令和3年10月8日(金)曇り山岳は霧雨。寒露。
丑年御縁年参拝をしようと、雨を気にしながら羽黒山・湯殿山を目指します。湯殿山への途中道を違え「旧六十里越え街道」へ紛れ込んでしまいます。九十九折の隘路に加え、視界を遮るほどの木々が覆いかぶさります。引き返せばいいのに少しの好奇心から車を進めます。

漸くして頭上の木々の覆いが消え、曇天の空が広がります。そこに、「七つ滝」の標識が眼に留まります。

緑一杯の樹木の中から勢いよく飛び散る白い水は、迷い道の失敗を一気に払拭してくれます

田麦俣の多層民家を車窓に見ながら、この偶然は、これぞ神の思し召しでしょう。苦あれば楽ありです。

昼食をいただきます。盛りむぎきり。

揚げ餅そば。

てんぷら。

羽黒山へ詣でます。霧雨に煙り厳粛な雰囲気を醸し出します。

霧の中の三神合祭殿は荘厳さをいっそう演出します。健康長寿をお願いします。

12年前の丑年御縁年もご朱印をいただきましたが、本日丑の日につきすべてが朱書きです。

急ぎ戻って湯殿山へ参拝します。もみじはまだ始ったばかりです。

専用バスで神域の目まで登ります。石やらの道を湯殿山神社本宮まで足許に気をつけて進みます。

この山の向こうに神社本宮があり、履物を脱ぎ、裸足になり、人形で身体をなで水に流しお祓いを受けるのです。熱い湯の流れるご神体を上ります。

本神社も丑の日に因み朱色のご朱印でご朱印帳に記載されます。

本日の締めは大鳥居を潜り、丑年御縁年詣ではお仕舞いです。老骨がギシギシ言っています。