山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

天山

2013-07-31 16:23:05 | 佐賀県の山
2013年 7月13日(土)天山 1046m

佐賀の天山は九州百名山の一つ。
天の山とは言うけれど、天に向かってそびえる山ではない。
ガイドブック等からも、標高差の少ないなだらかな山だと思っていた。
だから、たいして面白味も変化もない山かと、勝手に思っていた。
でもそれはとんだ間違い!
天山は素晴らしい山だった!心が天にも届くような山だった!
登る途中も、登ってからも、心は羽をつけたように、ふわふわと天に舞っていった。

七曲り峠コース。
車から下りた途端に、鳥たちの歌声が響く。
空の高いところから、さまざまの美しい声が耳に心地よい。
新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んで、さあ、出発!

まずはこんもりとした道を行く。


埋もれてしまうほどの笹の中を進む


山々の美しい眺め…鳥のさえずりはずっとついてくる。


おーっ!佐賀平野が見える!その先は有明海!


山頂


山頂から見る佐賀平野、有明海、遠くには長崎雲仙。


一休みして、雨山に向かった。山の緑と遠くの青の色のコントラストにため息が出る。


青い岩が裂けたような足元は珍しかった。


あれが雨山


夏の花たち
オカトラノオ


アザミ




色鮮やかなヤマツツジ






ベニシジミもやってきた


これは?


てんとう虫ちゃん、こんにちは。


 天山山頂からは佐賀平野、その先の有明海、さらに遠くの雲仙まではっきりと見ることができた。
ずっと見ていると、自分が天照大御神にでもなったような気がしてきた(笑)
その昔、昔、神様はこの山頂から人々の平和を願っていたのかな。きっと今も神様は人々の幸せを願ってこの景色を見つめているに違いないわ。

もう一つ!
登山口で出会った男性は、何と82歳で146回目の天山登山だと話された。
若いころはもっといろいろな山に登っていたけどと、紳士然とした穏やかな話しぶりの方だった。
その方はかくしゃくたる足運びで、先を行っていた私たちは山頂付近で追いつかれてしまった。
驚いたなあ、うれしかったなあ。
82歳でも天山に登れるんだ!山を楽しむことができるんだ!
うれしいなあ。この先、何年も何年もまだまだ山に登りたいと思う。
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立花山・三日月山(二回目)

2013-07-29 14:24:25 | 福岡県の山
2013年 6月16日(土) 立花山367m・三日月山272m

前回はミヤマキリシマ・平治岳にどっぷりつかったので、今回は近くの山へ。

立花山・三日月山は、山登りを始めたばかりの頃に登っ田山。大きなクスノキにびっくりして、森の中に入る気持ちよさを味わったところ。

なつかしい登山口の案内


クスノキの7森に続く道


これは夫婦杉


樹齢300年以上の大クス!すごいなあ!




解説は~なんと幹の周りは8メートル近くもあるのだ!


立花山山頂。ここはスズメバチがたくさんいた。
怖いので、ゆっくり休むこともせず、さっさと三日月山に向かった。


三日月山への縦走路は、とても感じがいい。



三日月山山頂からの景色


三日月山もスズメバチがたくさんいた。
蜂は怖いよ。いやだよ。
お昼ご飯もそそくさに山を下りる。

この季節、蜂は本当に嫌。スズメバチはじーっとホバーリングして、こっちを見てる気がする。
以前、オット殿が庭の選定中、スズメバチに襲われて大変な目にあった。その時のオット殿の痛そうな様子が忘れられない。
怖い、怖い。ハチ怖い。

この日、帰り道を間違った。
三日月山から折り返しUターンのつもりが、下原のほうへ、ずんずん下りていたのだ。
木漏れ日が光るこの道がとても気持ちよく、蜂を忘れて「気持ちいいね~」などと言いながらずんずん…。
あれ?
おかしい。何か変。
出会った男性に「立花山の登山口に戻るにはこの道で大丈夫ですか?」
と訊ねて、間違いに気づいた。
分岐があったのに、何の迷いもなく、間違った道に下りていたのだ。
あらら、大失敗!

分岐は見逃さないこと。地図を携行すること。
改めて、自分に言い聞かせました。
いえ、オット殿に言い聞かせました。(笑)


平治岳

2013-07-24 16:14:25 | 大分県の山
2013年6月1日(土) 平治岳 1643m

あこがれていた。ずっと見たいと思っていた。
写真ではなく、この目で見たくて、見たくて。
思いを募らせたミヤマキリシマ!
どうせ見るなら一番の山に、一番いい時期に登りたい!

