山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

四王寺山

2021-01-25 21:03:22 | 福岡県の山
2021年1月24日(日)曇り

春一番、愛らしい「セリバオウレン」に魅了されました。
久しぶりの長時間歩きとなりましたが、楽しかったです。

静かな都府楼跡。9:16
今日は曇りで、時々霧雨が頬を濡らしました。

市民の森のメタセコイヤは、冬の空にとても似合う。

梅の花がいくつか咲き始めていました。
春を感じられてうれしい。

梅の次は桜。
開花したら見事なところです。

高橋紹運の墓所。

岩屋山(岩屋城址)
歴史を知り、ここに来るといつも紹運と家来の切なさに苦しくなる。

お天気悪く、せっかくの眺望も今日は霞んでいます。

展望台に寄るも、何も見えず。

今日はhige大魔王様の足跡通り、毘沙門堂から周ることにします。
霧雨の中、鳥居が見えてきました。

お参りしていきましょう。

毘沙門堂の側に大城山。

野外音楽堂のベンチは雨に濡れているので、見るだけにして休憩無し。

百間石垣。

道路を渡って、急坂を上り北石垣へ。
これがきつかった---。太腿が笑いました(≧▽≦)

北石垣は覗けません。

小石垣の側で昼食。


大原山
フラットに歩いてくるので、通過地点のようで山という気がしない。

焼米原を振り返る。
ここも見晴らしがありません。仕方ないです。

下山は眺望の森へと寄りましたが、何も見えません。
せっかく上ったのに残念。

最後に坂本神社へお参りしました。15:19

人の多くないところを歩いたつもりでしたが、この日は何人もの人に出会いました。
軽装の人から道を聞かれましたが、四王寺山は札所参りの道もあったり、迷いやすかったりします。
気をつけなくてはと、自分自身も改めて思いました。

嬉しかった私の春一番!「セリバオウレン」
ほら、これは土から顔を出して、生まれたばかりみたい。


バックに光の玉がいくつも出来ている。
ぽわぽわ~ん。


今年初めてのお花なので、愛おしい。


立ち姿も鮮やかでした。


「今年も会いに来ました」
お花は10株以上咲いていました。
とても可愛くて、嬉しい一日となりました!!
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牛頸山に新年のご挨拶

2021-01-19 21:32:49 | 福岡県の山
2021年1月17日(日)晴れ

何といっても、牛頸山に新年のご挨拶に行かなくちゃです。
今年の干支の山でもあるしね。
いこいの森から、新北ルート沢コースで登り、正面コースで下る僅か二時間半、お散歩みたいにゆっくり歩きました。

登山口。


初めは荒れていますが、

斜面を登り上がると、尾根コースと合流します。


自然林の中を歩くのが、本当に気持ちいい!

さらに登ると、岩の門。

その先の展望所からはダム湖がよく見える。

左が開けたところで牛頸山をズームアップ。

林道へ出て、向かい側を登ると山頂は近い。

牛頸山です。新年おめでとうございます!
気温はちょうど0度ですね。風が冷たい。

下山は正面道最短コースでいこいの森まで、とっとこ下りてきました。

ホームグランドでもあり、大好きな牛頸山ですが、個人的に残念に思うことがあります。
どなたが付けられたのか、標識がものすごく多くなっていました。
やたら多いのです。
整備され過ぎというか、ベンチやブランコ、梯子など、いくつも次々と出来ています。
これでは「山」というよりも「パーク」とか「ランド」みたいになってしまいそう。
木や岩、市の看板にもいたずら書きがあったりして、残念に思いました。
神秘的な山の佇まいが失われるのは辛いです。
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金山

2021-01-18 21:59:26 | 福岡県の山
2021年1月16日(土)晴れ
1月往還倶楽部山行
参加者 5名
山中キャンプ場スタート(8:55)~登山口(9:40)~雪原でツェルト体験~金山山頂(11:33)~下山開始(12:06)~山中キャンプ場到着(12:53)

緩やかに登れる佐賀県側から「雪の金山かなり初級コース」を案内していただきました。
1月末の寒波の時には、往還倶楽部の親分たちがそれぞれ北斜面から腰までつかりながら、どっぷり徘徊したそうです。
その後晴れの日が続きましたが、今日少しは雪が残っているでしょうか。

朝8時に曲渕トンネル手前に集合の後、登山口に移動します。
三瀬峠は通行止めなのでトンネルを抜けると景色は一変して、路肩には雪が残っていました。
峠の手前で右折して、登山口に向かおうとしたら……。


