山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

高良山・耳納山

2016-05-30 19:27:30 | 福岡県の山
2016年5月28日(土)高良山312m・耳納山368m

朝4時に起きてみると雨。二度寝して6時に起きても雨。
どこに行こう?
舗装路で行ける山は?

耳納スカイラインを歩いて高良山に行ってみましょう。
先週に続いて車道歩きに泣くかもしれませんが、歩けるだけでいいから。
よし!
行ってみよう。

参拝者駐車場についたものの、施錠されていたーーー。
ここで適当に路駐すればよかったのですが、つるつると上まで車で行ってしまった。(ーー;)

高良大社の鳥居


高良大社は修復中で、九州最大と言われる神社建築は見ることができず、残念。


高良山は九州オルレ久留米コースにもなっているので、標識がたくさんありました。
ここは「恋実る展望台」とありましたが、曇りで何も見えないから、恋も実りませんね。


高良大社から30分で奥宮


奥宮手前の分岐に戻り、高良山へはつつじ公園に向けて歩きます。


顔を上げると、サクランボ!


光の方向へ!


つつじ公園の丸い石には漱石の句がありました
 菜の花の 遥かに黄なりし 筑後川


どうしていきなり漱石の句かな?高良大社と何か関係でもあるのかな、と思ったら、
久留米観光サイトに説明がありました。
明治の頃、夏目漱石が久留米を訪れ、高良山に登り高良大社に詣で、耳納連山を越えて山を下り草野町の発心山の桜を見物しています。この時の風景は、小説『草枕』で描かれた山越えの場面に活かされたといわれています。
この時に10の俳句を詠んだことから、現在、耳納スカイラインの途中にいくつか夏目漱石の句碑があり、「漱石の道」と呼ばれています。(概略)

なるほど~。漱石の本を読み返してみようかな。 読まないな。

高良山山頂312m 霧が出てきました。


つつじ公園のツツジはもう終わりそう


スイカズラも雨に濡れ


ハナミョウガが綺麗にあちこち咲いていました。
このハナミョウガを去年初めて見たときは「ランだ!」と思ってしまったのです。
ところが、ショウガ科、ハナミョウガ属なのでした。(#^.^#) →最初に投稿した時、科と属を間違えてました。


うぴ 


キャンプ場から兜山(けしけし山)約316m
山の姿が兜や芥子坊主ににているところから、兜山、またはけしけし山と呼ばれてきたのだそうです。

山頂からの眺め。


直ぐ近くには、日本画家青木繁の碑
青木繁は、好んでこのけしけし山に登ったそうです。


夏目漱石、青木繁、ここがそんな方たちとゆかりがあるなんて知らなかったよ。

兜山から15分ほどで耳納山368m 眺望はありません。


もう少し車道を進んで、明るい草地でお弁当をたべました。
しとしと降っていた雨が強くなりそうだったので、今日はここまで。
Uターンです。

帰りはほぼ車道歩きですが、嬉しい発見!!
白いアザミです。シロバナノアザミと言うようです。


紫のアザミの中に数本咲いていました。
白は初めて見たので、嬉しかったです。(#^.^#)


スイカズラの蕾は風に乗って、タケコプターのように垂直に飛び上がりそう


霞んだ新緑も、それはそれで魅力的


つつじ公園の売店まで戻ると、猫ちゃんがこっちを見て舌をペロリ


雨の中を急いで帰りました。


車道を出たり入ったり、5時間弱のタラタラ遊び歩きで、「ほとめきの久留米」の一部を楽しみました。
ほとめくってなんだろう?
調べてみると、福岡の方言で「十二分にもてなす」という意味でした。
雨でしたが、少しでも歩けて良かった。
漱石、青木繁にも思いを寄せることができました。
思いがけないほとめきの「高良山・耳納山」でした。
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太宰府から三郡縦走

2016-05-23 20:58:25 | 福岡県の山
2016年5月21日(土)快晴 三郡縦走

新緑にどっぷりつかりたい!!
宝満山から若杉山まで縦走しよう!

