソ」なんて、どこへやら~。
夫殿に今日のことを話したら、「そりゃ、良かったねー」「うどんとイケメンよく効くね」とゲラゲラ笑われました。
山はいいなー。(^-^)




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高千穂オルレ

2018-09-21 21:35:02 | 九州オルレ・その他
2018年9月16日(日)晴れ

空が晴れている! いいね!
高千穂オルレに出発です。

スタートの「まちなか案内所」を探して行ったり来たり~。(バス停に近い小さなビルの一階だった)


その上、駐車場は「まちなか案内所」には併設されておらず、車は町役場の駐車場に止めてくださいとのこと。
な~んだ。パンフレットにそんなこと書いてなかったよ。ちょっと不親切ね。
役場に戻って気を取り直して、出発です!(9:00)

高千穂神社(9:30)


今日も楽しく歩けますように。


神社の裏から遊歩道へ。


歩きやすくて、気持ちいい。


お、おお、高千穂峡らしい風景が見えてきたよ。(10:20)


高千穂峡は、約12万年前と約9万年前の二回の阿蘇火山活動の際、阿蘇山から噴出し流れ出、固まった溶岩流(火砕流)跡を五ヶ瀬川が浸食した深いV字型の侵食谷です。


三段の橋


連休だけあって人も多い。


渓谷を流れ落ちる真名井の滝


子ども達とボートに乗ったのはもう何十年前だろう?


遊歩道歩きも終わって、イザナギノミコトとイザナミノミコトの婚礼の地とされる「おのころ池」には~
あれ?なんか変?!
あれ、何? 鯉じゃない?
何とチョウザメです。びっくり!
宮崎キャビアを作るために養殖されているらしいとか。

高千穂オルレは高千穂峡が最大の見どころで、この後は少々地味な歩きが続きました。

高千穂太郎の墓(11:04)


仲山城址キャンプ場からは祖母山系の山々が良く見えました。(11:33)


晴れ渡っていい気持ち!!毛布やテントも風通しよく干されて気持ちよさそうよ!
ザックを下ろしておやつ休憩しましょう。トイレもあります。


祖母山系の山々を見ながら快適に歩きます!


さらに水路脇を歩いたり~

竹林を歩いたり~

私と夫殿が水のみ休憩をしている間に、隊長だけが向山神社へ走り、お参りしてきました。(12:32)


参道の守り神でしょうか。これ、誰かに似てる!


絶対あの人に似てる!


丸小野地区の茶園(12:51)


ここまででコースの半分くらい歩いたでしょうか。
そろそろおなかもすいてきました。

大きな栗の木の下で~お昼ご飯を食べたらよかったのですが…


えんえんとえんてんかを歩いて、暑い暑いよーー。
曼殊沙華も暑そう。


ニラの花の白は涼し気。
道路わきに何とか日陰を見つけて、お昼ご飯を食べました。


快晴の今日、阿蘇を歩いていたら、くっきり見えていいだろうなー。
でも暑いだろうなー。
茶園から炎天下の舗装路歩きが長くて、暑くて、疲れました。

崖の横に大きな滝が見える。景色が変わると嬉しく元気になるね。


ジグザグにどんどん下って「音の谷の吊り橋」に着きました。


どんな音がするのだろうと耳を傾けてみたけど‥・わからなかった。
頑丈そうな吊り橋なので、怖くはないけど、ガンガン足音を立てて渡ったよ。(14:04)


しかし谷底まで下ってきたので、今度は先程見えた滝の上まで登っていかなくはいけない。
きついよね。


そして、「嫌なヤツ」に出合ったのです。
小型のキイロスズメバチ!
先頭を歩いていた隊長が、ふと立ち止まって「ハチがいる」
見ると、道の端にミツバチの巣箱が数個並んでいた。
その中の一つにたくさんのミツバチが群がっている。
そのミツバチを狙っているのでしょう、キイロスズメバチが数匹ホバリングしている。
道はここしかない。戻れない、側を通り抜けるしかない。
夫殿のザックの背中ポケットから、撃退スプレーを取り出して、夫殿に持たせる。
三人共、息を殺したように音を立てず、静かにゆっくりと歩きました。
私は見るのも怖く、知らんぷりして通り抜けましたが、夫殿は一匹のスズメバチと目があったと言っていました。
おー、嫌だ!
無事に通り抜け、ほっと安心の深呼吸をしました。
やれやれー。冷や汗と熱い汗とで気持ちがぐっちょぐちょ。 

