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聖書に預言された世界の歴史  第17回

2016年04月12日 | 日記

3、さい

 ダニエルは第四の獣にある角の動態を注意深く見ているうち、異なる小さい角がその間から出てきて来るのを見ました。「わたしが、その角を注意して見ていると、その中に、また一つの小さい角が出てきたが」(8節)。ダニエル7章は四つの獣の中で、第四の獣について多くの言及をしていますが、中でも第四の獣の十の角の中から出る小さい角の正体と、それがすることについて詳細に描写しています。それでは、小さい角の正体について説明する聖句をもう一度探って見ます。

ダニエルが啓示 : 「わたしが、その注意してていると、そのに、またつのさいてきたが、」(ダニエル7:7,8)

使いの解釈:「はこのから十人である。そのにまたひとりのる。なり、かつ、その三人す。は、いとして言葉し、かつ、いと聖徒ます。はまた律法とをえようとむ。聖徒はひとと、ふたと、半時にわたされる」(ダニエル7:24,25)。

 私たちはここに出てくる聖句を、注意深く考察する必要があります。なぜなら、小さい角は、歴史の中で活動してきた偽キリストの勢力を意味するからです。この問題において誤った理解をしないように、第二部では、ダニエル7章7,8節、そして24,25節に描写された小さい角の9つの特徴を一つずつ注意して見ることにし、次の三部では、小さい角に対する宗教改革者たちの見解をみてみたいと思います。

 私たちは偽キリストの勢力について、漠然とした想像や推測をする必要がありません。なぜなら、ダニエル書7章が描写する小さい角の正体は歴史的に見て非常に明白だからです。誰も聖書が示す偽キリストが何であるいかに対して反論することは出来ないでしょう。加えて、ルーテル教会、長老教会の創始者であり、宗教改革運動の中心であったマルチィン・ルター、ジョン・カルヴァンや、メソジスト教会の創始者ジョン・ウェスレーたちが小さい角の正体について何と言ったかを注意して探って見ることは、小さい角の解釈をより確実にすることでしょう。では、聖書が語る小さい角の9つの特徴をみてみましょう。


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