マクロス外伝大本営 新統合軍極東太平洋軍管区司令部

マクロスやロボット大好きなブログです。二次創作などを主にやります。

公式ではなく非公式です。

第57話 天才の血を受け継ぐ少女コミリア

2016-11-19 21:41:43 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
ゲームを次々にクリアするラウラ。
まるで向かう所敵無しである。
撃墜スコアもどんどんあがっていき同じ一気に店の最高記録を塗り替えた。

吉野大樹「ほ~上手いもんだな、始めてにしてはよくやる。エースだからしかたがないが。」

ラウラがエースであるため上手いのも当然だ。
このゲームはVFの訓練にも使われる程だ。
当然、ラウラがこのゲームで勝ち続けるのは当然の結果だ。

吉野大樹「おや?」

するとエメラルドグリーンの髪の少女が、ゲームの映像を見ている。
まるで何処かで見たことのあるような人物にそっくりだ。
あれは純粋な地球人じゃないゼントラーディ人のハーフである。

「へ~面白そうなゲームね。やってみるか・・・ちょうどいい対戦相手はいるし。」

そういいラウラと同様コックピットに乗り込む。
ラウラはゲーム場面に対戦開始と言う場面が映し出されたのを確認した。

ラウラ「対戦開始?他に誰かがやっているの?」

ラウラは戸惑ったが、簡単にクリアしていたためか・・・強敵の予感もあり闘争本能が爆発しすぐさま笑顔になって対戦を開始する。
しかし笑顔はすぐに焦りの顔に変わった、開始早々劣勢に追い込まれたからである。

「中々いい動きだけど、私の動きについて来れてないわね。」

少女はラウラの対象的に、冷静に判断しながらゲーム機のトリガーを引く。
ラウラはこの少女の攻撃に対し回避するのが精一杯だった。
無駄のない動き、まるで攻撃時間を短縮しているかのようだった。

ラウラ「こいつ・・・・・・・・」

攻撃が当たらない当たりそうなんだけど当たらない、ミリアよりの上の技能を持つパイロットなのか?
ラウラは追い詰められつつもあるが、この対戦相手の動きが誰かに似ている事に気がつく。

そうミリア・ファリーナと・・・・・・

「もらったよ、お姉さん!!」

              ズダダダダダダダダダダ

だけど違う・・・・・・・・・・別の誰か・・・・・・・・・・

ラウラは昼間敗北した事を思い出した、あの時の悔しさの感情が思い出しだしてくる。だがラウラは、対戦相手に対し攻撃をしかけようとしたが既に遅く対戦相手の一斉攻撃でラウラはゲームオーバーになった。
ラウラは、あたり一面が真っ暗になった。

吉野大樹「また負けた、しかしラウラに勝つなんて相手は一体?」

吉野がラウラが負けた事に驚く。
ラウラの技能は高いそれに民間人が何者・・・・・・・・・
この少女は一体なんだ!?

ラウラ「ミリアぐらいいやそれ以上の奴だった、奴は一体・・・」

「いい戦いでした、ありがとうお姉さん。」

そういいラウラと戦ったエメラルドグリーンの髪をした少女が出てくる。
笑顔でラウラに感謝する。
まるでミリアに似た顔つきで、目つきも鋭さもあるが年相応の目つきでもある。
この少女は本当にラウラを撃墜したのか二人はそう思った。

ラウラ「ミリア・・・・・じゃない。似ているが、あなたは一体?」

吉野大樹「でもどこかで見た少女だな、むかしニュースで俺が幼い時。」

ラウラ「えっどいう事?」

吉野はこの少女を知っているようだ。
幼い頃に見た記憶があり、確か歴史的にも重要な功績を残している。
でも名前が思い出せない。

「・・・自己紹介忘れました、私の名前はコミリ・・・・」

そんな二人の様子を見ていた少女は自分の自己紹介をしようとする。
ーコミリ・・・・・・・・・まさかな・・・・・・
瞬時に聞いていた吉野はわずか数秒の差でこの少女を分析しようとしようとする。