ハチとおさらばしてから、また炎天下の舗装路歩きをして、ゴールの「がまだせ市場」に着きました。(14:40)


高千穂オルレは後半の舗装路歩きが長かったのと、音の谷の吊り橋からの登り返しが億劫でしたが、高千穂峡の渓谷美は素晴らしく、祖母山系の眺めも良く、楽しく歩くことができてよかったです。











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阿蘇中岳・高岳

2018-09-20 20:25:19 | 熊本県の山
2018年9月15日(土)

隊長のお仕事節目のお祝いをしましょう!
どこがいいかな?

虫のいない、スズメバチがいない山がいいね。

~ということで、阿蘇山です!!

おお!阿蘇山!
5年前の寒い日に一度だけ登りました。
その時は髪の毛も凍るほど寒く、ガスもかかっていて、良く見えませんでした.
是非リベンジしたいと思いながら、噴火による規制が続き、行けませんでした。
今日こそは是非!!
天気予報は曇り… 雨降るかな。

阿蘇山公園道路(有料800円)の駐車場に車を止め、スタートです。
ロープウェイ駐車場だと無料ですが、片道で30分余分に歩きます。
おとぼけ軟弱トリオは歩くのを惜しんで、お金を払って楽をしたのですが、これで良かった。
帰りには救われました。

金属球のような不思議な石。
噴石があたったのか、所々がはげ落ちている。(写真は下山時のもの)


砂千里からのスタートは木道で月面散歩開始です。(9:00)


下を歩いている人がいる。


地球じゃないみたいね。


ここからは急登の岩場。


ゴツゴツの岩場歩き


稜線に出るまで、あと少し。


わあーっ!霧が晴れた!!
高岳から下りてきた人が「やっと見えた。ずっとガスで見えなかった」と喜んで写真を撮っていました。


またガスってきたけど、地層が見えて凄い!


一瞬一瞬が見逃せない。


阿蘇って、アルプスに決して負けてないね!


ガスってなければ、火口を見ながらの稜線歩きが楽しめるはずなのに・・・残念。

左奥が中岳山頂。


阿蘇中岳1506m(10:24)
山頂には10名くらいの人がいました。


中岳山頂は狭いので、少し下に降りてお茶飲み休憩をして、高岳に向かいます。
5年前は高岳まで登り、そのままピストンで下ったので、今日は天狗の舞台とか、大鍋を回るのが楽しみ――!!


高岳1592mの山頂写真はパス。

では念願の高岳東峰に向かいます!
仙酔峡からのバカ尾根が見えるよー。

久住や祖母山も見えるらしいのにね。今日は何度も残念って言って歩いた。

岩ばかりでなく、思いがけず草藪のようなところもあって面白い。


その草藪を抜けると目の前にデーンと天狗の舞台!!


大岩を巻いて


天狗の舞台に上がりました。


鷲ケ峰を望む景色が絶品です!


阿蘇に来たんだなあって思う。

高岳東峰からは
嗚呼、根子岳!


目の前にそびえる根子岳を見て、もう感激!
阿蘇、いいねえ!アルプスに負けないねー!


根子岳を眺める特等席で、コンビニおにぎりも極上の味に思える。

昼食後は隊長が天狗の舞台までひとっ走り!
ヤッホー。


下りは月見小屋経由ですが、歩き始めたと同時に雨が降り始めました。


大鍋の底へと歩く道は、これまでとはまた違う景色。


月見小屋のあたりで、雨がひどくなってきた。


雨はドシドシ降ってきて、レインウエアを着ても濡れました。
手先もビっチョコ、頭もビっチョコ。だんだん雨が沁みてくる。
レインズボンを穿かなかったので、足はしっかり濡れました。
寒くはないけど、気持ち悪~~。

