2015年3月21日(土)脊振山系
どうしてもどうしても見たかったホソバナコバイモ!
その秘めやかな姿は愛らしく心を奪われます。
やっと逢えました。
そう…文字通りやっと逢えたのです!
ホソバナコバイモは背振の車谷に咲くそうです。
車谷コースから矢筈峠、鬼ヶ鼻岩まで行き椎原峠に戻って下山の予定です。
船越橋近くの駐車場を8時30分に出発。
お天気も良く、気持ちよく足が進みます。
車谷コースって気持ちいいな~と思いながらどんどん歩きました。

キツネノカミソリが朝の光を浴びて輝いています。

幹にそろばん玉をくっつけたような木。どうしてこんな形になるのだろう?
家に帰って調べてみると、サンショウ成木のようです。

ホソバナコバイモを見つけようと、ずっと、ずう~~っと下ばかり見て歩いていましたが、この辺りは苔も現れとても気持ちがいい!
うわぁ~、車谷コースってこんなに気持ちいいんだ~、と上を向いて上機嫌!!
これが間違いでした。悲劇はちょうどここから始まっていたのです。

夏になって葉が枯れたらこの道はキツネノカミソリが咲き並ぶのですね。

小さなネコノメソウ

嬉しい、嬉しい、気持ちいい~
と、どんどん歩いていたら、マンサクも見えてきて~

あれ?変です!! おかしい! 絶対変です!
だって、もう矢筈峠に出てしまいます!!
お花は?ホソバナコバイモは??
どうして?!どうして?!
ずーっとずーっとお花を探して下ばかり見て歩いてきたのに!
二人して歩いてきて、二人とも見つけられないなんて!!
四つの目は四つとも節穴??
そんな…
ヤダヤダヤダーッ!!ギャアアーー!!
絶句!ここで大泣きです。
立ち止まったまま歩けません。
のろのろ具合を夫殿に笑われながらやっと峠に上がり、車谷で追い抜いた女性グループが上がってくるのを待つことにしました。
そして、「お花を見ました?」と訊ねると
見た見た見た!!と、、、
ほらこれ、ほらこれこれ~と、
四人の皆さんから次々と携帯やカメラの写真を見せていただきました。
そこにはまぎれもなくあのホソバナコバイモの姿が!
「道の両側にいっぱい咲いていたよ!」とのこと。
グググー
号泣です。
この花を見に来たのに、そしてあんなに注意深く探していたつもりなのに。
どうして見えなかったの!なんて馬鹿、なんてマヌケ!
ウギャーー!
どのあたりに咲いていたかをお聞きし、ホソバナコバイモの名前と漢字、キツネノカミソリのことなどをお話して別れました。
よっし、このまま帰るわけにはいかないぞ。
下山したらもう一度登り返してホソバナコバイモを探そう!!
元気出すぞ
矢筈峠から脊振山頂へは行かず、気象台レーダー塔でコーヒー休憩です。
こんなに見晴らしのいいところがあるのですね。山頂もよく見えました。

気を取り直して再スタート!
速い、速い!急ぎ足で歩きました。
こんなに早く歩くのは初めて!
でも、面白い!!
トットコトコトコ~~トコトット~
唐人の舞にも寄り道して

この辺りはどんどん加速して

エイッと鬼ヶ鼻岩に着きました。

いい眺めです。今日はコンビニのおにぎりでランチです。

椎原峠まで戻って下山します。
花も実も強烈なマムシグサは芽が出たときも強烈

メタセコイヤの林を見て

うっとり空を見上げて

75分のコースタイムのところをなんと60分で降りてきました。
すごい!!こんな速足は初めてです!
さあ、登り返しです!!
今度こそ、しっかり見つけなくては!
もう急がずにゆっくり右見て左見て、お花探しです。
ネコノメソウさん、こんにちは。

もうそろそろ、もうきっと…
ありました!!ホソバナコバイモです!!