                その時

「マリア!?」

「ママ!!」

ラウラ「ママ?・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!」

この少女の母親が来た。
その母親の姿を見たラウラは目をぱっと開き驚いた。

吉野大樹「あっ思い出した、この少女はマクシミリアン・ジーナス大尉とミリア・ファリーナ・ジーナスの長女で初の星間混成児のコミリア・マリア・ファリーナ・ジーナスだ!」


コミリア・マリア・ファリーナ・ジーナス
マクシミリアン・ジーナスとミリア・ファリーナ・ジーナスとの間に生まれた初の星間混成児。
多くの人々に祝福されパレードやった程多くの人々から歓迎された。
今は10歳になり活発な少女になった。
血の影響か、両親同様高い能力を持っている。


ミリアの娘コミリア・・・・・
よく見たら本当にミリアに瓜二つだ。

ミリア「探したのよ、マリア。子供は大人しくパパとママに従いなさい!」

コミリア「私は10歳になったのよ、いつまでも子供扱いされたらたまんないわ!」

ミリアは勝手な行動ばっかりしているコミリアに対し怒る。
それに対し、コミリアは独立性が強いためか子供扱いされる事を嫌い反論する。
基本的には仲のいい親子関係ではあるが、実質的には考え方の違いで対立する関係もあるようである。

モアラミア「マリアお義姉ちゃん熱くなんないなんない!」

ミラクル「なんないなんない。」

幼き妹ミラクルと養女として姉妹の仲間入りをしたモアラミアが諭す。
コミリアは文化的で冷静さのある少女だが、

コミリア「別に熱くなってない、本当の事を言ったまでよ。」

と妹たちに言うコミリア。
顔は冷静さを取り戻しており、真顔である。
コミリアの喜怒哀楽の表情の変化はいろいろストレートに決まっている。
そんなコミリアにはぁとため息をするミリア

ミリア「!?」

ラウラ「まさかミリアがまさかゲームセンターにいるとはね。」

その場にいたラウラと吉野にようやく気がつく。

ミリア「まぁね・・・・・・私は最初の文化って言うのはゲームセンターのシューティングゲームなのよ、マックスと出会えたのはゲームセンターなのよ。」

正確にはマックスとミリアは地球での戦闘で会っているが、直接目を会わせてあったのはゲームセンターである。
マイクローンスパイとして潜入していたミリアはゲームセンターでお金を稼いでいたが、偶然.一条輝と共にゲームセンターに遊びにきていたマックスと対戦。
2度目の敗北を味わう事になり、マックスから夜公園で待ち合わせ.ナイフで強襲し3度目の対戦。

結局・・・・・・ミリアはマックスに敗北し死を望んだが・・・・・・
なんだかんだあり、結婚した経緯がある。

ラウラ「っでその娘は?」

吉野大樹「俺が言っただろうが!!」

ラウラは吉野の話を聞いていないせいか目の前にいるラウラを負かしたコミリアだと分からない。
そしてミラクル.モアラミア・・・・・・・・

ミリア「長女のマリアはそこの大尉が答えたわね、次女のミラクルと養女のモアことモアラミアよ。」

モアラミア「始めまして、お姉さん。」

ミラクル「はじめまして」

ラウラ「は.始めまして、あはははははは。」

二人に笑顔であいさつするラウラ。
その顔は慌て気味である。

ミリア「ゲームのリプレイ動画を見たけど、あの無駄な動きは私の愛娘にムキになったことと焦りからね。まだまだバルキリー乗りとしては、ヒョッコね。」

ラウラ「なんですって!」

ラウラは激怒する。
今日の昼間、相討ちになりかけたミリアが何を言う。
感情が高まったラウラはミリアを殴ろうとするが・・・・・・・・

吉野大樹「落ち着けよ、ラウラ。子供の前で大人げないぞ。」

ラウラ「くっ・・・・・・」

ラウラは吉野からの静止で正気に戻る。
一瞬だけ感情に流されてもすぐに正気に戻る。
もしこのままミリアを殴っていたら目の前の子どもたちに大きなトラウマを植え付ける事になっただろう。

ー吉野大樹.大尉、あなたは優秀な士官ね・・・・・・・

ラウラは吉野の今の行動をこう評価する。
でもミリアはそんな二人の様子を見てふとこんな事を考える。

ミリア「それと一つ気になっていたけど、あなた達って恋人同士なのかしら?」

               断じて違う!

