山に登りたい 

あの山にも、この山にも、もっともっと登りたい!

剣立山(5/23・午後)

2020-05-26 20:43:37 | 福岡県の山
2020年5月23日(土)快晴 午後の部

茶が床で昼食を済ませたのち、剣立山に案内していただきました。
お花先生お勧めのこの山にも、是非登ってみたいと思っていました。

お花先生は俄かに歴史講師となられまして、今日の行程および剣立山のうんちくをお話しくださいます😍 


気合の入った立派な看板ですね。


♪~カラスの赤ちゃんなぜ鳴くの~♪
親とはぐれたのか、怪我をしているのか、飛ぶことが出来ず、か細い声で鳴いています。
でも、そっとしておきましょう。近くに親鳥がいたら、攻撃されるかもしれません。


野博多唐草(ノハカタカラクサ)
トキワツユクサと呼ぶより、福岡県民はノハカタカラクサと言うのがいいですね!


シロバナカタバミが綺麗でした。


登山道は雰囲気よく、整備されています。


竹のトンネル。


ヤマミョウガ。花が開いていたらいいのにね。


足立山が見えました。ほっと一息、いいですねー。


あれが笠岩ですね。


「あれは?」
大山桜の木。大きすぎてカメラにとても収まりません。
花咲くころに来ると、どんなにかいいでしょう。


「信ちゃーーん、行きますよーー」


笠岩のてっぺんに着きました。
足立山も目の前で、胸のすくようないい眺めです。
「おお、良きかな、良きかな」と夫殿😄 


次は堀越城跡へ500m。


貫山へ通じる分岐へ出ました。
貫山へは5時間くらいだそうですが、それは遠いなあ。


見えてきました。もうすぐです。


堀越城跡。
ここで歴史大先生のお話を聞きます。


これが面白い!!
この堀越城は長野城の出城だそうで、お殿様の居城ではない、つまりは長野城主が社長なら、ここは専務辺りが勤務するところかな?とわかりやすい爆笑講義でした😄 

10分くらいで剣立山に着きました。


ここからの見晴らしが凄い!小倉の町、周防灘の海岸線までずー――っと見えます。


その昔、城を守る兵士がこの大岩に剣を立て掛けて、攻め込む敵はいないかと、見張っていたのだろうねと、歴史先生。
なるほど納得です😊 


敵を足で振り落とすための足振り岩があったり(写真無し・岩の名前は後付でしょうとのこと)、家臣たちが見張りをするためと思われる平らな場所があったりで、当時を偲びました。
でも、お話上手の歴史先生が面白おかしく話されるので、しんみり偲ぶのではなく、ずっと道中笑いっぱなしなのです。


眺めよく、大満足して下山です。
「金の大神」では、立て掛けてあった箒を手に取り、掃除の真似事をしたりして、それぞれ「金」にあやかりたいと頭を深々と下げました😅 


結構な急坂を、落ち葉に滑らないように気をつけながら、ズシズシ下って登山口まで戻りました。所要時間は2時間半くらいでしたが、楽しさは濃密でした。


あーー、楽しかった!!
剣立山は、眺望抜群で歴史あるいい山でした。

さらに長野緑地駐車場に向かうトンネルのところでは、サックスの演奏を聴きました。音がトンネル内によく響いて上手でした。


そして今日はこれで終わりではありません。
最後に大きなお土産がありました。
それはこれ!


ツクシノイバラ。

ピンクの縁取りが愛らしい。


白も綺麗!


頭の上から降りかぶさるかのようなバラの花たちです。
それはもう、見事としか言いようがないくらいのツクシノイバラの波でした。


今日は丸一日よく遊び、すっかりリフレッシュできました。
案内してくださった山帽子さん、信ちゃん、俊ちゃん、大変お世話になりました。
平尾台も剣立山も素晴らしかったです。
また一緒に歩けますように。
ありがとうございました。
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平尾台お花散策(5/23・午前)

2020-05-25 21:34:45 | 福岡県の山
2020年5月23日(土)快晴

もう、めっちゃ楽しい一日でした!! 最高😄 
午前中は平尾台のお花散策、午後からは剣立山を案内していただきました。
三人の山花神様たちとの歩きは、ずっと笑いっぱなしで、心がすっかり開放されました。

茶ケ床駐車場から、8時スタート。
でかくて、長いナルコユリにびっくり!

平尾台はいつ来ても、本当に気持ちいい!

ジャケツイバラの黄色が映えますねー。



日差しが強いので、女性軍は傘さして「平尾台スタイル」です。

どこをどう歩いても楽しく、すがすがしい!


今日は珍しいお花をたくさん教えていただき、感動してばかり!
ツレサギソウがたくさん!

こんな色合いのお花って、他で見ることが無いと思う。
写真ではなく、本物を見ることができて嬉しい!!

