SOS.TV.JAPAN

ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

生ける神の印 VS 獣の刻印 第4回

2017年05月13日 | 日記

3.「生ける神の印」とは何なのか?

 「生ける神の印」を受けるために、私たちが知っておかなければならない事実が一つあります。この問題が理解できなかったら、神様のしるしを正しく理解することはできません。それはどういうことでしょうか。最後の時代の神様のしるしとは何なのでしょうか?

 聖書の中には、神様がその手で直接書かれた箇所があります。もともと聖書は、神様が使命者たちを導き、聖霊の感動を通して代筆したもので、神様の思想が書かれているものです。しかし聖書のある部分は、神様が直接書いてくださったのです。それはどこでしょうか?それは十戒です。十戒はシナイ山で、直接、神様の手によって石の板に書かれたものです。ですから、神様の十戒は神聖で不変なのです。そして十戒の中には、神様はどなたで、どのような方なのかをはっきりと示す、いわば印鑑のような戒めがあります。神様は直接ご自身の手で、その戒めを十戒の中心に置かれました。それが、

第4条の戒めなのです。

 十戒は、二つの石の板に記録されました。最初の石板には、私たちが神様との関係において守らなければならない四つの戒めがあり、そしてもう一枚の石板には、人間との関係で守らなければならない六つの戒めが書かれています。最初の石板には、「主が唯一の神であること」「偶像を作ってはならないこと」「神の名をみだりに唱えてはならないこと」という戒めがあり、その次の第4番目は、いわば十戒の中心であり、前半の神様との関係で守るべき戒めと、後半の人間関係の戒めの基礎となる教えです。この第4条の戒めは、人間の生きる根拠を教え、なぜ人は神様を敬い、人を愛するのかという理由を説明しているものです。つまり、人は神様によって創造され、支えられている者なので、命の与え主であられる神様の人生案内書である戒めに従って歩む時、最も幸福であり、安全であることが教えられているのです。そしてこの第4条の戒めに従うことは、神様の創造を感謝し、他の人を愛する、真の安息を経験していることの具体的なしるしでもあるのです。

 

この第4番目の戒めの精神は何でしょう?それは、心と思いと力を尽くして、主である神様を愛し、他の人を自分の体のように愛するということです。そのような心を持っている者が、この4番目の戒めを守るのです。この戒めは、次のようなものです。一緒に読んでみましょう。

 「安息日を覚えて、これを聖とせよ。六日のあいだ働いてあなたのすべてのわざをせよ。七日目はあなたの神、主の安息であるから、なんのわざをもしてはならない。あなたもあなたのむすこ、娘、しもべ、はしため、家畜、またあなたの門のうちにいる他国の人もそうである。主は六日のうちに、天と地と海と、その中のすべてのものを造って、七日目に休まれたからである。それで主は安息日を祝福して聖とされた」(出エジプト 20:8-11)。

 もし神様が、この第4条の安息日の戒めを与えてくださらなかったなら、この十戒が仏教の戒めなのか、イスラム教の戒めなのか、もしくは儒教の戒めなのか、見分けがつかなかったはずです。この第4番目の戒めを通して、私たちが慕う神様が誰であり、その名前が何であり、どこを統治しておられる神様なのかという内容を見つけることができるのです。アメリカ大統領の印章、印には彼の名前と、治める領土と、そのタイトル、すなわち肩書きが彫られています。

 名前:バラク・オバマ

肩書き:大統領

領土:アメリカ合衆国(The United States of America)

 同様に、4番目の戒めに記録された神様の名前は、「主・エホバ」となっています。しかし、その方はどのような方でしょう?その方は創造主であられます。どこを治められるでしょうか?天と地と海とその中の万物を創られて、治めておられる方です。

 この第4条の戒めの中で神様が命じておられるのは、天地創造の記念日である第七日目の安息日を守りなさいということでした。その日は、個人的なことをせずに、神様を礼拝し、聖なる日として過ごしなさいと命じられました。神様はなぜ、一週間のうちのどれか一日ではなく、七日目の安息日を守れと言われたのでしょうか?その理由は、神様がこの世界を六日間で創造し、七日目に休まれたからです。ですから安息日は、私たちが神様によって創造された、神様に属する者であることを証明する日なのです。すなわち、安息日は、創造主であられる神様を私たちが信じていることを表明し、私たちが神様のすべての戒めに従うということのしるしなのです。神様は安息日を守るように言われることで、他のすべての戒めを守っていることの証明としようとされたのです。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。