西鉄太宰府駅を7時にスタート。


過去、現在、未来の三つの橋を渡って


今日の登山の無事を願って天満宮にお参りします
受験シーズンではないので、人も少なく静かです。


竈門神社


三合目の水場に可愛いジンジソウ →ユキノシタです。教えていただきました。(^-^)
踊っているようです。


「目の前の岩に黄色い藤が咲いているよ。珍しいものだそうですよ。」と教えてくださったので、見上げてみると、たった一房、キングサリでしょうか。←間違いです、ジャケツイバラです。教えていただきました。
こうして教えていただきながら、一つずつ賢くなります。(#^.^#)


スイカズラや


コガクウツギを見て


百段ガンギを登ります。
四か月前の峰入りの時は、緊張感ばかりできつさも何も感じなかった。
今日はエンヤコラショッ。


着いたぞ!宝満山山頂! 9時45分。


いいお天気!
熱いジャスミンティーを飲んで休憩です。
若杉山は左奥。 行くよ~~!!


三郡山までは新緑のシャワー。
ここ、歩きたかった。

三郡山頂。お天気もいい! 11時15分。


日差しが強いので、砥石山に向けて少し下ったところでお弁当です。
小さなフライパンも持ってきていたので、インスタントスパゲッティやウィンナーも炒めて美味しいよ!


風を感じて歩くのはとても幸せ~ 


ツボスミレやタニギキョウもたくさん


タツナミソウと、何度見ても不思議なギンリョウソウ


前砥石山から三郡、宝満を眺めて「半分来たよ~~」


ヤマツツジ


最後の登りが急だった砥石山 826m


新緑のシャワーはどこまでも続くから、どこまでもいい気分!


夫殿が振り向いて「歌って~!」と言います。
(え?踊るんじゃなくて、歌うの?うぬぬ~)
「オペラ座の怪人歌ってよ。」とこちらから誘い水。
そーだねータンタンタン、ターンタターンタンタンタ、ターン
機嫌よく適当に夫殿が歌います。
合わせて私もケラケラ笑いながらタリロリ歌いました。
ハーッ、気持ちいい歩きです!
ちょっと、のんびりしすぎかな~。

ショウケ越えの手前でアサギマダラ!
綺麗!!


こっちの白いのは何だろう?


思いがけず蝶を見ることができたので、幸せ度アップ!
そしておかしくて笑ってしまうのがこの看板。
「この橋の所有者を探しています」って! 平成28年3月ってついこの前です。
「はい、私です。」と言って、これからここで通行料を取ろうかしら?




ショウケ越えを過ぎたら、あとは若杉山へ登るだけ。
ちょっと疲れてきましたが、休憩もしたし、登りの傾斜は緩やかなので頑張れそうです。

フタリシズカも現れ、


エンゴサクも咲いていました。


ショウケ越えからちょうど1時間で若杉山山頂に着きました。15時40分


もう後は下るだけ。帰るだけ。
スタートしてから、8時間40分たっています。
太祖宮奥の院に寄ろうと思いましたが、疲れて「いやだ、行かない。」と座り込んでしまいました。
夫殿が「じゃ、ここで待ってて。冷たいジュース買ってくるから。」
と、一人で下りて行ったのですが…
挟み岩も抜けて、さあ、と思ったところ。
なんと、
閉まっていた!!   

夫殿、ありがとう。ごめんね。

ここで夫殿は不思議な親子に会います。
そして、この親子とは最後の車道でも会いました。

さて、若杉楽園までの下りは快適です。
逆コースだと、宝満の百段ガンギを下るので膝に応えますが、歩きやすいのでさっきの疲れも忘れます。
ミズタビラコやヒメウワバミソウはたくさん咲いて


まあ!これはサイハイラン!!


ロングコースでも、いつまでもどこまでも楽しい歩きだと思っていました。
若杉楽園に着くまでは。

あれえ~~???

帰り道がわからない。

前回は、笹栗駅から楽園までタクシーで来ていたのでした。
その時も登山口がわからなくて困ったのだった。
地図を見ながらそのまま車道を下ってみようということになり、~~

とにかく下れば笹栗駅に着くよ~~と、車道をてくてく歩き~~


ここから近道だ!と喜び~


賑やかな幟に気分が変わりましたが~


また車道に出てまたてくてく~、歩けど、歩けど、街に近づかない~~
ナルコユリが「お馬鹿だね~。」と笑う。


とうとう、ここでギブアップです。残念!17時40分。
タクシーを呼びました。
ここ、若杉山への登山口ですよね。ここへ下りる道があったのですね?