このチョコレート色にも、感激!
フナバラソウ。ここに来ないと見れませんね。




ハシナガヤマサギソウも、不思議感いっぱい。

距が長く伸びています。


不思議は続いて「ムラサキ」。
お花は白いのですが、薬用になる根が紫色なので、この名前だそうです。


青い色が何とも魅力的なホタルカズラ


ああー、平尾台はお花が多いです!
爽やかな風に吹かれながらも、キョロキョロしてばかり。


ヒメケフシグロソウ
名前の覚え方は、姫は小さい。茎に薄い毛が生えている。茎の節が黒い。
というわけで、ヒメケフシグロソウと、教えて頂きました。
なるほど、これなら覚えられます😁 


超貴重な、シロバナオカウツボ。
お花先生が探し回ってくださいました。よくぞ見つかるものだと、敬服です!


こんなにちっこいんですもの。


こちらは紫色のオカウツボ。驚きの連続です。


私は、普通のウツボグサしか知りませんでした。


まだまだ、お花はたくさん教えていただきました。
葉の裏が白い三つ葉ツチグリは、大変貴重な絶滅危惧種だそうです。

ヒメヒズイと思われるとのことです。

カナビキソウ。

イボタノキ


西洋ミヤコグサ


ヒレアザミ。
ヒレがついているような茎が特徴です。

やっぱり平尾台はいいですねー!!
何度も来たいところです。

ヨツバムグラ、マユミなども教えていただきましたが、ピンボケ写真となり、ごめんなさい。

お花と笑顔でお腹いっぱいですが、お昼にはスイカも食べて満足です😋 


午後は剣立山を案内していただきました。
これがまた、素晴らしい眺望の山でした。
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四王寺山

2020-05-18 21:16:25 | 福岡県の山
2020年5月17日(日)晴れ

久しぶりの四王寺山、都府楼跡から歩きました。

目が覚めたのは5時だったのに、それからグダグダして、ノロノロして、ゆっくり朝食を取って、片づけて~~。
そんなこんなでスタートしたのは、9時30分。
遅いよね、だからもう蒸し暑い。

歩き始めると、やっぱり汗が出る。

高橋紹運の墓所。


ピンクの花みたいで可愛いね、と夫殿。

岩屋城址まで上がると、いい景色!
風も吹いて気持ちいい。ハチが数匹いて、怖かったけど。


宝満山方面

礎石群

焼米原は人が多かったので、さっさと通過しました。
可哀そうな名前のブタナがいっぱい!


遠見所には大きなエゴノキがあるので行ってみよう。

顔の近くまで枝が下がって、匂いがかげるはずなのに、咲いていたのはほんの少し。

大原山

てくてく歩いて、お腹もすいて疲れても来たので、大きく周回するのをやめて、ショートカットして帰ることにしました。
こんなところに座り込んでお昼ご飯。笑えますよね。
道端ですもの😆 

帰りはこっちの遊歩道を初めて歩きました。


令和ゆかりの坂本八幡宮につながっているのです。

しばらくは参拝する人も多かったのですが、今日は人も少なく、ひっそりとしていました。

緑の中を駐車場に向かいます。


近くの堀にはスイレンの花がぽかりと咲いていました。

今日もいい一日でした。
歩き慣れたところですが、蒸し暑さのせいかしっかり疲れました。
でも、一輪のキンランが嬉しかった!!


ほっそりです。

トキワツユクサ
三角の花びらにびっくり!雄しべの周りに白く細い毛がふわふわついています。




ソクシンラン


九千部にはホウチャクソウが多かったけれど、ここにはナルコユリがたくさん!

タツナミソウもたくさん。

ギンリョウソウもどっちゃり。

いつかまた、お花探しにでかけましょう。
四王寺山は、お花の山のようです。
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九千部山・石谷山

2020-05-13 17:49:53 | 福岡県の山
2020年5月10日(日)

九千部山は、ずいぶん前に一度だけ、御手水滝から登ったことがあります。
その時は山のことなど何も知らず、ただただ歩いて、疲れ果て、おまけに小さな虫の大群(メマトイ?)に取りつかれ、散々な思いをしました。
その時から、嫌いな山の第一位はダントツで「虫の九千部山」でした。

ところがそれは大間違い!!
美しい九千部山は大のお気に入りになりました♡

九千部山の山頂は佐賀県になるので、県境を越えてしまいごめんなさいですが、登り口は福岡県那珂川市のグリーンピア那珂川です😓 
桜谷っていい名前ですね。雨が上がるのを待って、7時40分スタート。


直ぐに荒れたところに出ましたが、この先は大丈夫。


でも待っていたのは、気が遠くなるような長い階段!(下りに数えたら、260段くらいありました)


ここ、見たかったところです。

道を作るため、昔の人が石を積んだのでしょうか。
古い石畳に思いを馳せて、歩きました。


右手に谷を見ながら、急な上りに早くも汗がダラダラ。


夫殿に遅れながら、ふと見ると……。
この小さい花は、開くとコンロンソウかな? ウワバミソウです。教えていただきました。


やっと、ここまで登り上がると景色が広がって、心まで広がる。


緩やかになってきた。そして、新緑の美しいこと!!
胸いっぱい深呼吸して歩きました。気持ちいい!


