山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

整備活動のお手伝い

2016-12-29 21:28:09 | 往還の会
2016年12月29日小雨 

野河内アジサイ植栽予定地の整備作業のお手伝いをしてきました。

今年の夏から島田さんや会の方々で、雑草を刈り、大量の灌木や孟宗竹を伐採してこられました。
その伐採したものを集めた山がいくつかできていました。
それを国道近くまで下ろし、軽トラに積んで少し離れた処まで運び、そこで焼却します。

まずは伐採された木の枝をズリズリ引きずりながら下におろします。
これを40往復くらいやりました。大げさではなく、本当です!


下まで下ろしたものは軽トラに積みます。


軽トラに積んだものは昼食後に、許可をいただいた田んぼまで運んで焼却です。


軽トラも何往復もしました。

お昼ご飯はここで。


煮大根、鶏と冬野菜のおつゆ、七輪で焼いたつきたてのお餅、肉厚の椎茸などたっぷりのご馳走をいただきました。
あっつ熱で美味しい~~!お代わりまでしました。


マキストーブが暖かい。


小雨降る中を、非力ながら、微力ながら作業を手伝いました。
島田さん始め、会の方々のこれまでのご苦労を思えば、今日の私たちのお手伝いはほんの粟粒ほどのものですが、お手伝いしてよかったです。
作業は結構楽しいし、お昼ご飯をご馳走になりならがらのおしゃべりも楽しかったです。

大変お世話になりました。
機会があればまたお手伝いをしたいと思います。
体を動かすことによって、アジサイに彩られる斜面を見たいと思う気持ちが強くなりました。
今日は、一年のいい締めくくりの日となりました。

お土産はこれ!
ミニ門松を作るための材料です。
これもまた切り出した孟宗竹を使ったものです。
上手にできるかな?(お正月のお楽しみ)


そしてこれも!
う~ん、色っぽいダイコンダンス!



コメント (8)

裏英彦山

2016-12-25 22:53:49 | 福岡県の山
2016年12月24日(土)裏英彦山 薬師峠~ケルンの谷~鹿の角~鬼の舌~中岳~北岳

今年の登り初めは英彦山の北岳からでした。
さらに峰入りから始まった今年の山歩きはぜひとも英彦山で締めくくりたいと思っていました。

英彦山に登るのなら、是非「裏英彦山道」を歩きたい!!
愛する大先輩の信ちゃん&俊ちゃんに案内して頂きました。 

豊前坊駐車場を8時20分スタート!
初めての裏英彦山道、どんなところでしょう。ワクワクします!


今日は信ちゃん達を私と夫殿と二人だけで独占できるのです。
それって贅沢ですよね!

舗装路を歩いて薬師峠に向かいます。
冬枯れの木の枝の向こうに望雲台を見上げました。
春夏に木が茂っていると、崖が見えないのだそうです。


木の標識が古くて、いかにも未知の世界へと案内してくれるようです。


鷹巣山への入り口を左に見てさらに進むと、いよいよ裏英彦山道へ入ります。


のんきにしていたら「今日はけいこたん先頭を歩いたら?」と信ちゃん。

え??はい?

「先頭を歩いたことないでしょ。ゆっくりでいいから、勉強になるから」
とニコニコ信ちゃん。

あいやー、はりゃー、私が先頭だなんて。
では!勉強させていただきます!ありがとうございます
それっ!!


雪が残っていて綺麗です。


「ゆっくりでいいから、踏み跡をよく見てね」
「はいっ!」


いつものように私、返事だけはいいのですが、平気で道を間違えたり、テープを見落としたりです。


鷹巣山が見えました。左から一の岳、二の岳、三の岳


北岳との分岐に来ました。
北岳、中岳、籠水峠、猫の丸尾へとつながるのですね。


先頭を歩かせてもらいましたが、一時間もしないうちに私の足取りは不安定。
見かねて信ちゃんが「代わりましょうか」

ほっ。
よろしくお願いいたします。(^^;)


どこから見ても綺麗な三角錐の苅又山


ケルンの谷まで来ました。
今まで人様のブログの写真で眺めていただけの場所が、今自分の前に出現しています。
感動!


つららを見て感激!


