マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

いよいよ発売機動戦士ガンダムアグレッサー5巻

2016-11-17 22:36:14 | 漫画を買ったら報告箱
ついに相互フォロー関係になる万乗先生が連載中の機動戦士ガンダムアグレッサー第5巻が明日発売されます。

戦場で孤立した友軍を助けるべく奮闘するアグレッサー部隊。
サノ少尉の負傷や友軍を助けるべく散った多くの仲間を失うと言う危機的な状況になりながらも奮戦する。

その隙にコウノトリが・・・・・・・

と言う所で終わりました。
果たしてどんなエピソードが詰まっているのでしょうか?
明日楽しみです。
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死んで逝った親友達のために・・・・

2016-11-17 20:09:42 | 地球人系図鑑
メリル・ローリア
【所属】新統合軍火星方面軍SVF-567イフリート
【階級】少尉
【享年】19歳
【性別】女性
【解説】
吉野大樹がまだ新人時代に配属していたSVF-567イフリートの隊員。
大樹と恋人関係であった。
火星独立ゼントラーディ軍に人質にとられた住民を助けるべく突撃した赤石を援護するために突撃、戦死する。

赤石数馬
【所属】新統合軍火星方面軍SVF-567イフリート
【階級】少尉
【享年】19歳
【性別】男性
【解説】
吉野大樹がまだ新人時代に所属していたSVF-567イフリートの隊員。
大樹とは士官学校時代からの戦友である。
火星独立ゼントラーディ軍に人質にとられた映像を見た赤石は勝手にバルキリーに乗り出撃、それを追ったメリルも続いて出撃する。
結果、二人は孤立し各個撃破され戦死した。



吉野は止めようとしたが・・・・出撃を止められずに死なせてしまった事を後悔している。
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第54話 一度軍に入った者の覚悟

2016-11-17 19:57:48 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
吉野のマーズウォーズの記憶で場が暗くなる・・・・・
なんせ吉野の親友が死んだ戦闘であるから・・・・
でも吉野は暗く落ち着いた顔をしながら・・・・・・・

吉野大樹「しかしこうしていると、本音とか簡単に言えるんだよな。」

と言う。

ラウラ「本音?」

ラウラは吉野の本音とか簡単に言えると言う言葉に反応する。
本音とは一体なんなのか?

吉野大樹「ラウラは可愛いし美人・・・・・だ。」

ラウラ「えっ

ラウラは可愛くて美人と言われて、喜ぶ。
初めて可愛くて美人だと言われた、ゼントラーディ人として製造され戦いの日々に明け暮れたラウラは感動する。

ーこれが本音・・・・・・大樹・・・・・・・・・あんたって・・・・・・

ラウラは吉野の言葉を素直に嬉しくなる。

吉野はラウラと話していると楽しい。
まるでメリルと話しているみたいで・・・・・・・生き返ってここにいるみたいに・・・・
そして調子に乗って・・・・・・・・

吉野大樹「だが、女らしくないのが欠点・・・・」

ラウラ「にゃっ!?」

とラウラが女らしくないと言う。
当然、ラウラの反応は何と反応する。
さっきの可愛くて美人だと言う感想の喜びが一気に崩壊した。

-私が女性らしくないですって!?一体どういう事よ大樹!?

ラウラは心の中でそう叫びたいかのように思う。
ある意味女性からしたら吉野の今の発言は問題だ・・・・・・・・
吉野は調子に乗って話を続ける・・・・・・・

吉野大樹「いつもタンクトップで、スカートを履かないでいつも作業着姿とかだな。女性兵用のスカート履けば、女らしくなるのに~。」

ラウラはいつもタンクトップ姿で下は作業服のズボンを履いている。
今は任務中なので、手軽な作業服しか着ていない・・・・・・・・・・・
だが、ラウラと吉野は共にSVF-64アンサーズに日が浅い・・・・まだそこまで全体の姿を見ていない・・・・・・・

この話を聞いたら吉野はARMD級アルタミラ全女性兵士にボコボコにされ軽蔑されてしまう。

ラウラ「悪かったわね、女らしくないって・・・・まだ・・・数日ぐらいでしょ・・・・・それって、喧嘩売っているつもり?」

ラウラは怒る。
ラウラもゼントラーディ人とは言え今は普通の女性だ。
いつもならば、直ぐ手が出るのだが地球人の女性らしくなったため言葉だけに抑えておく。

吉野大樹「だったら喧嘩をここでするのか?」

ラウラ「ご要望とあれば・・・・」

               ガタッ

吉野の喧嘩をここでするかをラウラが了承したため席を立ち睨み合いになる。
周りの客がここ喧嘩して暴れるのではないかと心配するような顔をする。
店員は凄い形相でラウラと吉野を睨む・・・・・・・・・・・