道路は凍結、凍り付いた雪がタイヤに挟まって先に進むのが難しい。
前の車はタイヤがちゃんと噛まなかったり、車体が揺れたりしてる。

このまま進むのはスタッドレス・四駆でも危険だと判断し協議の結果、山中キャンプ場からのスタートに変更し、バックで分岐まで戻りました。
このバックも怖かった。
(助手席の私は大人しくしていましたが、ハラハラドキドキでした)

山中キャンプ場にはトイレもあるので有難いです。
支度をしてスタート。


雪がどのくらい残っているのでしょう。


舗装路まで出てくると目の前が山中地蔵ルートの登山口ですが、今日はここからではなく、


その先東に1㎞行ったところから登ります。
道路歩きはツルリンこけないように気をつけました。


前方、左が登山口です。


樹木の雪は融け落ちていますが、地面にはまだ残っています。
明るい尾根なので気持ちいい。

普段は見えない動物の足跡が雪の上では見えてきます。
これは何だろう?ウサギかな?

驚いたのはこれ!
写真ではわかりにくいのですが、右足五本の指の跡が見えて、赤ちゃんのような足跡です。
まさか、人間の赤ちゃんが雪の上を歩くわけはないですね。
猿だろうということでした。


登るにつれ、雪が多くなり足首が埋まるくらいになりました。
鉄塔尾根のサラサラバージンスノーと違い、水分を含んで重い雪なので、足を上げるのに力が要ります。
途中、息がきつくなって休憩タイムを頂きました。

広いですねー。
明るいです!何てったって楽しい!
アイゼンは付けていません。


この辺りが源流かな~。

稜線に出る手前の、緩やかな林まで来ると「ツェルト」体験です。
暴風雨や吹雪の時など、緊急避難時に素早くツェルトを使うのだそうです。

中に4人が入りました。薄い生地一枚なのに、中は本当に暖かい!
丸くなって座り、真ん中でヒーターでお湯を沸かして、温かいものを作って飲んだり、今後の行動について話し合ったりするのだそうです。
北アルプスの吹雪の中での体験談を楽しく聞きました。

休憩の後、金山山頂までは稜線歩きです。
思わず立ち止まって、いい景色-!!
こうした景色を見ると、気持ちが広がります。


「雪が多い時の急斜面の安全な上り方」の体験学習を、登山道から脇へ入ったところの斜面でさせていただくようでしたが、雪が少なすぎてやりにくいとのことで、実現叶わずでした。

金山山頂。
雪が少ないですね。先客がいらして、さらに数名登ってこられたので、長居はできません。


さっと行動食を食べて下山します。


最初の予定では、山中地蔵ルートを少し下り、途中から東に水平道をトラバースして元の道に合流する予定でしたが、谷がえぐれているところが二、三か所あったり荒れているそうで、普通に山中地蔵ルートで下山しました。
こちらは雪が殆どありません。登りのルートで雪を踏んでいてよかったわ。


舗装路に出ました。
道路を渡って登山道を下ると、山中キャンプ場の駐車場に着きます。

朝来たときは私達の車しかなかったのに、降りてくると車の数が増えていました。
さすがに人気の山ですね。
福岡県側からはどこからどう登っても、険しくてきつそうで、足が向かない金山ですが、佐賀県側からは穏やかで別の山のようでした。
金山の雪の量は格別多いらしいのですが、この日は「残り雪」で私にはちょうどよかったです。
翌日には筋肉痛が来ましたもの。
皆さん、楽しい一日をありがとうございました。
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雪道を歩く

2021-01-11 23:44:33 | 福岡県の山
2021年1月10日(日)曇りのち晴れ

8日からの寒波は道路を凍らせ、雪を積もらせました。寒いー!
日曜の朝、布団をかぶったまま牧ノ戸ライブカメラを見てみると、なんとまだ6時半だというのに、駐車場は満車です。
雪景色を求めて、くじゅうに行く人はやはり多いのねー。
私達も雪を踏みたくて、のたのた起きだし、遅い支度を始めました。
今日は鉄塔尾根を登り、炭焼き尾根を下って野河内に下りてくる、とっておきの「雪道歩き」です。

道路交通情報や、車のナビを見ると、小笠木峠が通行止めです。
そこで桧原~早良方面から周っていくことにしました。

家を出た時は雪だったのに、この辺りの道路は乾いています。


内野まで来ると一変して、道路も畑も真っ白。
もうすっかり雪景色でした(^^)/


野河内無料駐車場に車を止めて歩き始めましたが、雪のおかげでいつもとは違って見えます。


法面のアジサイ植栽地も雪に覆われていますね。


鉄塔尾根登山口にはアジサイ苗が雪を被って転がっていました。
アジサイちゃん、今度ちゃんとしてあげるからね。


アイゼンを装着してスタートです。
「ようこそ」と言ってくれてありがとう。歩きますよ(^-^)

