罪から逃れる道 第20回
終わりに一つの讃美歌を歌いたいと思います。これは韓国で多くの人たちが好きな賛美歌です。これはもともとイギリスの民謡ですね。スコットランドの民謡「アニ-ローリー」のメロディ-です。そのメロディ-に韓国語で歌詞をつけました。
皆さんは、ウイリアム・ワルローと言う牧師先生をご存知ですか?1920年代に韓国にやってきた宣教師です。1920年代から何十年と韓国で伝道していた方です。この人が宣教師として働いていた期間は、日本とアメリカが戦争をしていて、韓国ではキリスト教は本当に迫害されていました。そして、多くの韓国のクリスチャンが苦難を受けました。そういった苦難の中で、肉における苦難を受けた人たちの間で、希望を与える賛美歌としてよく歌われました。
天国の光、希望に満ちた天国の栄光、
それが私の目の前にあるゆえに、
私たちがどのような苦しみにあっても、苦難にあっても、
天の栄光に比べれば、
そのような苦しみや、すべての暗く重いものが
イエス様の栄光によって光となる。
私が存在しているこの世界も、私たちの内にある心配も、
外にあるいろいろな苦難も、
そういったものがあったとしても、
イエス様の血はその全てのものに勝利を与え
イエス様と共にあるなら、すべて成就することが出来る。
私は讃美を歌いながら、本当に自分が足りないものであると思います。しかし私たちの目の前には、栄光の御国、父の家があります。その御国を仰ぎ見ながら、聖霊の恵みによって、肉における苦しみを、喜んで受ける者となることを心から望んでいます。
お祈りいたします。
慰め深い私たちの救い主なるイエス様、今私たちの世界は、本当に暗い闇が来ようとしているそのような時代です。このような暗い、本当に神様が見えないような暗闇の中にあって、真理の光を照らして下さい。私たちが、真理の光を照らすものとなることが出来る者とならせて下さい。私たちが聖霊の恵みによって、肉における苦難にあずかり、罪を終わらせることが出来るものとならせて下さい。私たちは本当に足りないものであり、弱い者であります。私たちは、肉につけるものとして、主のみ前に心から切に嘆願するしかありません。私たちの切なる願いと祈りとを受け取ってください、私たちの内に、父なる神様の御心を行って下さい。イエス様のみ名によって心からお祈りします。 ア-メン。
罪から逃れる道は最終回です。お読みいただきありがとうございます。罪から救われる道を選び続けて頂きたいと願います。