「モモ(桃)の花」 バラ科 ☆3月3日の誕生花☆
花言葉は… あなたに夢中・気立ての良さ・天下無敵
今朝の最低気温は午前6時の10.6℃。 最高気温は午後2時の19.0℃。
今朝は多少の雲もあり、暖かい朝です。 良いお天気が続きますね。 日中は暖かいと言うより暑いほど。
予報によれば10日(日)まで晴天が続き、最高気温20℃を超える日もあるそうです。
行楽日和ですが、また新型コロナの感染者数が増加傾向になっています。 お互いに気を付けましょう
などと言いながら… 昨日は “花の文化園” に行ってきました 二重マスクしていました
入り口で年間パスを提示すると、ちょうど前日で期限切れでした 今年の初め、まん延防止(第6波)の期間に
閉園になっていた時期があり、その期間を延長してもらっていたのですが… という事で新しい年間パスを購入しました
春ですねぇ、 桜や菜の花、ミモザ、チューリップ、勿忘草、ビオラ、百日草、椿、大型の水仙、諸葛菜…
春の花を堪能しました。 そうそう “一人静” や “二輪草” “水芭蕉” も咲いていて、しっかり撮って来ました。
順次アップしていきたいと思っています。 《9時半~11時半 約4600歩≒2.76km》
今日の花は 「モモ(桃)の花」 です。
ここ和泉市に隣接する岸和田市の包近(かねちか)地区は、 大阪府最大の桃の産地で、
「包近の完熟桃」 として有名です。
「完熟桃」 とは、消費地(大阪)が近いので、出荷ぎりぎりまで木に実らせたままで熟させ、
頃合をみて収穫するのです。 出荷時が食べごろと云う訳です。
なので全国のスーパーに出回る事はほとんど有りません。 ↑地元のスーパー “オークワ” で(6月中旬)
その 「桃の花」 、昨日の段階で平地では満開、小高い所では八分咲き位です。
でも、2018年9月、近畿を襲った台風21号で成木の枝が折れたり、根っこから折れた物もあります。
そこで、新たに幼木を植えて世代更新を計っている畑も沢山有り、例年よりちょっと花がまばらです。
ピンク色に染まる畑が一面に広がっています。 桃畑が車道の両側に広がる場所も有り、
たまに車を道路の脇に停めて花を眺めたり、写真を撮っている人も有ります。
↑昨日は “キジ(雉)” も桃の花見をしていました(笑。
「包近の完熟桃」 と紹介しましたが、ギネス認定の桃でも有るんです。
包近で桃を栽培する “マルヤファーム” の桃が糖度世界一を記録した桃として
2014年5月にギネス認定されました。
平均糖度22.2度(通常の桃糖度は12度程)でギネス世界記録に認定されたのですが、
1玉の皮を剥き種を除いて実だけをジューサーにかけた平均糖度なので、
一番甘い部分の糖度を測ると30度は超えていたそうです。
『包近の赤鬼伝説』
和泉市の西隣り、岸和田市包近(かねちか)地区は桃の産地です。
どうしてこの地区が桃の産地になったのか?