垂水の壺に着きました。スタートから2時間くらいです。
ここもまた写真でなく実際に見て、ほー、ここなんだねーと夫殿が喜びました。


左の岩から水が垂れていますね。


大きな丸太をエンヤコラショッ!


これまでも苔の岩を乗り越えたりで、かなりアドベンチックでしたが、なんと!
ロープ場です。
たいした事なさそうなのですが、足を置くところが狭くて気をつけなきゃです。
信ちゃんの行く様子をよく見て、私も行きます。(ちょっと、ぶれましたけど)


大岩を抱く木


大岸壁はチラ見だけ。
夫殿は登っているから、今日は行かなくていいですと言ったら、私はやっぱり宿題ですかー。
いつかは登らなくちゃですかー。


青空がまぶしく、鹿の角に向かって気持ちいい歩きです。


いいお天気!鹿の角です。


ブリブリ元気!


鬼の舌手前の大きな岩!!
峰入りで歩いたときは気が付きませんでしたが、今日は信ちゃんが立ち止まって見せてくれました。
どうしてこんな形なんだろ。驚き!


鹿の角から鬼の舌までも結構きつかった。


峰入りの時は無我夢中というか、夢遊病というか、よく覚えていない。
信ちゃんのお尻と斜面だけ見ていたけど、今日は心して、しっかり登るよ!


峰入りの時、誰かが言っていたなあー。
鬼の舌を登り上がると南岳はあっけないくらいにすぐそこだからと。
そうなのか、このやろ、このやろ、鬼の舌なんて怖い名前に負けるものか。


抜けると目の前に樹氷の花!


南岳山頂はスルーして中岳に向かいます。
ここからは夢の縦走路です。


樹氷が綺麗!!


綺麗、綺麗!


あまりに綺麗なので、信ちゃんが「いいねー」と。(^-^)


私も嬉しくなって踊ります。(^-^)


英彦山の樹氷は綺麗ですね。
美しさにため息をついていると、もう中岳山頂に着きました。

おや、サンタさんです!!
英彦山のクリスマス名物のサンタさんは信ちゃんとも仲良しでした。(^-^)




山頂小屋でゆっくり昼食を取って、北岳から下山します。


ヤッホーっ!
中岳から北岳に向かうこの景色が大好き!!


まるで桜の花が咲いてるかのような樹氷




でも、北岳からの下りは辛かったです。
急だし、苔の岩に滑りそうだし、私にとっては鬼の舌よりきつかった。
(下りが平気な夫殿は、今日は鬼の舌の登りが長く感じたそうです)


木段は滑らないように気を付けて下りましょう。


ここにもつららが!


高住神社が見えてきました!


今日初めて気づいたのですが、神社の裏は大岩が聳え立っています。


安全な登山ができたことを高住神社に感謝し、これからもよろしくと頭を下げました。

すると、お正月準備をした牛たちが笑ってこちらを見ていました。


3時前に豊前坊駐車場に戻ってきました。
大変楽しい一日でした。
信ちゃん、俊ちゃん、ありがとうございました。
初めて薬師峠から歩く裏英彦山道でしたが、案内していただいてよかったです。
夫殿と二人では迷子になったかもしれません。
声を出しておしゃべりして歩いたので、きついなんてどこへやら~。
帰りの車の中でも、夫殿が何度も何度も「今日は楽しかったねー」と上機嫌!
先頭を歩かせていただいたのも、よい経験になりました。

裏英彦山道を歩いたことで、また英彦山の魅力を知りました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
また一緒に山を歩いてくださいね。

本日の軌跡



コメント (22)

白坂峠~八丁峠

2016-12-20 19:42:18 | 福岡県の山
2016年12月18日(日)白坂峠~八丁峠

ポンちゃん、ガック隊長、風来坊さんが調査してくださった白坂峠から八丁峠までを歩きます。
今年2月の「峰入り古道2回目」を完全なものにするためです。
舗装路を歩くのではなく「峰入り古道を歩く」のだという、ポンちゃんの熱い思いに感動し、度々の下見調査に頭が下がります。

朝10時に八丁峠で待ち合わせ。
風来坊さん、ガック隊長、夫殿、私の4人です。
早く来過ぎないようにとのことで、15分前に着いたらやはり一番最後でした。(#^.^#)
車をデポして、白坂峠で先発隊のポンちゃん、信ちゃん&俊ちゃん、higeさん&mamatiasさん、イーさんの6名と合流しました。

そして、10時半にスタート!


