平成29年2月16日(木)快晴、気温9度。時間が経つにつれて青空が広がり、気温も上がります。春が来たかな?
袖ひちてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ 紀貫之
雨樋の水を見てこの句を思い浮かべるは、貫之も驚きでしょうね。
街路樹の木蓮が蕾を青空に大きく膨らませています。この鳥の鳴き声が早く聞きたい。黄粉(きなこ)鳥、匂い(におい)鳥、経読(きょうよみ)鳥、歌詠(うたよみ)鳥、春告(はるつげ)鳥、花見鳥は全てウグイスの異名です。
手前の龍山は黒い姿に変えつつありますが、後ろの蔵王山(ざおうさん)は白いベールのままです。週明けからまた寒波が来る予報です。寒さの行きつ戻りつの三寒四温を経て春が来るのです。ここはもう少しの我慢ですね。