ああ、綺麗!
こんなにも綺麗!


汗じょろでへとへとだった前半が、嘘のように、快適になり、見上げると鉄塔が青空に真っ直ぐに伸びていた。


山頂に着きました。10時5分。




腰を下ろして、ゆっくり休憩したら石谷山へ向かいます。
以前に登った時、石谷山と九千部山との縦走路がとても良かったことだけ覚えているので、是非歩いてみたいと思っていました。
ほぼフラットなので、ご褒美歩きのようでうれしい。


この看板に驚いた!!??
グリーンピア那珂川まで12㎞?そりゃ遠いよ。
そんなん歩けんよね。
嘘でしたーー😆 正しくは1,2kmです。夫殿がわざと小数点を隠して撮りました😅 


見上げると、ミツバツツジ。色合いが嬉しい。

ギンリョウソウはあちこちに顔を出していた。
お顔の中の目は見えないのがいいよ。

今まさに、もこもこと生まれたって感じです。

これはエゴノキでしょうか。
垂れ下がって咲いた花が可愛く、小さな丸いつぼみも可愛かった。

木の花も楽しい。
こちらは? ヤブデマリ?

石谷山に着きました。754m。眺望はありません。


一息ついたら、また縦走路を歩き、九千部山に戻ってお昼ご飯にしました。
ハ~、お腹空いた😋 

帰りはどうしよう。
うるし谷コースも興味がありましたが、来るときに見たあの新緑の森をまた歩きたいと思い、ピストンで桜谷コースを下ることにしました。


楽しかったなあ!九千部山。
ちょうど15時に出口の駐車場に戻ってきました。


今日はコケイランを見ました!
もう、有頂天です。






ホウチャクソウはいっぱい!

白いのでサギゴケでしょうか?

新緑の美しさに、何度も深呼吸して、大喜びで歩きました。
楽しかった九千部山。うるし谷コースや、ほかのコースもまた歩いてみたい。

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わんだふる~その4

2020-05-07 22:44:08 | 福岡県の山
2020年5月6日(水)曇りのち晴れ

自粛連休最終日・ワンダフル~その4は、牛頸山集大成として、八の字周回をしました。
これがもう、発見続きで楽しくてたまらなかった。

朝7時、先ずは射撃場周回ルートを、反時計回りで、スタートします。
4/30の「わんだふる~その1~」の逆回りなので、牛頸山までが長い。
支度をしていると、後ろからブウォーンと音がするので、登山者の車かと思って顔を上げると、自衛隊でした。


登山禁止、自粛しなさい!と、怒られるのかと思ったよ。
今日は射撃の訓練があるのかな。
だったらちょっと怖いなあ。

霧で視界が利かず、薄暗い。


362.9mの三角点(牛の尾山という名前は正式名ではないようです)

小さなアップダウンを繰り返して、418mピーク(牛の背山)
牛に見立てた岩の背中に乗って、夫殿はロディオの気分?

射撃の音はまだ聞こえないけれど、さっきジープを見たからちょっと気になります。

小さなアップダウンを繰り返して、一回目の牛頸山山頂です!8時45分。
霞んで何も見えませんねー。448m。


アイスゼリーを食べて熱いコーヒーも飲んで休憩していると、パンパンパンと乾いた射撃音が聞こえた。自衛隊の訓練がもう始まったのかしら。
休憩したら、下山開始。

八の字を描くため、東峰に向かい、旗を見上げて~


岩の門を通る。

キャンプ場方面へ出る分岐では、尾根コースを取るか、沢コースを取るか迷いましたが、未知の沢コースに決定! 行ってみよう。

これが大正解で、谷沿いを歩くのが楽しかった。

舗装路に出てきて、最短ルートの登山口からまた登りなおし。

新しい展望所に着いたのはまだ11時過ぎでしたが、お腹が空いたのでここで昼食。
おや、まあ!10日前には無かったカメラ台が出来ていました。

ここは広く明るいので、ファミリーには丁度いい休憩所になります。

ゆっくり休んで、本日二回目の牛頸山頂。11時50分。


下山は128段の木段を下りて、射撃場周りの残り半分を歩きます。

さらに下ると、「吊り橋」発見!

これも以前は無かったもので、牛頸山、どんどん開発されているなあと思う。
(良し悪しは個々の思いですが……)

藤棚まで出てきて、舗装路を歩けばもうあと少し。


大きな藤の木に花がたくさんついている。


もっと歩くかと思っていましたが、すんなり下山してしまった。
これでおしまい。12時45分。

八の字周回コースは、谷沿い歩きあり、つり橋ありで、予想以上に楽しかった。
5時間45分の歩きに、気持ちよく疲れました。とても良かったです!
よい刺激を与えてくださった牛頸山の大魔王higeさん、ありがとうございました。

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