山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

阿蘇杵島岳・烏帽子岳で登り納め

2019-12-29 23:51:46 | 熊本県の山
2019年12月28日(土)晴れ

六年生になったチビ兄が一人で列車に乗って、やってきました!
じいたん、けいこたんは大喜び!
山らしい山を歩かせようと、阿蘇へ連れていきました。
阿蘇杵島岳・烏帽子岳が今年の登り納めとなりました。

あれが杵島岳よ。


石段歩きに息が切れたのは私。
頂上からの眺めが素晴らしいでしょ。噴煙が上がっているのが中岳よ。

お鉢巡りをしよう。
お鉢巡りって?
火口の周りをぐるっと歩くんだよ。

えーー、すごいねーー!


こっちの景色もいいだろう。

これが火口の跡だよ。
ふうん、すごいねー!


霜がまだ残っている。


きれいだね。お花が咲いているみたいだよ。

もう少し歩こう。


楽しかったね。
うん!


さあ、次はあの烏帽子岳を登るよ。


ずいぶん遠いよ、行けるのかなあ?


行けるよ。


振り返るとさっき登った杵島岳。
あんなところから歩いてきたんだね。

中岳の噴煙も「頑張れ!」って応援しているから。

頑張ろう。
ほら、もう山頂だよ!


やったね! お疲れ様。
楽しかったねー。


今日はいいお天気! 中岳がくっきり。

ゆっくり休憩したら、下山しましょう。

草千里に下りてきました。
よく歩いたねー。

もう、おチビとか言えませんね。
軽快な足取りで、頼もしかったです。
楽しい山納めとなりました。
山の神様、ありがとうございました。
いつも応援してくださった皆様、ありがとうございました。

来年もいい山歩きができますように!!

コメント (8)

秋の脊梁・二日目(上福根山)

2019-11-06 23:41:30 | 熊本県の山

2019年11月3日(日)曇&霧

おはようございます!

気持ちの良い朝を迎えました。
5時40分、まだ暗い中をごそごそ起きだして川原に行ってみると、昨夜の焚火の場所はすっかりわからなくなっていました。
枯れ木を燃やし切って、灰は穴を掘って埋め、枯葉を乗せて元通りにするのがマナーだそうです。

昨夜の鍋の残りにチャンポン麺を入れ、熱いコーヒーも頂いて、朝食を済ませました。
ご飯の残りはギュッとおにぎりにしてお昼にいただきます。

では、出発!!7時30分。

昨日の続きで水越峠まで行くと、時間がかかり、帰りが遅くなりそうです。
(やはり、私ののろさが困りもの……)
そこはカットして、上福根山に向かうことになりました。

谷底から上がってきました。


秋ですねー!

朽ちた建物は営林署のものだそうで、H氏は20年前にそこで雨風をしのいだとか~。

この先は大きく崩壊していて、通れません。

斜面を直登し、高巻きして進みました。

歩くたび、景色が変わるたびに、ため息です。 綺麗ねーー!
歩くだけで楽しい!

美しい!真っ赤です!

景色が次々と変わっていく。

気持ちいいねー!

七辺巡りの分岐に来ると、霧が出てきました。
少し寒いので、上着を着ましょう。


古い北山犬切の標識は壊れていましたが、新しいのが立っています。
ザックを下ろして、山頂に向かいましたが、背中も足も軽い!


あの先が北山犬切の山頂です。

下山時は、すっかりガスが広がってきましたが、幻想的でいい雰囲気です。

下福根山、中福根山と順調に進みながら、景色の美しさに何度もため息です。

またもや、キノコ博士が寄り道して喜んでいます。
これは何でしょう?

鹿も見ましたよ!
京都トレイルで見た鹿は、ベージュ色でしなやか、いかにも上品なシカさんだったのですが、ここで見たのは熊のように黒く大きく、ゴリゴリッとした体格をしていました。
走るのが早く、一瞬で目の前を通り過ぎていきました。

あともう一登りで

上福根山です!とうとう着きました!11時20分。
昼食のおにぎりが美味しい。持参のドーナッツやカップうどんも食べて元気いっぱい!