たくさん咲いています。

お花のなかも見えました。


三姉妹



やっとやっと逢えました。
嬉しい嬉しい一日となりました。
朝登り初めに見逃したのは、苔と木々のバランスの美しさに顔を上げて気分良く歩いていた時でした。
馬鹿で悔しい思いをしましたが、その後の早歩きは可笑しく楽しく、やっとホソバナコバイモを見つけた時はもう嬉しくてたまりませんでした。
今日の軌跡


どうしてもどうしても見たかったホソバナコバイモ!
その秘めやかな姿は愛らしく心を奪われます。
やっと逢えました。
そう…文字通りやっと逢えたのです!
ホソバナコバイモは背振の車谷に咲くそうです。
車谷コースから矢筈峠、鬼ヶ鼻岩まで行き椎原峠に戻って下山の予定です。
船越橋近くの駐車場を8時30分に出発。
お天気も良く、気持ちよく足が進みます。
車谷コースって気持ちいいな~と思いながらどんどん歩きました。

キツネノカミソリが朝の光を浴びて輝いています。

幹にそろばん玉をくっつけたような木。どうしてこんな形になるのだろう?
家に帰って調べてみると、サンショウ成木のようです。

ホソバナコバイモを見つけようと、ずっと、ずう~~っと下ばかり見て歩いていましたが、この辺りは苔も現れとても気持ちがいい!
うわぁ~、車谷コースってこんなに気持ちいいんだ~、と上を向いて上機嫌!!
これが間違いでした。悲劇はちょうどここから始まっていたのです。

夏になって葉が枯れたらこの道はキツネノカミソリが咲き並ぶのですね。

小さなネコノメソウ

嬉しい、嬉しい、気持ちいい~

と、どんどん歩いていたら、マンサクも見えてきて~

あれ?変です!! おかしい! 絶対変です!
だって、もう矢筈峠に出てしまいます!!
お花は?ホソバナコバイモは??
どうして?!どうして?!
ずーっとずーっとお花を探して下ばかり見て歩いてきたのに!
二人して歩いてきて、二人とも見つけられないなんて!!
四つの目は四つとも節穴??
そんな…
ヤダヤダヤダーッ!!ギャアアーー!!
絶句!ここで大泣きです。
立ち止まったまま歩けません。
のろのろ具合を夫殿に笑われながらやっと峠に上がり、車谷で追い抜いた女性グループが上がってくるのを待つことにしました。
そして、「お花を見ました?」と訊ねると
見た見た見た!!と、、、
ほらこれ、ほらこれこれ~と、
四人の皆さんから次々と携帯やカメラの写真を見せていただきました。
そこにはまぎれもなくあのホソバナコバイモの姿が!
「道の両側にいっぱい咲いていたよ!」とのこと。
グググー

この花を見に来たのに、そしてあんなに注意深く探していたつもりなのに。
どうして見えなかったの!なんて馬鹿、なんてマヌケ!
ウギャーー!

どのあたりに咲いていたかをお聞きし、ホソバナコバイモの名前と漢字、キツネノカミソリのことなどをお話して別れました。
よっし、このまま帰るわけにはいかないぞ。
下山したらもう一度登り返してホソバナコバイモを探そう!!
元気出すぞ

矢筈峠から脊振山頂へは行かず、気象台レーダー塔でコーヒー休憩です。
こんなに見晴らしのいいところがあるのですね。山頂もよく見えました。

気を取り直して再スタート!
速い、速い!急ぎ足で歩きました。
こんなに早く歩くのは初めて!
でも、面白い!!
トットコトコトコ~~トコトット~

唐人の舞にも寄り道して

この辺りはどんどん加速して

エイッと鬼ヶ鼻岩に着きました。

いい眺めです。今日はコンビニのおにぎりでランチです。

椎原峠まで戻って下山します。
花も実も強烈なマムシグサは芽が出たときも強烈

メタセコイヤの林を見て

うっとり空を見上げて

75分のコースタイムのところをなんと60分で降りてきました。
すごい!!こんな速足は初めてです!
さあ、登り返しです!!
今度こそ、しっかり見つけなくては!
もう急がずにゆっくり右見て左見て、お花探しです。
ネコノメソウさん、こんにちは。

もうそろそろ、もうきっと…
ありました!!ホソバナコバイモです!!


たくさん咲いています。

お花のなかも見えました。


三姉妹



やっとやっと逢えました。
嬉しい嬉しい一日となりました。
朝登り初めに見逃したのは、苔と木々のバランスの美しさに顔を上げて気分良く歩いていた時でした。
馬鹿で悔しい思いをしましたが、その後の早歩きは可笑しく楽しく、やっとホソバナコバイモを見つけた時はもう嬉しくてたまりませんでした。
今日の軌跡