太宰府駅からは22km、10時間40分。
ふうぅーー。のんびりし過ぎたかな。
スタートから若杉楽園までは調子よく歩けたのに、そこからの車道は疲れました。
いえ、
車道は疲れましたが、ずっとずーーーっと、楽しかったです!!
思う存分新緑の世界に浸りました!

三郡縦走は宝満からのほうがいいですよ~と、教えてくださった風来坊さん、ありがとうございました。
その通りでした!大、大満足です!!
このコースでまた歩きたい!紅葉の頃もいいだろうなあ。(^-^)

追記
夫殿が奥の院で出会った不思議な親子とは。
母親らしき70代後半くらいの女性と、その娘らしき40~50代の女性。
母親は荷物をたくさん載せた手押し車のようなものを引っ張って、娘はほぼ手ぶらで奥の院へ。
挟み岩のところなど往生してて、母親は娘に手伝ってくれるよう頼んでいるのに、娘は「絶対手伝わんからね」と怒鳴り声。
奥の院は閉まっており、夫殿は上がってくるところで、二人のやり取りのすさまじさに、声もかけられずにいたそうです。
ザックとかではなく、あんな大きな荷物を手押し車に乗せて若杉山まで登ってくるなんて…。
信仰心が篤いのでしょうか。お元気なのでしょう。
それにしても…
その後、若杉楽園まではこの親子には会わなかったのですが…
私たちがタクシーで車道を下っているとき、母親だけを見かけました。
手押し車を曳いて、とぼとぼと。
前にも、後にも娘の姿は見なかった…。
これ、若杉山の怪でしょうか?笑
信仰心が篤いと変幻自在なのでしょうか?!







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花を求めて平尾台

2016-05-16 06:05:16 | 福岡県の山
2016年5月14日(土)快晴 平尾台

平尾台で遊びたい!!

夫殿は土日共に都合が悪い。
ならば、一人で参るぞ~~。平尾台に参るぞよ~~。
と思ったのですが、山先輩のSさんに連絡して一緒に行くことにしました。
彼女は藪漕ぎ、縦走、何でも来いの山達人ですが、お花のことはよく知らないので、その点に関してだけはちこっと私が優位に立てるかなと思ったのです。イヒ。
さらには私には山の大先生、お花の大先生が何人もいます。
そこで、平尾台のお父様、山帽子さんに案内をお願いしました。
快くOKのお返事をいただき、さらに信ちゃんに「会いたいです」の連絡をすると、信ちゃんもOKしてくださいました。(^^♪
もうこれで鬼に金棒!
それ行け、平尾台!!

と思っていたら、朝5時にSさんから、体調が悪くていけないとの電話。
あらら~~、Sさんの車に乗せてもらっていく予定だったのに。
Sさん大丈夫かしら、ゆっくり休んでね、と思いながら、高速バス、乗り合いタクシーで行こうと時間を見ていたら、「困ったときの夫船」接岸!!
用事は午後からなので、平尾台まで送ってあげるとのこと。

ありがとう!!

茶ケ床園地についてみると、すでに山帽子さんは来ていらして、信ちゃん&俊ちゃん、そしてhigeさん、mamatiasさんも!!  
楽しい一日になりそうです。ワクワク 

山帽子さんから平尾台の成り立ちやお花のレクチャーをしていただきながら歩きました。
大昔の、阿蘇大噴火の溶岩が平尾台に載っかっているのだそうです。
地球の驚きですね!


また、お花も次々と教えていただきます。(名前が間違っていたら、ご指摘ください)
ヒレアザミ(茎が四角でした。)


もうもう、お花は本当にたくさん!
まず、黄色シリーズ
コウゾリナ オカオグルマ
ジャケツイバラ ニガナ


紫シリーズの
タツナミソウ シラン


白シリーズは、ツレサギソウ フタリシズカ
ムラサキ(花は白で根が紫色) ハシナガヤマサギキソウ


今日は山頂は踏まずに、散策、散策~ 


こちらは樹木の花
イワツクバネウツギ シモツケ
ウツギ イワガラミ


細~~い、ヒメケフシグロ ハタザオ


お花はまだまだたくさんですが、ここで面白岩シリーズへ
見たいのに、どうしても見つけれられなかった「キス岩」にチューの参戦。


根性の木


蛇岩(蛇の顔と下の岩は明らかに年代が違っています。)


