山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

四王寺の滝(2016.01.23)

2016-01-24 19:11:10 | 福岡県の山
2016年1月23日(土)英彦山四王寺の滝

初めて見ました!!
英彦山四王寺の滝。
それは圧倒的に力強く迫ってきました!

今日は英彦山の四王寺の滝を見に行こう!!
明日は大寒波が来るという。今日ならいけるだろう。
しゃくなげ荘を過ぎたころから道路にも雪が積もり始めました。
銅の鳥居駐車場に着いたのはちょうど11時ころ。
今日は奉幣殿までスロープカーに乗りましょう!!(幸駅)


気温は0度を下回っています!!寒いはずです。


スロープカーが降りてきました。動いててよかった。楽ちんスタート!(11:10発)


スロープカーの乗客は私たちだけでしたが、係員の方から、今日はもう登山客だけで60人位運んだと聞きました。
「もう、みんなみんな四王寺の滝って言って登りんしゃあけど、僕はお湯でもかけて雪はみんな解かしたいっすよ。通勤が大変なんだから~~」
「ここがこんだけの雪だったら、上は青森だからね。」
おう、上は青森!わかりやすいですね!雪が多いのね~。
などと楽しく聞いていたら、あっという間に花駅に着き、乗り換えて神駅に着きました。

奉幣殿にお参りして四王寺の滝に向かいます。


難所が滝は見たことがありますが、四王寺の滝は初めてです。
滝まで行くのはわかりにくく、険しいと聞いていたので、これまで尻込みしていました。
今日は行くぞ!滝を見るぞ!

南岳鬼杉方面へ向かうと早くもこの景色。


この冬初めての雪景色に興奮します。 雪を見たかったよぉ~!。

四王寺の滝への分岐に来ました。
奥にこの先危険という赤い文字が見えますよ!
気を引き締めてね!


わぁーーっ!!きれい!!


傾斜も急になり、雪が深くなってきました。
踏みしめ、踏みしめ、登りました。
下りてこられた方が、「今日の氷瀑は見事ですよ。この時間なら人もいないから一番いい時を独占できるかもしれませんよ。」と教えてくださいました。
ワクワクして、胸が高まります。

上を見ながらまだかな~まだ先かな~

おおっ!現れました!これが四王寺の滝です!!


たっぷりの氷瀑ですね。


激写しましょう!!


夫殿も激写。






本当に誰もいません。
四王寺の滝を独り占めです!なんて贅沢!
でも雪はどんどん降ってきて、写真を撮っていたら寒くなってきました。
いつまでも眺めていたい気もしましたが、そろそろ帰りましょう。
帰りの車道が凍っていないか、それも心配です。


静寂ってこういうことを言うのでしょうか。


立ち去りがたくもあるのですが、帰らなくちゃです。

えっ?
は?
あーれーーーえーー!!(音声あり)
コケマシタ!!
左足がズボッとはまったかと思うと、何故かそのまま転倒!
すぐに起きようと思ったのに、ストックが木の枝か岩に引っかかって立てない。
夫殿からすると、頭から落ちてたようです。そう、50cmくらい落ちたかもです。
メートルではありませんよ。センチメートルですよ!!
えへへ~と笑いながら、真剣に体勢を整えてよっこらしょっ!
転んだ時の写真を撮っておけばよかったですね。きっと笑えますよね。
また気持ちよく元気に歩きました。

今日は一面モノクロの世界なので、ここでちょっと色ものを(^-^)
奉幣殿まで戻りました。


雪はボタン雪となり、どんどん降ってきます。


財蔵坊も雪に包まれています。


銅の鳥居まで下りてくると


あいやっ!愛車のアクア君は雪まみれ!!14時45分


そんなこんなで帰り道が不安でしたが、無事家に帰りつきました。
四王寺の滝は圧倒的に大きく、素晴らしく、感動しました。
山頂へは行きませんでしたが、十分満足です。
「そこへ行かないと見ることができない絶景」を見ることができ、とてもうれしかったです!
今日見た世界は、とても写真や言葉では言い表せません。
自分の目で見て、頭と心の中にしっかりと残そうと思います!!  

大寒波襲来の明日は家で丸まっていようっと(^_-)-☆
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馬見山へ予習登山

2016-01-18 21:27:38 | 福岡県の山
2016年1月17日(日)馬見山978m

峰入り古道三日目の予習として、未知の馬見山に嘉麻峠から登ってきました。
ぅおっ、さぶ~~。寒いよ~~!!
今日は午後から雨予報です。
それなら、朝早くから出てくればいいものを、朝はゆっくり寝ていました。
遅めのスタートで雨に出会うことは必至なのにね。

スタートは10時15分。
嘉麻峠、小石原民芸館(閉鎖)の向かい側に登山口があります。


早速の急登に足がついて行かない。
昨日の夜、食べすぎたからかな~。
今日の登山用に多めに作ったお弁当を、前夜にすっかり食べてしまった(~_~;)
夫殿は11日の山行を思いだし、クックックと笑いまくり、一人宴会してるみたいだったしなー。