今日は可愛いエルちゃんも一緒です。


取り付きから山道へ入っていきます。


朽ちてしまった峠の茶屋


ここから風来坊さんたちは左の尾根道を進みます。

私たちは歩きやすいほうへ。


「おおーっ!よさげなところがー!」と声がして


いってみると、宝満山、三郡山。
空が青くていい眺めです!


合流しました。列の長ーい大人の遠足のようです。(#^.^#)


その先ではhigeさん達はちょっと下を歩いていますよ。


693m三角点の手前の陽だまりでお昼ごはんです。
日本酒の話をしながらも、風来坊さんのランチテーブル(ポンちゃん作製)には文庫本が!
カッコいいですよね!


ゆっくり休憩して出発です。
仲良しのhigeさん達。立っているだけなのに雰囲気が同じです。(^.^)


これが三角点。
こういうのを私は普段見逃してしまうので、ちゃんと見るようにしなくちゃです。


峰入り古道らしい山歩きです


信ちゃんがキッコウハグマの花後を見つけてくれました。
今年惚れこんだお花なので、花後も見られてうれしいです。


新八丁峠まで来ました。
信ちゃんのスマホを見せてもらって位置を確かめたのですが、やはり自分のスマホで自分で確かめなきゃですね。
こういうところが甘いっ!私。


林道は歩かずに山の中へ。
みんなで光に向かって歩いているようです。


屛山、古処山がくッきり見えてくると




旧八丁峠に着きました。


雲の中に浮いているのはなんと雲仙だそうです!(教えてもらわなければわかりませんでした)
綺麗ですね!きょうのご褒美のようです。


春を待つスミレが一輪


さらに峰入り3回目に歩いたところとつなぐため、秋月につながる林道を歩きました。


秋月とつながる道を確かめて、八丁峠に戻ったら、楽しかった今日の山行はこれでおしまいです。
いよいよの帰り道って、もの寂しいですね。


峰入りから始まって峰入りに終わるかのような今年一年でした。
念入りな調査から、温かく細かい配慮まで、ポンちゃんには大変お世話になりました。
また、励まし見守ってくださった皆様、ありがとうございました。
来年もう一度峰入りの詰めがあるようですね。
さらにそのあともずっとずっとよろしくお願いいたします。

ずっと、ずーーっと、よろしくお願いいたします。   





コメント (18)

低山万歳・のぼろ

2016-12-13 19:38:22 | 福岡県の山
2016年12月11日(日)

今日は公民館の大掃除と茶話会です。
日頃お世話になっているので、心を込めてお掃除をしてきました。

なので、自由時間は午後からです。
午後からでも行けるのはやっぱり近くの牛頸山。
私は先週に続くので~ちょっと面白くないかな~と思っていましたが・・・

今季の「のぼろ」に牛頸山が4ページにわたって掲載されていました。
低山万歳の番外編「住む町の山」です。(^-^)
これは捨て置けぬ。
やっぱり今日も登りましょう!(^-^)

登るたびに、あっちの道、こっちの道、まだ歩いていないいくつかの分岐が気になります。
今日は時計と反対周りでぐるっと周回、黒金山分岐は初めての尾根コースを歩いてみましょう!

ちょうどお昼の12時にスタート!
良く晴れています


アケボノソウやホトトギスはもうすっかり頼りなく~


杉の植林を抜けていったん林道を歩き、また中に入っていくと牛頸山にもロープ場があります。
使わないですけど。(^^;)


また林道に出ますが、今日は「立ち入り禁止」の近道をせず、長々林道を歩きます。
その訳はこれ!!
下りでしか使ったことのない長ーい階段を登ってみたい。


登ったら下る


そしてまた登る




傾斜はさほどないので辛くはなく、すぐに山頂です。(^-^)
糸島方面


三郡山頂もくっきりです


コンビニのおにぎりを食べて下山開始
今日は黒金山に向けて、初めての尾根コース歩いてみます。
分岐に表示はなかったのですが、地図を見ながら入っていきました。


中に入ってみると、道は整備されていて、テープもあり迷う心配はありません。


でも、もしかしたら整備されたばかりで少し前は藪だったのかもしれません。
伐採したばかりの幹や枝に切り口に、何度か引っかかりそうになりました。
ちょっと要注意です。(コケませんでしたよ!)
歩いていると木の枝に表示がありました。