ライオン岩を反対側から。


不思議な色ですね。フナバラ


タカサゴソウ


やっと見ました!キンラン


ため息の出る愛らしさ


サイハイラン


エビネ




ヒメハギ、ホタルカズラ、カセンソウ、ソクシンランなど、お花はもっと、もっとありました。
それぞれのお花の名前の由来を教えていただいたり、アマドコロとナルコユリ、ホウチャクソウの違いなども教えていただきました。

お花を見るのも、写真を撮るのも楽しくて~


平尾台に来てよかった!!


山帽子さん、信ちゃん、俊ちゃん、higeさん・mamatiasさん、ありがとうございました!!
おかげでたくさんのお花に会えました。
見たかった岩も見れました!とても楽しかったです!
有頂天になるほど、嬉しかったです!!
また、帰りはhigeさんの車で家まで送っていただきました。感謝です。
キャワ~~ン、また来ようっと!

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花を求めて福智山

2016-05-09 19:07:45 | 福岡県の山
2016年5月8日(日)薄曇り 福智山

むかーし、昔、いや、ついぞこのところ、
あるところに若いつもり爺さんと、若いつもり婆さんが住んでおった。
二人はたいそう仲が良いと周りから思われておった。

ある日のこと、若いつもり爺さんはポンちゃん大明神のお告げのもと、お友達と山へ花探しにでかけた。
何でも、湖のほとりから赤い橋を渡って七重の滝を巡り、福智山へ登るそうな。
お仲間はポンちゃん、higeさんとmamatiasさん、風来坊さん、Kさん、ふぃずランドさん。
山も花もよぉ~く知っておられる方ばかりなので、若いつもり爺さんは安心して登っていった。


おや、川を渡るのかい?
どんぶらこっこと、桃が流れてくるかのう


なんと、エルちゃんのお供も。
誰かキビ団子を持ってきとるじゃろか。


古くて赤い橋は真ん中を渡らねばならん。


見事な滝じゃのぉ
これが養老の滝なら、かぐわしい酒のはずじゃがな。
汲んでも汲んでも、たんと飲めるぞ。


あれれ、拝まれるはずの風来大菩薩様が跪いて何かを拝んでおられる?!
小さな花観音でもおわしたろうか~。


若いつもり爺さんの目に飛び込んできたのはナツトウダイ
そういえば、若いつもり婆さんはこの花はちぃっとばかし気味悪いと言っておったな。


開き始めのサイハイラン


コケイラン


トウゴクサバノオ


鶏卵や鯖が出てきたから、そろそろ腹も減ったぞ。
飯はまだかな?
飯どころではない御仁もおわすなあ。


こちらは滝を見つめる孤高の若者じゃな。


川べりを歩いて


森の中を進めば


ホウチャクソウ ネコノメソウ


オトギリソウ カノコソウ


やれ、頂上に着いたぞ。そろそろ飯かな。


ちっと下って、若いつもり婆さんの作ってくれたおにぎりを頬張った。
おむすびころりん、すっとんとんとネズミの穴にお落っことしたかな。


さあて、若いつもり婆さんは近所の人と掃除に出かけたが、人の後からついて回るのでごみなどなぁ~んも落ちとらん。
ちょいとしゃがんで、草取りの真似事なんぞして、お隣さんとお喋りばかりしておった。
家に帰ってからもだらりん、だらりん、庭の草取りも進まず、ついぞ昼寝までしてしもうた。

ええーっ!これは何? なんて言うお花?
それはねえ、えーと何だったかな。
ねえねえ、何だったの?
うーんとね、聞いたけど忘れたよ。
それはヒメハギでした。早々に菩薩様のブログにアップされていて、名前を知りました。
ヒメハギ、見たかった!!


