ラオデキヤ教会の聖徒たちへのメッセージ 第7回
神様は、この時代の見張人たちに、確かな警告のラッパを吹き鳴らすように命じておられます。目が見えず、コックリ、コックリ、居眠りしているラオデキヤのクリスチャンたちであっても、早く、神様のみ旨と真理が何であるかを、気づいて分かってほしいと願っておられます。イエス様が間もなく再臨なさるこの時代にあって、神様の僕たちに与えられている時間はそれほど多くありません。明確にラッパを吹き鳴らして、ラオデキヤ教会の人々を揺り動かして目を覚まさせることが必要です。
再臨を待ち望んでおられますか 第2回
再臨運動の起こり
二千三百の夕と朝の預言に対する、決定的な手がかりが、ウィリアム・ミラーというバプテスト派の信徒によって見つけられました。彼の聖書研究の結果、1843年(後に1844年)に人類にとって、何か特別な意味を持つ事件が起きることが分かりました。ミラーは、1年の間、時には一晩中聖書を研究し、ダニエル書 8章14節の「二千三百の夕と朝の間である。そして聖所は清められてその正しい状態に復する」(ダニエル8:14)と言われる期間の終わりを、1844年と解釈し、「そして聖所は清められる」ということを、キリストが再臨され、罪の世が終わることだと理解しました。
ミラーが、このことを発見した時から、15年後に世の終わりが来るのです。「 大変だ! これを知らせなければならない!こんなにはっきりしているのだから!でも、 私は牧師でもないし、どうしたらいいだろう」。そうしているうちに、10年以上がたってしまいました。この世界の終わりまで、あと何年残っているか。たった3年だけになってしまいました。「このことを知らせなければならない」。心の中は使命感に燃えて耐えられないほどでした。しかし、「私は牧師か?ただの農夫にすぎない」。その葛藤の中である日、あまりにも苦しくて「神様!私が何かしなければならないでしょうか?私が説教したら、人々が笑うのではないでしょうか?しかし、これが正しいものだったら、誰か尋ねて来て、私に話をするように招待してください」。このように祈っているうちに、 姉の息子が来て、「今日、教会に牧師先生が来られなくなったから、叔父さん、このごろ熱心に聖書研究していると聞いたので、 何を研究したのか、私たちに説教してください 」と言いました。これは神様のみ心だと確信して、 初めて、二千三百の夕と朝の預言について説教し、1844年頃にイエス様が再臨されるという話をしました。この時、 参加した人々が感動を受けて、その後1週間集会をしました。すると、このうわさが広がり、12家族が改心して、続けて招待が来るようになりました。長老教会、メソジスト教会、バプテスト教会、いろいろな教会で、超教派的に巡回説教を始めました。