と息ぴったりに反論するラウラと吉野。
二人は別にデートしている感覚できているわけじゃない。
お互い恋人同士のはずがない。

ミリア「ふ~ん、でも世間的には男女2人で歩き回ったり外にあるジープからして、ドライブに行くのはデートよ。やっぱり青春はいいわ。」

吉野大樹「デートしているわけじゃないんすけどね、ミリア中尉。」

ミリア「まぁ~いいじゃないの。」

吉野の否定を軽く受け流す。
まぁミリアだけに説得できても、主力(ARMD級アルタミラ女性クルー)の間に広まっているため無意味であるが。
ミリアの軽く受け流した時の自然の笑顔を見たラウラは阿修羅のように不機嫌な顔をする。

ラウラ「その笑顔を見ると余計にムカつく、やはり私のデブラン(敵)だ。」

ミリアを一方的に敵視するラウラ。
結構文化的先輩であるミリアは気にせず、むしろカウンター的にラウラを挑発する。

ミリア「まぁムカつくの勝手だけど、そんな事では永遠に私には勝てません。」

感情的になって勝つのは難しい。
何故ならば、相手に行動パターンを読まれてしまうからだ。
戦場では殺気を消す事によって、相手に自分の手の打ちを悟られずに撃墜もしくは殺害する。
戦場で戦う兵士の中で能力の高い兵士の戦い方である。

ミリアはその事を分かって言えるためラウラが自分に勝てない事を公言する。

ラウラ「ではどうやったら、勝てるの?」

ラウラは感情を抑え丁寧な口調でミリアに質問する。
するとミリアはおふざけた顔から一変、冷静な顔つきになって・・・・・

ミリア「ラウラ・・・・・私には勝てない、むしろ私は単体では決して最強じゃない。後は自分で考えなさい。ラウラ・ベルタリア。」
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Gジェネレーション・ジェネシス発売まで後2日

2016-11-19 21:31:53 | ゲームソフト
22日も入れないでGジェネレーションジェネシス発売まで2日になりました。
もう発表から1年が経ちましていよいよプレイする時が来たようです。

自分はこれほど感動した事はありません。
バンダイナムコ様には感謝するばかりです。

奇跡的にも発売日の翌日が祝日なのでプレイする時間はなんとか確保できそうです。
自分は神がこの奇跡を授けた事に感謝します。

Gジェネレーションジェネシスは税込みで8200円です。
皆も金銭に余裕があれば買おう!!!!
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第56話 ゲームセンター

2016-11-19 02:05:49 | マクロス外伝蒼い髪のメルトラン(再編成中)
レストランを出たラウラと吉野はジープで星の里公園に向かう。
二人は公園内を散策している。
お腹は一杯であるだろうが、二人程のお腹は途中複製になることはないと言う。

ラウラ「へへ~ご馳走様。」

吉野大樹「言っておくが、後日奢らず前提だからな。」

ラウラが笑顔でごちそうさまといい、吉野が後日奢らすのを前提だからなと言う。
間抜けな顔をしながら・・・・

ラウラ「へいへいりょ~かい。」

とまるで理解していないかと言うような返事をする。
本当に奢るつもりがあるのか?
と吉野はこの時思う。

吉野大樹「まったく加減ってのを知らんのか?」

ラウラ「さぁね?」

吉野大樹「知らんようだな。」

ラウラはゼントラーディ人であるが故に加減と言うのを知らない。
むしろ分かっていると言ってもどのように加減をすればいいのか分からない。
ラウラはまだまだ文化的にはまだ子供である。
するとラウラが・・・・・・・・・

ラウラ「まぁいいや食べたあとは、ゲームセンター行ってみない?前からやってみたくてさ。」

と発言する。
実はラウラは23年間の人生の中でゲームセンターへ行った事がない。
一度でもいいからゲームセンターで遊んでみたいと思った事がかなりあったようだ。

吉野大樹「うん?月面ではできなかったのか?」

吉野がゲームセンターに行った事のないラウラに質問をする。
機種転換センターで訓練を受けていたラウラは非番の時にゲームセンターぐらいは行っていたと思っていたが・・・・・・・・・・

