小さな細胞となられたイエス様
もう少し具体的に話します。イエス様を生んだマリヤには罪がありましたか、ありませんでしたか? ありました。マリヤは創造当時に比べて身体的、精神的、霊的活力が下がった罪の弱さを持った一人の女性でした。 そのマリヤの体の中に聖霊によってイエス様が宿られました。 マリヤの卵巣に着床して、マリヤの体で育ちました。
私たちの体に異物が入ると、体は直ちに反応します。 目にごみが入ると涙が出て、風邪のウイルスが入ってきたら、体がすごく震えてくしゃみ、鼻水が出て、熱が出ます。妊娠すれば、吐き気がしたㇼ、酸味を求めたりします。これが体の反応です。ところが、マリヤが耐えられないほど神秘的な細胞がマリヤの体の中に入りました。人間の体が耐えられないこのような物質が入ってくると、副作用でマリヤはすぐ死んだはずです。この前、中国では「エンテロウイルス」で数万人の子供たちが死にました。彼女の体は耐えられないのです。
罪人である私たちが神様を見ただけでも、その栄光の輝きのために人間は生きておられないのに、その栄光の本体である神様が人間の体の中に入られたら、どうなるでしょうか。答えは二つのうち一つです。 マリヤが神となってその細胞に十分耐えることができるようになるか、でなければ、イエス様が弱い人間の体をとって生まれるかです
イエス様はどんな選択をされましたか。 その方は軟弱になった人間の体を取ってお生まれになりました。 従って、聖霊によって生まれたので罪はありませんが、罪に対して倒れる恐れのある人間の弱さを持たれました
神様が別に育てていて、出産の際マリヤの体を借りられたのではなく、10ヵ月間、マリヤの体で育ちました。33年半の間、天にはイエス様はおられませんでした。そのうち10ヵ月間は人間の体の中に一つの小さな細胞として存在されました。 マリヤが食べる料理で栄養分をもらい、病にさらされる、軟弱な人間の免疫体系の中で育たれました。マリヤの胎教を受けられました。
イエス様は罪のない完全な、完璧な人間でした。 何の罪もなく生まれましたが、誘惑者サタンから罪の誘惑と試練を受け、倒れる可能性を私たちと同じように持っておられました。