見上げるような最初の急登を登っていくと、うわっ、木の幹がパックリ割れています。
木の幹怪獣が両手を広げて「ウォーッ!のろのろしてたらお前を食べちゃうぞー!!」
って言っているようです。


大根地山よりも急勾配の丸太階段も出てきてひーたら登りましたが、フラットなご褒美歩きもあり登山道はとても歩きやすいです。
晴れていたらどんなに気持ちいいことか~


峰入り古道を示す石仏があったのですが、急いで通り過ぎたので、写真を撮っていません。
下山の際に撮ればいいやと思っていたら、下山時はすっかり雨で写真は撮れないままでした。
残念!

一時間ほどで明るいところに出た。


あれが馬見山かな~、もうすこしかかりそう。
雨が降り始める前に山頂に着きたい。


おや、雪です!


そして、とうとう雪が混じったような細い雨が降り始めました。
急げ、急げ~。でも足が重い~。

山頂広場に着きました。
三角点のある山頂はすぐ先にあるようですが、今日はここまで。12時18分


古処山、屏山


小さく江川ダムも見えます


震えながらバナナとチーズを食べて、熱いジャスミンティを飲みました。
冷たい雨が少し雨足を強めてきました。
大急ぎで雨対策。
カメラ・スマホもザックの中に押し込み、ザックカバーをつけてレインウエアも着ました。

下山でーす!!
手がかじかんで指先が冷たいよ。
急いで帰ろう。
雨で落ち葉が濡れてくると、滑ります。
土まで濡れてくると、さらに滑ります。ストックが頼りです。
気をつけて、急いで、自分にと言い聞かせながら下山しました。(時々躊躇)
14時29分嘉麻峠到着。
峰入り峠の予習登山は、何とか登って下りただけで、修験道の道たるを感じる余裕はありませんでした。
でもいい山だなぁ、新緑の時はまた来たいなぁって思いました。
あぁ、寒っ~~。雨嫌だ~~。

本日の軌跡





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四王寺山のセリバオウレン

2016-01-16 22:48:35 | 福岡県の山
2016年1月16日(土)

今年も会いに来ました!!
清楚で愛らしいセリバオウレン。
ひっそりと咲いていました。


色も形も小さな魔法の世界


お花同士がおしゃべりしているよう


この愛らしさは言葉には表せないですね~


こちらは純白純粋


可愛さがはじけています


今年も見ることができてよかったです!!
お花が咲き始めると、心がそわそわしてきますね。


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峰入り古道(春峰)・一日目

2016-01-13 14:27:51 | 福岡県の山
2016年1月11日(月)宝満山~三郡山~大根地山~冷水峠)

今日はポンちゃんさんにお誘いいただき、宝満山から英彦山への峰入り古道(山伏たちの修験道)を歩く第一日目です。
私たちは大根地山登山口に車を止め、Kさんに迎えに来ていただきました。
Kさんありがとうございました。気さくにお話しいただき、最初の緊張がほぐれました。ホッ(^^)

Kさんの車に乗せていただき、竈門神社の駐車場へ。
ここで円陣を組み、自己紹介です。ドキドキ~~
ポンちゃんさん、発案してくださったいーさん、先導して下さる信ちゃん俊ちゃんさんご夫妻、Kさん、higetiasさん、風来坊さん、寝太郎さん、五百枝さん、そして私と夫殿の総勢11名です。
山のベテランさんばかりですが、優しく楽しい方たちばかりでした!
ポンちゃんさんといーさんから峰入り道の春峰・秋峰の地図や、大根地山の資料・今日の行程図を頂きました。

まずは竈門神社に今日の登山の安全を願って参拝です。


ところが、ところが~~
私の頭の中の記憶が全く途絶えています。
信ちゃんさん俊ちゃんさんの後ろに付いていきながらも、緊張しすぎて歩き始めを覚えていない。
気づいたら百段ガンギ。


皆さんの後ろ姿と、足元の石段ばかり眺めて登りながら、頭の中は空っぽこ!
中宮跡で休憩です。


実は~~
今回の山行はきっと汗を拭く暇もなく、歩きつめるのだろうと思っていたのです。
汗を拭く暇も、上着を脱ぐ暇もないだろうと。
そこで私は前哨戦の大根地山では「ザックを降ろさず、歩きながら上着を脱ぐ練習」をこそこそと二度もやっていたのです。お笑いでしょ!

