議員としての無責任さ

　ガーシー議員が帰国しないと言う。国会議員としての使命と覚悟が無い人間だとわかった。20数万票を獲得したといっても、それは、選挙というものを単なる人気投票のように錯覚している一部の国民の投じた票であると推定される。そもそも、国会議員になろうという人物は、国民全体の為に尽くすという覚悟が必要であり、自らが行った不当な個人に対する誹謗・中傷の故に逮捕される可能性があるということだけで帰国しないことは言い訳に過ぎない。彼のような議員を立候補させたＮＨＫ党にも大きな責任がある。そもそも、国会議員は特別職の公務員と見なされるべきであり、その個人・党派の主張はどうあれ、国民全体の為に奉仕するという責任がある。それが為に、国の税金から歳費等を受け取っているのではないか。責任と義務を果たさないような人間には、国会議員であるという資格は無いし、自らが行った個人的な行為で国外に逃亡している可能性もあるのだから、旅券も取り消すべきではなかろうか。