福智山でフタリシズカを見るとは思わなんだぞ。


光り輝くギンランに、思わず駆け寄りかぐや姫かと~~。
若いつもり婆さんに見せたら、喜ぶじゃろに。


帰り道はさみしゅうてな、
黙って、とぼとぼ歩いたわい。


若者はスイーッと行ってしまうし


ヤマボウシの花がなーらんだ、なーらんだ


ヒメレンゲが大勢出てきて、にぎやかに慰めてくれるが、


この大きな赤い橋を渡ったら、山は終わりじゃ。
若いつもり婆さんのとこに戻るかのう


なぁ、タツナミソウや。


話はおしまい
とっぴんぱらりのぷう

若いつもり爺さんはたくさんのお土産話をもって家に帰ってきました。
たいそう楽しかったらしく、話はとめどなく続きました。
ポンちゃん、お誘いありがとうございました。
お仲間の皆さん、大変お世話になり、ありがとうございました。
若いつもり婆さんもまた山に登りたいと思います。











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二重かずら橋・大歩危峡・眉山

2016-05-07 12:03:15 | 観光・他
2016年4月30日(土)奥祖谷の二重かずら橋

山ではないけれど、遊んだ記録として。

剣山を下りて、うっとり大満足して、奥祖谷の二重かずら橋へ行ってみました。
戦に敗れた平家一族が、平家の馬場に通うためにかけたといわれる橋です。
男橋と女橋の2本の橋があり「夫婦橋」とも呼ばれているそうです。
見えてきました。こちらは男橋




ひぃいーっ!!
三点支持、三点支持~~。しっかりつかまって~。
下を見なけりゃ怖くない。
怖くない~~って、下を見ないと落っこちるし~。


見上げると~


河原は涼やかです。


あ、綺麗。これ何ツツジだろ?ミツバツツジでいいのかな。


女橋を渡ってもどります。
ここでもまた夫殿から「なんでそんなに遅いん?」と憎っくきお言葉。


この写真を娘ちゃんに送ったら、二人ともそれぞれに
「それ、正につりばしわたれだね。」
「やー、つりばしわたれのトッコちゃんねー。」と、すぐに返事が返ってきました。
お-、そうだった!、本当ににそうだわ!
本の中ではふじづるになっていたけど、奥祖谷のつり橋がモデルなのだそうです。


2016年5月1日(日)大歩危峡
行きたかったのは、ここ。「奥祖谷観光周遊モノレール」


でも残念。予約不可なので、朝10時に受付に行ったのに、なんと2時間待ち。
うむ、待てないよね~~。
三嶺の中腹を70分かけて4.6km、高低差590mを、の~んびりモノレールで楽しもうという魂胆が卑しかったね。
出直して自分の足で歩きなさいということですね。
よし、今度ちゃんと三嶺に登りたい。

なので、次の目的地「大歩危峡」です。
大歩危小歩危は、「大呆け小呆け」みたいなところではなく、吉野川の激流によって創られた約8kmにわたる溪谷です。
そのちょっと変わった名前の由来は、断崖を意味する古語「ほき(ほけ)」から付けられたという説と、「大股で歩くと危ないから大歩危」、「小股で歩いても危ないから小歩危」という説があります。(阿波ナビより)

ここでは待つことなく、直ぐに遊覧船に乗れました。


球磨川下りのように、激流のスリルはありませんが、どっぷりのんびり観光客しました。(^-^)


空にはこいのぼり


お花も咲いていましたよ。




2016年5月2日(火)眉山280m



最終日の午前中に眉山に登りました。
阿波踊り会館の裏から苔むした古い階段(400段)が続き、いっったん車道へ出てからは自然歩道です。


驚いたのはタツナミソウ!たくさん咲いていました。




キランソウも


途中でお遍路さんにも会い、少しお喋り。
明日は愛媛の標高の高い雲辺寺(911m)に向かうということでした。
頑張ってください!


私の足でも40分で山頂に着きました。
ロープウェイだともっと早いけどね。


徳島の町がよく見えました。


ニワゼキショウを見ながら


眉山天神社に下りてきました。


徳島のお土産はこれ。
釼山本宮でいただいた「頂上登拝証明之書」と剣山バッジ。
そしてうどんダシ入りキャラメル。とーーーっても不味かった。一粒完食できなかったよ。


お天気に恵まれとても楽しい旅でした。
後になって残念なのはせっかく四国まで渡ってきたのだから、もう一つ山に登ればよかったな。
どうしても気になる三嶺。登りたいよ。きっと登るよ。

山嶺→三嶺ですね。間違って表記していたので直しました。
三嶺(みうね・さんれい) 高知県と徳島県にまたがる山で標高1894m。日本二百名山。




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