曲渕小学校の生徒さんと植樹したのは、もう三年前になるのですね。
雪の下の苗がちゃんと育っていますように。

誰もいない雪道の始まり。


鉄塔まで来ました。足首まで雪に埋まっています。

これまでも、ここから先も踏み跡の無いバージンスノウを歩くのですから、気持ちいいーーっ!


丸太のベンチが見えてきました。
「かさこじぞう」のように愛らしく並んでいます。


ここから眺める金山は大きく堂々として、カッコいいのですが、今日はガスっているようではっきり見えませんが、これもまたいい感じです。


ノルウェーの森です。
行ったことないから嘘ですけど(^^;)


続・ノルウェーの森です。
続・嘘です(^^;)

誰もいません。
雪は静けさを生むのでしょうか。あまりに音がありません。

炭焼き尾根の表示。


その先の分岐を間違えないように下っていくと、炭焼きの窯跡がありました。
ずっぽり雪を被っていて、ちょっとわからないですね。

そして仲良く並んだ夫婦杉!
雪の中でよく目立ちました。

ここでやりたいことがあったのです!
雪だるま作ろう~♪♪

手は上に向けて、きりっとした顔立ちのかわいこちゃんです(^-^)


夫婦杉に子どもができました♥
幸せそう~~♥ うれしそう♥

珈琲とアップルパイのおやつを食べて休憩したら、尾根に上がって下山開始です。


面白いねー。
雪が丸いお餅のようです。
年末には往還の会で餅つきをするのですが、去年はコロナ禍で出来ませんでした。そのせいか、丸く積もった雪がお餅に見えてしまいます。

下りてくると、青空が見えました。
もう少し早くから晴れてくれたら、もっとよかったのになあ。

渡渉して林道に上がると、もう舗装路になってしまい、人の足跡の上を歩くことになりました。
でも、ずっと楽しかった!

野河内渓谷の看板。

ちょっと渓谷の冬景色を見てみましょう。


ツララがあると何故か嬉しくなる。

炎を背負った不動明王は、さすがに雪を溶かして燃えていますよ。


雪の渓谷。


駐車場への帰りの裏道では、そり遊びをする子ども達がとても楽しそう。


最後に、ここ地元の神様大山祇神社にお参りしました。

今日は雪道をたっぷり歩いて大満足でした。
ただ歩くだけでこんなに楽しいなんて、雪は魅力的ですね。
雪の白さに静かに興奮しながら、また山を歩きたいと思いました。
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新年・難所ケ滝

2021-01-05 21:08:11 | 福岡県の山
2021年1月4日(月)晴れ

明けましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願いいたします

年末年始は娘や孫たちと食べて飲んで、遊んで、ぬくぬくしていました。
おかげでお腹はぽてぽて、体が重いです。
孫たちが引き上げた翌日、新年の初歩きとして「難所ケ滝」の大氷柱を末娘と一緒に見にいきました。

今日は月曜日で、仕事始めの方も多いのでしょう。駐車場も空いていました。
支度をして、9:30スタート。いつも通りゆっくり歩きましょう。


歩くにつれ、雪が見えてくると娘は大喜び!


見える景色が全部嬉しいらしく、立ち止まっては写真を撮っていました。


小ツララもよく凍っていますね。


薄氷が張ったような足元はつるつる滑って不安定なので、その先でアイゼンを付けました。
娘は感心しきり~(@_@。
夫殿は「ちゃんと準備してるから任せなさい!」のしたり顔(≧▽≦)
一歩一歩用心しながら、ゆっくり歩きました。

あら、この雪だるまさん達、可愛いですね。


気をつけて歩きながら、目の前に大氷柱が現れると、それはもう感激でした。


このところの寒気でよく凍っています。


今日は人も少なく、しばらく独占状態でした。


端っこに寄って温かいコーヒーを飲んで休憩したら、今日はここまでです。
宝満山も三郡山も山頂を踏みませんが、娘も喜んでくれて大満足です。

帰りの登山道も楽しくて、いつもより美しく見えました。


今年もまた、どんな山歩きが出来るのだろうと考えるとワクワクします。
世の中が落ち着いて、平穏に過ごせることを願います。
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