そう思って万全の日にちを選び、万全の準備をして出かけた。
万全の準備といっても、レインウェアとお弁当を忘れないようにということだけど・・・
うっふっ!

何日も前からお天気が気になる。何度も久住のお天気を確かめる。
こればかりは、いくら天気予報を眺めたところで、どうしようもないのだけど。
霧が立ち込めて、ミヤマキリシマが見えなかったというのは嫌だ。
雨よ、どうか、降らないで!美しいミヤマキリシマの群生を見せてほしい。

やってきたよ!平治岳!

朝3時起き、4時に福岡の自宅を出る。
男池駐車場で支度をして、7時にさあ出発!


まずはソババッケまで、森林浴をしながら軽快に歩く。
4月に来た時よりも、木々が茂って深い森になっていた。




初めて見たサワフタギの花


大戸越までは結構きつい。それでもミヤマキリシマを早く見たくて、頑張って歩く。


おおっ!
いきなり現れた平治岳!
斜面いっぱいのミヤマキリシマ!
あまりに突然の景色に驚き、その壮大な美しさにびっくりする。
感動の前に驚嘆してしまった。


これが平治岳!これがミヤマキリシマ!


どこからどこまでも花の壁。


花の絨毯。


そそり立つ岩をも覆って咲いている


南峰の端


南峰からは本峰斜面を見て、また絶句!一面のミヤマキリシマ!


霧の中から坊がつるが見えてきた


ピンクの色がなんとも愛らしい。


もっともっと見ていたい。山から下りたくないと思っていたのに…
なんと、非情の雨が降り始めた。しかも昼食を食べ始めたばかりの時に。
雨粒も大きく、しっかり降り始めたので、おにぎり一個だけをかき込んで撤収。
急いで片づけて、レインウェアを着込み、下山開始。
雨は降る降る。足元はじゅるじゅる。
それでも、美しいミヤマキリシマの群生を、しっかり見ることができたので大満足!

帰り道に、ひっそりと咲いていたアセビ


久住の山はどこもミヤマキリシマが美しいという。
大船山、久住山、三俣山、どこの山のミヤマキリシマも見てみたいが、平治岳にもまた来たいと思った。雨よ、降らないでね。















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九千部山

2013-07-24 08:53:49 | 佐賀県の山
2013年 5月25日(土) 九千部山 848m

九千部山の山歩きはどんなだろう?
その昔、うち続く風水害を治めようと隆信という僧侶が願をかけ、一万巻のお経を読む途中、九千巻でこと切れてしまい、あわれに思った村人たちが祀ったという伝説の山。

しかし、しかし、参った、参った。降参です。
九千部山、嫌いかも。訳はメマトイ。メマトイ!

御手洗の滝駐車場から出発。
キャンプ場の脇を抜けて、御手洗の滝


水量豊かで木漏れ日もきれい。


木々の間をリズムよく歩く。道幅は広い。


石谷山(754m)近くのでっかい岩


山頂には電波塔


山頂気分としては味けない各テレビ局の電波塔


展望台からの眺めも電波塔


下山途中にはおもしろい木を見つけた。
ロープのようにぐるぐる巻きついている。何年かかって、どうやって巻きついたのだろう。


二匹の蛇が空を行くような黒肌の木


九千部山で見つけたヤマボウシ←コガクウツギ
後からこの写真を見て、九千部山登山のたった一つの救いかな~と思った。


なぜ、九千部山が嫌だったか…!
行き帰り、ずっと、ずっと、ずううううーっと小さな虫にまとわりつかれたからだ。
しかも顔の周りに。はらってもはらっても、ずっとついてくる。まるで目の前が虫のカーテンのようだ。立ち止まって払っても、顔の前を始終飛び回る。これでは景色どころではない。虫のおかげでよく見えないし、休憩も昼食もそこそこに早く山から下りて虫から解放されたかった。

調べてみると、「メマトイ」という小型のハエらしい。

どうしてちょろちょろ飛び回るかというと、動物の涙をなめたがっているからなんですね。動物の目の角膜には光をさえぎらないように血管が分布していません。そのため、角膜の細胞は血管によってではなく、涙によって栄養分を運ばれ生存しているわけです。つまり涙とは優秀な細胞培養液で栄養満点なんですね。メマトイは要するにこの涙を卵を栄養源にしているハエなのです。

だって!
おお、こわい!!
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孫たちとの立石山

2013-07-23 21:41:02 | 観光・他
2013年 5月1日(水) 立石山・芥屋の海岸

可愛い!
4歳と6歳の孫たちも立石山に登りました!
元気いっぱいです。


山から下りると、海岸で波と追いかけっこをして、大はしゃぎ!!

子供たちは天使です!
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