               ハッ

二人はものすごい形相の店員と、周りから喧嘩して暴れて店を破壊するんじゃないかと心配する周りの客の顔を見る。
ここで喧嘩して店を破壊しつくして出禁になったら・・・・・・・
二人の反省文・・・最悪の場合・・・・懲戒免職のみならず・・・・新統合軍の不名誉になるばかりか、他の新統合軍の兵士たちも出禁になってしまう・・・・・・・・・

    ・・・・・・・・・・・・・はぁ。

二人は周りの状況と今後の事を考えると高まっていた気持ちを抑え席に座る。
・・・・・・二人は再び落ち着きを取り戻す。
席に座った二人は、水とグレープジュースを1口ずつ飲み、再び落ち着きを確認した所で口を開く。

ラウラ「喧嘩するのはやめるか、喧嘩して破損したら弁償だし。」

吉野大樹「出入り禁止にされそうだからな。喧嘩しに、キャピタルシティに来たわけじゃねぇし。」

ラウラ「でも大樹の暗そうな表情がなくなっているよ。」

吉野大樹「あっ・・・・・・・本当だ。」

ラウラと吉野の喧嘩する直前の緊張感で吉野のマーズウォーズ事件の悲しみを思い出して暗い表情は消え去った。
ーまったくラウラは不思議な女だな・・・・・・辛い事も一瞬で消えさる。
ーまるで天女みたいだな・・・・・
吉野は心の中でラウラをこう評価する。

ラウラ「だけど・・・・・・今後も仲間が死ぬ可能性はあるのかな・・・・・そして私も・・・・・・・・・」

ラウラと吉野は軍人だ・・・・・・
いやSVF-64アンサーズの面々は軍人である・・・・・・・・・
これから仲間が死ぬ可能性いや・・・・・自分を含めたSVF-64アンサーズのメンバーが死ぬ可能性がある・・・・・・

吉野大樹「あるな・・・・・でも軍人と言うのは一度入ったからには命を惜しまずに戦うもんだぜ。例え自分の命が失う作戦でも、多くの民間人が救えるならば捨てる覚悟は必要さ・・・・・・・・」

吉野は自分を含めたSVF-64アンサーズの隊員が死ぬ可能性があるが・・・
一度軍に入ったら死ぬ覚悟で多くの民間人を守ると言う。

ラウラ「そうだね。」

ラウラは吉野の言葉に同意する。
第1次星間大戦以降、各地の銀河ではいまだに戦い続ける戦士がいる。
いくら戦争を止めようとしても、相手が認めない。
戦争と平和の関係はそう甘くはない・・・・・・・・

それを理解している新統合軍の兵士たちは脅威から多くの自国民を守る。
当然自国民を守るとは言え自分の手を汚す・・・・・・・・
当然・・・・・・自分は死んだら地獄へ行くだろう・・・・・・

だが自国民を守れるならばそれは本望だ・・・・

その信念の旗の下に新統合軍の兵士たちははぐれゼントラーディと反統合系ゲリラとの戦闘は今後も続く・・・・・・・
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第53話 甦るマーズウォーズの記憶

2016-11-17 00:09:40 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
ラウラと吉野は食事しながら今後の仕事のやり方について話合っていた。
可変戦闘機乗りとしてのこれからをどうするかについて激しい討論を行っていた。
ゼントラーディ人もといメルトランのラウラが持つゼントラーディの価値観と地球人吉野が持つ地球人の価値観との衝突であった。

ラウラ「敵を倒すには中央突破し、ミサイル一斉射撃。こっちの方が戦闘のスタイルとしては一番だわ。」

とこんな風な意見を言うラウラ。
ゼントラーディ人はスリルを味わう戦闘を好む。
一番危険な時が獲物が一番寄ってきやすく、そこで撃墜する。
ゼントラーディ軍直衛艦隊時代のラウラはそのようにして監察軍を撃墜してきた。

吉野大樹「前に進みすぎて断崖絶壁に急降下・・・・・つまり包囲され死ぬっての・・・・・・・・」

地球人の吉野はラウラのやり方に反発する。
戦場は個の空間ではなく、集の空間。
友軍機と共同で作戦を実施し敵対勢力に対処する。
戦力的にも防御力と攻撃力も上がる。

ラウラ「臆病者、地球人の男はそうやって何もしないでいるんだろ?」

ラウラはまるで馬鹿にしたような顔をしながら吉野に言う。
ゼントラーディ人のラウラからしたら臆病者・・・・・・
ー大樹も結構演習では活躍していたけど、内心臆病者か・・・・・
ーそんな人がなぜ中隊長を・・・・・・