ラウラ「寮暮らしで、休みは勉強とかしていたから。その頃はゲームセンターとか知らなくて。」

ラウラは勉強好きである。
寮暮らしていた頃はずっと地球の戦争の歴史の事やいろんな文化を勉強していた。
その結果ゲームセンターに行く機会を失ってしまったのである。
更に言ってしまえばゼントラーディ軍時代からの戦闘ばっかりの毎日や機種転換センターの勉強や訓練ばっかりやっていたので世間知らず気味である。

吉野大樹「世間知らずにもほどがあるだろ、戦争終わってから10年も経っているだぞ。」

ラウラ「はぁ海兵隊の任務ばっかりで・・・てへへへ。」

ゼントラーディ海兵部隊の任務ばっかりやっており、地球文化とは隔離されたような環境にいたためそれはしょうがない事である。
その頃のラウラは
なんとかするためにラウラはいろんな地球人の文化や歴史を勉強している。

吉野大樹「まったく・・・・・・・しょうがない・・・・・・・・・ゲームセンターまで行くか・・・・」

吉野と言い。
ラウラと吉野はジープに乗りキャピタル市街のゲームセンターに向けて走りだして行く。
吉野は幸い酒を飲んでいないため、車を運転する事が可能なのである。
もし飲んでいたら、確実に懲戒免処分になっていた可能性が高いのである。

          【西暦2921年5月4日 ゲームセンターボトム】
キャピタルシティのゲームセンターボトム。
惑星エデンでは名が知れたゲームセンターである。
アクションゲームやらいろんなゲームが集まっているという中規模クラスのゲームセンターである。
マックスとミリアと対戦したゲームの最新機種も出始めている程である程にぎわいのああるゲームセンターである。
毎日、多くの人々の娯楽を提供している。

吉野大樹「ここがエデンのゲームセンターだが、やるゲームとかあるのか?」

ラウラ「VFフォース、実戦さながらに遊べるシューティングゲームよ。一応アルタミラの休憩室にゲーム雑誌見て知ったんだ、ファミ通って奴の。」

VFフォース、可変戦闘機をテーマにしたゲームである。
1コイン入れるとゲームがプレイする事が可能である。
実際の戦闘をテーマにしたステージも存在する事が多い。
言わずと知れた完全な娯楽施設である。

吉野大樹「へぇ~、ってあれか?まるでバルキリーのコックピットだな、まるで本物みたい。」

VFフォースは変形だけではなく、コックピット視点のステージにする事が可能である。
案外ミリタリーファンでも喜べる内容である。

ラウラ「マイクローンもあんがい戦いは好きなんだよなぁ、こいつならいつでも戦えるしストレス発散になるわ。」

とラウラが発言する。
ゼントラーディ人であろうが、簡単に撃破する事が可能なんだぞと言う顔をしている。
ーそれは分かっているんですけどね。

とラウラの実力を知る吉野はこう分析する。

吉野大樹「1クレジット 3ギャラン、このパターンはもしかして........」

ラウラ「奢って、お願い♪」

と金銭の事である。
まだ奢っと発言する、やっぱりそうなるのかよと思う。
まぁ言い実戦評価を評価する。
めんどくさい事になったな~と心の中で思う。

吉野大樹「そのパターンかよ、はいはい1クレジットだけだな。」

ラウラ「サンキュー 大樹。」

ラウラはゲーム機のコックピットに乗り込む、3ギャランを入れゲームを開始する。
ラウラは元々エースパイロットのためか、次々にステージをクリアする。
画面に出た敵をバトロイドに変形してダンス機動で攻撃を回避しながら仕留める。
これがラウラ・ベルタリアの通常の戦闘である。

           ズダダダダーン

しかしそれでも昼間の演習はミリアに負けた・・・・・・・・
その悔しさを忘れているわけじゃない・・・

ーこのゲームを選んだのはミリアに勝つため・・・・・・・・・・

強い信念でゲームを勝ち進んでいく。
でも相手には力不足だ・・・・・・・
ラウラは強い相手と戦いたい・・・・・・そうでないとミリアを倒すための練習にならない。

そんなラウラに対し、決定的な運命を変える人物がラウラの目の前に現れようとはまだ知らない・・・・・・・・・・・・・
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