でもそんな心配はなく、水分補給タイムもあり、立ち止まって上着を脱ぐこともできました。
先頭の信ちゃんさんがくるっと振り向いて、「すいぶんほきゅう~」と声を掛けてくださるのです。おかげさまでずーっと気持ちよく楽に歩けました。
休憩のときは皆さんから飴やチョコ等ののおやつまで頂いてゆっくりできました。

中宮を過ぎて少し歩くと行者堂の石垣です。


ここでポンちゃんさんから、宝満山と英彦山の行者堂は向かい合って建てられていたのが、修験道の廃止で宝満山の行者堂(現在のキャンプ場辺り)は谷底に突き落とされたのだと、お話を伺いました。勉強させていただきました。
お話を聞きながら、転がり落ちていく堂が見えるようで心がしーんとなりました。

梵字岩です。二つの梵字が見えます。
(もうちょっとよく見えたら梵字を調べてみたいのに~。)


宝満山山頂


仏頂山 (祠は心連上人のお墓なのですね。ポンちゃんさんの説明で初めて知りました。)


三郡山への縦走路はいつも気持ちいい。今日は最高に気持ちいい!!


三郡山に到着して昼食です。
またもや、おやつをたくさんいただきました。なんだか幸せ~~モグモグ(*^_^*)


集合写真も撮っていただき(省略)昼食の後は大根地山へ向かいます。
ポンちゃんさんとKさんが前もって確かめてくださった道を飛ぶように下りました。
途中何度か車道に出るものの、すぐに山道へ入りダダダダーーッ、タンタラターと下りました。
いつもなら「あれえ~、何とご無体な~このような急な下り~」と躊躇していたと思います。
でも今日は「ひょっほーっ、ひょっひょーっ」と面白いように足が進み楽しかった!!
どこからどう進んだのかはちっともわからず、ただただ歩くのが楽しくて~~ 


皆さんで大笑いした「一日道」


車道を歩いて


「竜岩自然の家」まで行きトイレ休憩です。
ここでもおやつを頂き、美味しい!!


残すは大根地山!
おしゃべりしてたらちっともきつくない。


荒熊稲荷神社


ストック出したけど、いらなかったな~(一応、元気度アピール)


大根地山神社にお参りして


イエーイ!大根地山山頂です!!
ここで、いーさんが年間150回以上も山に登られるというお話を楽しく聞きました。
新しく買った靴も一年しかもたないとお聞きし、驚くやら可笑しいやらでした。(*^_^*)


後は下るだけー


私もカメラを持ってくればよかったな~~。
写真を撮る余裕もないだろうと思い、私は手ぶらで、夫殿が古いデジカメのみ。
カメラを持ってくればよかったな~~。
今日一日の一番のお気に入りの風景が取れなくて残念。

長崎街道の説明板


さらに進んで、赤白の前掛けをつけたお狐様の前をとおりゃんせしたら、


最終地点の大根地神社の鳥居へ出てきて今日の山行は終わりです。


皆さん、大変お世話になりました。
楽しい楽しい一日でした。
ありがとうございました。心よりお礼申し上げます。
またご一緒させてください。(*^_^*)

本日の軌跡


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前哨戦は大根地山

2016-01-10 12:29:57 | 福岡県の山
2016年1月9日(土)大根地山652m

明後日11日はポンちゃんさんにお誘いいただいて、宝満~三郡~大根地山へと歩きます。
初心者同然の私たちにお声かけいただき、大変ありがたく思いました。
さらに細やかなご配慮も頂き感謝しております。
しかしながら私たちが参加することによって、ポンちゃんさん初め、参加される皆様の足手まといになってはいけない、ご迷惑ご心配をおかけしてはならないと強く思っております。

宝満三郡は歩いたことがあるものの、大根地山は知りません。
そこで前哨戦として登っってみました。
はて、どんな山でしょう。

竜岩自然の家駐車場の車を止め、登山開始です。10:10


元気に歩き始めたのですが、登っても登っても丸太階段が続きます。
大根地山だけ単独に登るのなら、そうきつくはないでしょうが宝満三郡の後だと、疲れを感じるのだろうな…と、早くも弱気。


フユイチゴが「大丈夫よ、いけるよ!」と言ってくれる。


サツマイナモリも応援してくれる


明後日はきっと写真を撮る余裕もないでしょう。マルバノホロシ


石段を登って荒熊稲荷神社


大根地神社奥宮へ石段が続いて


そして大根地神社です。11日が無事に過ごせますように、皆様にご迷惑をおかけすることのないようにと、心を込めてお祈りしました。


大根地山山頂 652m 11:27
霞んでいるけど、右奥に三郡山のレーダーが見えます。
明後日はあのもっと向こうから歩くんだーー!


帰りは来た道ではなく、周回しました。
ところが途中で道を行きすぎてしまい、後戻り。
この後戻りの登り返しがヒータラきつくて参ってしまいました。
なのに、夫殿はスッタカ登っていきました。
膝の調子はいいみたいです。


明後日11日はちゃんと歩けるかな?
私は結構きつかったので不安を抱え、夫殿は根拠のない「大丈夫!」
皆さんの足手まといにならないように、頑張ろう!!

本日の軌跡

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