午後からは天気が回復して、火口など見えるかと思っていたのですが、見えません。

濡れ濡れでせっせと歩いて、駐車場に戻りました。


ほっ。
ロープウェイ駐車場に車を止めていたら、さらに30分濡れなくてはいけないので、800円払いの軟弱でよかったです。

阿蘇は大きかった!
雄大で、凄味があって、地球を感じました。
でもガスで十分に地球を感じ取れていない。
なので、是非またリベンジしたいです。

この後、高千穂へ移動。
高千穂温泉で汗を流し、民宿で「隊長永年勤続お疲れ様でした」の乾杯をしました。
隊長はその人材を会社から求められて、まだまだこれからもバリバリ現役です。(#^.^#)
民宿「春芽」の食事は朝夕共に割烹旅館並みの豪華さと上品さ。
とても食べきれませんでした。

今夜は高千穂神社「神楽殿」で夜神楽を見て、明日は高千穂オルレです。(嫌なヤツに出合ったけど)








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観音山からhigeさんちへ

2018-09-10 20:02:01 | 福岡県の山
2018年8月8日(土)小雨

雨です。降ってます。
夫殿は午後から仕事。明日の日曜日はおチビ達と遊ぶ約束です。
では、朝のうちに傘をさして、家から歩いていきましょう。
白水大池公園~観音山へ。行って帰って3時間くらいかな。

早朝はジョギングや、ウォーキングをする人も多いのですが、この時間はひっそり。
雨だからかな~~。


観音山登山口の大徳寺ではお掃除をされていました。
おはようございます。ご苦労様です。

金生神。ここは素通りするわけにはいかないよね。


こちらはひっそりとーー


観音山山頂


今日は石割山へは向かわず、ヤンバル池からの下山を私が案内します。


ソーラーパネルの向こう、遠くに若杉山方面。


荒れていたのはここだけ。


雨は止みません。


舗装路へ出てきました。
ゴーッと新幹線の音がしても、下からは見えなくて残念。


3時間のお散歩を楽しんだあと、higeさんちへ!
mamatiasさんのことも心配ですし、higeさんのブログが更新されないのも気になっていました。
家はそこそこ近所です。
近所のよしみということで、勝手ながらいきなり会いに行きました。
山歩きの後で足元は汚れているし、午後から夫殿は仕事なので、玄関先でお顔だけ拝見したら帰ろうと思っていたのに~~。
どうぞどうぞの優しいお言葉に、ついつい甘えてしまいました。
higeさんもmamatiasさんも、仲睦まじくお元気でした!
よかった〜。
お互いに健康を気遣いあって、いい雰囲気
きょうだいか従兄のおうちに寄せてもらったように、気兼ねなく楽しい時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
お陰様で、今日もいい一日になりました。

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大野城いこいの森から天拝山

2018-09-03 19:58:41 | 福岡県の山
2018年9月2日(日)晴れ

地域のお掃除を済ませて、山歩きしよう。歩いておかなきゃ、足が弱くなる。
時間が遅いので、近くへそれっ!
大野城いこいの森から天拝山を往復します。

いつもは下りてくるところからスタート!(9:20~)


今日は風がないなあ。暑いよ~~。


山口越分岐から右へ行けば牛頸山ですが、今日は天拝山へ行くので左です。


大佐野山を越えると、激下り、激上りを三回繰り返す。


美しい竹林にはいつも癒されるけど、


結構な上り下りを繰り返して~、ヘロヘロになって~。

やっと着いた~天拝山山頂。山口越分岐から2時間くらいかかったよ。
まずはお参り。


若杉山、宝満山~。
この景色を見てホッとするなーー。


おにぎりを食べて、たっぷり休憩して帰ります。

でもなー。
帰り道だけど、あの激坂の上り下りが三回あるものなー。でも、帰りは意外ときつくなかった。


下りはいこいの森キャンプ場を抜けて、近道しました。

やっと、やっとのヤマジノホトトギス!
嬉しかったなあ。




(アレチノヌスビトハギのようです。教えていただきました)


キツネノマゴ


今日は老化防止、足萎え防止のためだけにせっせと歩いた気分でしたが、それでも汗かいてすっきりしました。
歩くだけでも山はいいね!
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