罪から逃れる道 第7回
聖書はこのように言っています。
「彼は御子であられたにもかかわらず、様々な苦しみによって従順を学び、そして全きものとされたのである。彼に従順であるすべての人に対して永遠の救いの源とな」ると。これが、私たちが受けるべき永遠の救いなんです。そのように聖書は述べているんです。みなさん、へブル書の中に書いてありますね、罪と戦う時に、血を流すほどまでに戦ったことありますかと、このように聖書は述べています。ですから私たちは、毎日罪に勝利しようとして戦うときに、自分の欲望、衝動と、血を流すほどの戦いをしなければならないと、聖書はそのような肉における苦しみがあるのだと述べているのでうす。
≪各時代の希望キリスト≫
韓国に、『おお、キリスト、ああ、主よ』という本があるのですけれど、この本はイエス様の生涯について書かれた本で、英語では、『各時代の希望』という、多くの人々にとって希望となる本があります。イエス様の生涯について描写している興味深い本ですが、この中に、イエス様の生涯についてこのように描写しているんですね。お読みします。
「サタンはナザレの子イエスを征服しようとして根気よく努力した。イエスは幼い時から天使たちに守られていたが、それでも彼の一生は暗黒の勢力との長い闘いであった。この地上に悪の汚れに染まらない人間がいると言うことが、暗黒の君サタンにとっては不快であり困ったことであった。サタンはイエスを罠にかけるために、あらゆる手段を余すところなく用いた。どんな人間も、救い主が試みとの激しい闘いのさなかで送られたような、清い生活を送るように求められることはないであろう」。
ここに、イエス様も暗黒の勢力と長い闘いをされたと書かれていますね。この本は1800年代に書かれたものですが、本当に聖書的にイエス様の生涯について書いてあります。サタンにとって一人でも罪に染まらない人がいることは、大きな憎しみの対象だった。それでサタンはありとあらゆる方法を使ってイエス様を困らせ堕落させようとしたのです。イエス様の受けられたような憎しみや、激しい迫害、肉の苦しみを受けられた方はいません。イエス様ほど、サタンとサタンに支配された人々からの苦しみを経験された人は、ほかにいないですね。