父がまだ健在で、建てたばかりの我が家の庭に垣根や池を自分で作っていた頃のことです。
父は戦友の植木屋さんからほとんどタダ同然で松の木、槙の木、柊、椿などを分けてもらい庭に植えてもらいました。
それから数年は、その植木屋さんが毎年来てくれていましたが、年々戦友はその数が減り、父が自分で剪定をするようになりました。
その父も病床についてからは、近所の造園業の方に頼んだ時期もありましたが、節約の為に私が庭の木の剪定をすることも多くなっていきました。
私の場合は、剪定と言ってもボサボサになった枝や葉を適当に切るだけですが…
去年から今年にかけて、私は枇杷、葡萄、栗、金柑、ブルーベリー、椿などに気を取られ、松の木にはなかなか目が向いていませんでした。
今朝、開きかけた椿を見に行った時、松の枝と葉が伸び放題になっていることに気が付きました。
そこで今日は松の剪定をすることにしました。
最初は慎重に枝を切っていたのですが、途中からバッサバッサと切り落とし…
約2時間後には、
松の木は、毛刈りを終えた羊みたいに寒々とした姿に変わってしまいました。
植木屋さんみたいなカッコイイ感じには程遠く、まだまだ修行が必要なようです。
松の木の根元には、山のような枝と葉が山積みになりました。
この処理も大変です!