ガスっていなければ遠くがもっとはっきり見えたでしょうに。

「ここからはもう下るだけですよ」「はいっ」

秋の脊梁はこんなにも広く、大きく、美しいのか。

上福根山から1時間半ほどで、杉林に出てきました。
この杉林をジグザグに下るのですが、足元がふかふかで気持ちいい。
でも長~~い。

林道に出ました!

山が大きいねー!
あんなところを歩いてきたんだ。

ところが、この林道歩きも飽きるほど長いそうで~~。
藪漕ぎを数回繰り返して、時間短縮しました。

そして、とうとう出てきました!あの柵の向こうに車をデポしています。2時30分。


改めて山を仰ぎ見ました。大きいなあ。
よく行ってきたなあ。

岩だらけで迫力のある一日目、キャンプ、美しさにため息をついた二日目、感動の脊梁でした。

力強く、優しく、案内してくださったH氏、S氏、ありがとうございました。
ずっと励ましてくれた夫殿、ありがとう。楽しかったね。

また山に登りたい!

コメント (8)

秋の脊梁・一日目(西内の谷川古道)

2019-11-05 21:49:54 | 熊本県の山
2019年11月2日(土)晴れ

三連休の土日は往還の会のH氏、S氏に脊梁を案内していただきました。
一日目は西の内谷川を遡行。二日目は上福根山に登り、横平に下りました。
テント泊の二日間、大きく深い景色に感動し、美しい紅葉にうっとりでした。

車一台を下山口の横平にデポした後、西の内谷川橋の手前から登り上がります。10時50分。

堰堤を横切り、


しばらく歩くと「前に何か見えますか」とH氏。
苔の石が並んで、確かに古道がそこにありました。
何十年か前、樅木地区の人たちが生活道路として使っていたのでしょう。

その先は、土砂が崩れ落ちて、今はもう道が見えなくなっていますが、昔の人はこの辺りを歩いたのかな~と思いを馳せながら歩き、興味深かったです。

激下りで河原に下りるのかと思えば、ロープを使って懸垂下降の体験学習です。
お・ど・ろ・き!でした。
スリングを体に巻いて、半マスト結びのロープで下る~(8mm径・30mロープ)

しかし、しかし、私はちっともできない!

なんど教えて貰っても、体をロープに預けるのが怖くて、突っ立ってしまう。そして転げる。

皆さんの大爆笑を買うばかりでした。

夫殿はそれでもチラッとは出来たかな。思いがけず貴重な体験でした。ありがとうございました!