とラウラは心の中で言う・・・・・・・
すると吉野がある事を言う。

吉野大樹「別にそうじゃねぇが、俺は基本風林火山もとい時には虎穴に入らずんば食われずだ!」

ラウラ「なによそれ?」

風林火山と虎穴に入らずんば食われず........
ラウラは風林火山と虎穴に入らずんば食われずと言う新しい言葉に反応する。
読書好きであるラウラでも知らない言葉・・・・・・・・・・・・

ラウラ「その言葉の意味は?」

と普通に意味を聞く。
丁度いい機会だし言葉の意味を知りたい・・・・・・・・
ラウラは言葉の意味を知りミリアに勝つための戦術を生み出す経験値にしたい。
そう思っていた。
ラウラの問いに対し吉野が口を開く。

吉野大樹「風林火山は孫子の旗に記された疾如風徐如林侵掠如火不動如山の略で、虎穴に入らずんば食われずは虎穴に入らずんば虎子を得ずを外した言葉で、元ネタは虎穴に入らずんば虎子を得ずとは、危険を避けていては、大きな成功も有り得ないということのたとえかつてあった中国の古い教えだ。」

ラウラ「ふ~んマイクローンって凄いんだ、同胞はマイクローンもとい地球人をプロトカルチャーと勘違いするわけか。」

ラウラは二つの言葉の意味を知り、地球人の凄さと奥深さを知る。
ー地球人のカールチューン(文化)面白い、まだ私の知らない事がたくさんある。
更にラウラの地球文化への憧れを強化する一因になった。
そんなラウラを横目に吉野が話を続ける。

吉野大樹「ラウラ.........今後の戦闘はチームで行動が中心だ、いい・・・・・・・チームで行動しろ。」

ラウラ「分かったわよ、なんで私に言うのよ?」

吉野大樹「似ているからだよ......」

ラウラ「似ている?それはど言う意味なのよ?」

吉野はラウラに似ていると言う。
ラウラは吉野の似ていると言う意味を問いただす。

吉野大樹「かつて俺がまだ新米だった頃に起きたマーズウォーズ事件の経験からさ、独断専行やって部隊を危険にさらした戦友がいたんだよ。かなり奮戦したが、結果そいつは、反乱軍のヴァリアブルグラージの腕のパンチで、コックピットを潰され死んでしまったんだ。」

ラウラ「マーズウォーズ事件、噂では聞いているけど酷い事件だったそうね。でも..................なぜ私にはその話を?」

ラウラは資料で読んだマーズウォーズと言う用語に対して反応する。
近年の戦争の記録はニュースの記事や新聞の記事や軍が公開している資料で知っている。
そして吉野は衝撃的な事を口走る。

吉野大樹「その独断専行をして死んだのが・・・・俺の親友だからな。それにラウラは死んだメリルに似ていたからな........」

ラウラ「!!」

場の空気が重くなる・・・・・・・
吉野の顔は辛いことを思い出したのか表情が暗い・・・・・・
そう、吉野はマーズウォーズ事件で親友達を失っている。

ー私が大樹の親友メリルに似ている・・・・・・

              マーズウォーズ事件
西暦2018年.統合政府から独立を目指す火星独立ゼントラーディ軍が引き起こした独立紛争である。
火星都市議員.志位宏の裏支援により火星ゼントラーディ軍がオリンポスシティを占拠、地元住民を人質にとり30日間も立てこもった。

吉野はオリンポスシティ救難のため所属部隊の編隊と共に鎮圧に向かうが・・・・・・・・
親友で同僚の赤石数馬少尉とメリル・ローリアが独断でゼントラーディ人部隊に突入した。
当然、正式な命令でもない命令違反による独断専行である。
最初は優勢だったが、次第に劣勢に陥り数馬が撃墜され、メリルはバルキリーの腹部を殴れさらに銃撃により潰され戦死した。

本隊と共に現場に到着した吉野は、まさにメリルが殺されたところであった。
仲のいい戦友を失った吉野は復讐心から所属部隊のメンバーの中では獰猛に戦い、火星独立ゼントラーディ軍を鎮圧した。

事件は志位などの首謀者の裁判による処断に終わった・・・・・・
数馬とメリルの死は、軍で葬儀したが多くの同僚は仕方が無いと解釈する。
吉野は同僚の数馬とメリルに対する冷たい態度と事態を防げなかった自分自身を憎んだ。
これらの事件の結果は吉野に暗い影を落とす事になる。

吉野大樹「中でもメリルはお前に似ていた、雰囲気も.....それにメリルは......」

そこで話が止まる。
吉野の顔はずっと下を向く。
そして笑顔でラウラの方へ顔を向ける。

吉野大樹「まぁ今の話は忘れてくれ。」

ラウラ「・・・・・」

ラウラは会話の中で吉野の過去を偶然知った。
地球人には表面には明るくても、裏には悲しい過去がある。
ゼントラーディ人であるラウラは、この時改めて知る事になったのであった。
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