初めての道はなんだか楽しい!
途中で九千部山もよく見えました!
いつものコースでも九千部山が見えるところがありますが、尾根コースのここからがはっきり見えます。


でも、私の好きなハートの鉄塔は通らないのでちょっと残念。
代わりにこんな面白い形になってしまった木の枝を見つけました!
絡みながら、よじりながら、くるりんこ。


出てきたところは、天拝方向から来た時に「黒金山まであと50m」の表示があるところです。 
尾根コースに入らないようにかな?倒木が置いてありました。


フユイチゴとノイチゴが一緒に~


草スキー場を過ぎ、展望所に立ち寄って


サイヨウシャジンを見たら今日の山散歩はおしまいです。


牛頸山~黒金山は信仰の山ではないようですし、城跡があるわけでもありません。
これといった特徴がないようですが、お花探しも、面白探しもできます。(#^.^#)
「住む町の山」はすぐそこにある心安らぐ山です。

わたし、牛頸山の女主になろうかしら?
来年の大河ドラマ「直虎」ならぬ「恵虎」ね。
うん?
恵虎・・・けいとら・・・軽トラ?!
軽いなー!やっぱり!

今日は大外回りでした。


コメント (6)

夢アイディア・優秀賞!!

2016-12-12 20:10:45 | 往還の会
2016年12月10日(土)

夢のような話を本気でしよう!
夢アイディア2016交流会に行ってきました。

鉄塔尾根を案内していただき、アジサイワークショップ、旧三瀬街道ハイキングでお世話になった野河内往還の会の島田さんのプレゼンがあるのです。
「隧道を抜けて宝探しにおいでよ!水源の里 野河内・曲淵」が全57もの提案の中から厳しい一次審査を通過し、天神スカイホール(西日本新聞会館16F)で一次審査を通過した9作品(提案)の発表、審査・表彰が行われます。


200席あるホールはこの後すぐに満席になりました。


プレゼンの発表を待つ島田さん。(右端)
ドキドキでしょうね。
何か祈ってるのかな。


見てる私達もドキドキでしたが、ドキドキ以上にワクワクしました。

島田さん、ガンバレ!!

プレゼンが始まりました。


話し方は穏やかですが、強い信念とこれまでの確かな歩みに自信をもってお話されました。
初めて見るスーツ姿はなかなかイケています。
いつもの作業着、軍手、長靴ではありません。(#^.^#)


実は今回の57の応募作品中、26作品が若い世代の方のものだそうです。
さらに今回発表の9作品中6作品が何と大学生の提案でした!
大学生の提案はSNSやTwitter等、ICT技術を使ってのアイディアも多かったです。
プレゼン力ありますねー。聞いていて面白かった。(^.^)
若い力は素晴らしい!
臆することなくプレゼンする若者の姿は生き生きとしていました。
日本の未来はこうした若者たちが夢を現実に変えていくのだと、頼もしく思えます。

でも島田さん、決して負けていません!!
アイディアだけではなく、内容が深い!
夢のような話を実現可能な夢にすべく、ひたすら日々汗を流されているのですもの。
ワークショップを通じて「想う気持ちが人をつなげ、水源の町全体に彩りと活気を呼び込む」をコンセプトとした島田さんのプレゼンは、きっと審査員の方々、参加された方々の心を打ったと思います。

休憩をはさんで、審査員の方々の講評が始まりました。


審査は審査委員の採点と交流会参加者の投票で各賞が選出されます。
私も夫殿ももちろん島田さんに投票しました!

ジャーン!!
優秀賞です!!素晴らしいです!(最優秀1名、優秀3名)

審査委員長の講評の中に、島田さんの提案を取り上げて、「水源の大切さ、福岡市民にとって重要な問題提議もしている」「持続する志を持って夢を正夢につなげている」と高く評価されていました。


素晴らしい!!  
よかったです! 本当によかった!
おめでとうございます!

その後の懇親会には参加しなかったため、表彰式の写真が載せられなくてごめんなさい。
こちらにあります。

大変楽しい夢アイディア交流会でした。
頭と心にいい刺激をいただきました。

そして、遊んでばかりではなく少しでもお手伝いをしたいと思いました。










コメント (8)