河原へ下りて、昼食休憩。1時になっていました。


大雨の後などの増水時には、水が流れているのでしょうが、今は枯れ沢になっています。
伏流水となって地下を流れている水は、上流に行くと表面に現れてきます。

正に秘境を行くようです。

白い大きな岩が次々と現れました。

苔の岩も

ここは水が流れていたら、滑滝のようになるのでしょうか。

いきなり、こんなところにトリカブトが咲いていました。

崖に紅葉が綺麗です。

ブナハリタケ発見!
キノコ博士のS氏は大量の収穫です。
今夜の鍋に入れるそうで~~大丈夫かな~~。毒キノコではないかと内心不安でした。

ヤマメの手掴み!
心優しいH氏は、せっかくここで生きていたのだからと、水に戻してあげました。

もちろん、だれにも会いません。

岩を乗り越え、倒木をまたいで、よく歩きました。
苔に覆われた大木を眺めながら休憩していると~

「もう、4時になったので、今日はここまでにしましょう」
「上に良いテント場がありますよ」

予定では水越峠まで歩くはずでしたが、私の足が遅く、時間が押していました。

上に上がってみると、広くてとても気持ちのいい場所です。



今夜は4人一緒に、H氏のテントにお世話になります。

下の川原で水を汲み、焚火を起こし、鍋の準備もまた楽しい。

真っ白なブナハリタケは少し甘い香りで、鍋に入れたら美味しかった!。

風が無いので、炎が真っすぐに上がっています。
ゆらり、めらりと、見ていて飽きません。

食べて、飲んで、ぼそりぼそりとお喋りして、笑って~~
昼間の疲れもどこへやら、極上の時間が流れました。

一足お先に上がらせていただきました。
跡を残さない、面倒な焚火の後始末を、ありがとうございます。
おやすみなさい。

コメント (6)

阿蘇大観峰

2019-08-15 19:41:22 | 熊本県の山

2019年8月12日(月)晴れ

下山後、長者原センターで温かいうどんを食べ、山恵の湯で汗を流して、阿蘇大観峰にドライブです。

 山はまだ霞んでいるのに、地上に下りてくると、昨日から今朝までとは打って変わって晴れ、晴れ!
阿蘇までの景色は気持ちいい。

大観峰に着くとこの混雑ぶり。人気の観光地ですね。

オーーー、大きな景色です!

阿蘇五岳は、山頂に少し雲がかかっています。

広くて気持ちいい。

明るさと広さ、大きさを堪能しました。

オミナエシ

カワラナデシコ

帰りたくないねーー。
帰りたくないよーーー。

コメント (2)

脊梁二日目(平家山~夫婦山~南平家山~五家宮岳~ウードヤ山)

2019-05-07 19:27:09 | 熊本県の山

2019年4月28日(土)晴れ

初めてのmyテント泊もぐっすり眠れて、4時に起床。
今朝も、谷あいの水場から運んでもらった水を、朝食用と行動中の飲料として煮沸します。
5時朝食。昨夜の鍋の残りにうどんを投入。体が温まりました。

6時過ぎにスタート!いいお天気になりそう!

今日は後平家山からウードヤ山まで。
距離は長いけれど、厳しい急登はなく、稜線歩きが楽しめるそうです。
先ずは後平家山に向かいます。

後平家山(1560m)7:12

次は平家山。1497m 7:28


タニギキョウ

平家山からウードヤ山への稜線では、いくつか「レスキューポイント」の標識がありました。
6年前に地元の方々と信ちゃん達が設置されたものです。(こちら)有難いですね。

大きな木々と、遠くの景色を見ながら快適です! 食料を消費したので、ザックも少し軽くなりました。

夫婦山(1460m)8:36


シャクナゲの花が咲いていた!優しいピンクに癒されました。

南平家山(1511m)9:39

昨日の疲れも出てきて、そろそろ足が重くなったかな。

五家宮岳(1538m)

目の前が開けてきた!

形がいいウードヤ山です。激下りして激登り(>_<)

ウードヤ山(1356m)11:42
Rさん、写真ありがとうございます。たっぷり休憩しましたね。


標高が下がってきたので、たっぷりの新緑が最高に綺麗です。
ここまでくれば、もう怖いものはない~と思っていましたが……。

ところが……ウードヤ山からは激下りの連続。
深―――く、急な下りに半泣きでした。(誰も相手にしてくれませんでしたが)

地図を見ながら、この辺りかな~と、下山口の白鳥神社を目指して下ります。

無事下山です!楽しかったねー!!13:32

楽しかった脊梁の二日間。
重いザックを背負って長い距離を歩いたこと、山中テント泊、初めての体験はとても貴重で、一つ一つが感動的でした。確かに疲れましたが、その何倍も楽しく充実していました。
元気に歩けたことがこの上なく嬉しかったです。
お誘いいただき、一緒に歩いてくださった皆さん、ありがとうございました。
是非またよろしくお願いいたします!!

夫殿、行き帰りの運転ご苦労様でした。ありがとう!
 

コメント (4)