岸和田の広報誌に載った “包近(かねちか)の赤鬼伝説” を紹介します。
因みに… 近くに “父鬼町(ちちおにちょう)” の名も有り、
また今は “春木町(はるきちょう)” の名になっていますが、
以前は “母鬼町(ははきちょう)” だったという町もあります。
また “九鬼町(くきちょう)” と云う町名も残っています。
文中に出てくる “神於山(こうのやま)” は包近の南に位置します。
【昔なぁ、包近の辺りはなだらかな草の丘でなぁ、桃は1本も無かった頃のことやぁ。
ナミと云う名の可愛い少女がひとりで春菜を摘んでた。
ナズナ・ハコベラ・ホトケノザ、 籠の中は七草のええ香りでいっぱいやったぁ。
帰ろ、と目ぇ上げてびっくりした。 鬼が3匹立っちゃぁるんやもん。
いちばん大きな赤鬼がニターッと牙をむき出して、
「お前、えらいべっぴんやなぁ。なんて名ぁや?」 牛のような太い声で尋ねた。
「うち、ナミ」 「ナミ、お前、俺の嫁になれ」 とたんに、後ろで青鬼と黒鬼が、
「そうや、兄きの嫁になれ!」 「決ぃまった、決ぃまった!」 って、囃し立てた。
「うち、いやや」 ナミは泣きもって家へ飛んで帰った。
3匹の鬼はナミの家まで押しかけて来て、どうでもナミを嫁にくれ、いうて聞けへんかった。
親どもは土間に額をこすりつけて鬼に頼んだ。
「堪忍してくれぇ!ナミはまだ子供や!」 「歳、なんぼや?」
「13、いや、12や・・・・・」 「そら、ちっと若すぎるなぁ」
赤鬼は、えらそに腕を組んで、「ほな、3年待っちゃろ。 夏祭りの太鼓が聞こえたら、
嫁取り行列こしらえて迎えに来るでぇ… よう覚えとけよ!」 弟鬼どもがすごんだ。
「約束破ってみぃ、村の娘ども、みぃんなさろうて、食てまうぞ!」 やっと鬼は帰った。
「えらいことになったなぁ」 親子3人抱き合うて泣いていると、お寺の五郎がやってきた。
五郎は孤児で、小さい時分から和尚さんに引き取られて育ったけど、元気のええ若い衆や。
わけ聞いて、目ぇ釣り上げた。 「悪いやっちゃ。俺、捕まえて退治しちゃる!」
「やめとき。鬼に逆ろうてみぃ、八つ裂きにされてしまうでぇ」
しかし五郎は止めるのも聞かずとび出した。 丘越え、野越え、林を抜けた。
牛滝の川を渡り、槇尾山の麓を走って国分の峠にさしかかったころ、日が暮れた。
ヤブの向こうに火が見えた。 焚火や。
用心しぃもって近付くと、煙の中に大きな鬼の影が浮かんでた。
血ぃのしたたる猪肉をさかなに瓢箪の濁酒をぐびぐび飲んで、青鬼が吠えた。
「兄きぃ、べっぴんの嫁さん見つかって、よかったなぁ。次はオラたちの番やでぇ」
「おう、わかってらぇ。あの村ぁ、桃が一本もないよって、なんぼでも行けるがな」
「そやっ! 桃みたいなもん植えられたら、もう、うかうかと行かれへん。
桃の実ぶつけられたら死んでまう」 3匹の鬼どもは、恐ろしいげに顔見合わせた。
―そうか!― 五郎は大きくうなずいて、その場を離れた。
「桃の苗木が欲しいて? ほな、紀州の知り合いに仰山作ってる人がおるよって、たのんじゃろ」
和尚さんに手紙書いてもろうて、五郎は旅に出た。
「ナミよ、待っていや。桃の木いっぱいお前の家の周りに植えて、
鬼めら追っぱらっちゃる。 大事なお前を鬼なんぞに盗られてたまるか!」
紀州についた五郎は桃屋敷ちゅう大きな家に住み込んで、桃作りを手伝うた。
朝早うから日暮れまで、草むしって、 肥やしやって、虫取った…。
薄桃色の花咲いて、やがて小さい実がなって、ひと雨ごとに ふくらんだ。
1番肥え、2番肥え、3番肥えと肥えやった。
大きな桃をとるにゃあ余分な実ぃは摘まんならん。
鳥に食われんように袋も被せんならん。
五郎はそんな仕事をひとつ ひとつ、しっかり胸にきざみ込んだ。
空いっぱいに鱗雲が広がる秋になった。
苗木入れた籠を背負うて、五郎は帰り道を急いだ。
「ナミ、もどったでぇ。桃の苗木や。はよ植えよ」
神於山(こうのやま)の紅葉が日に映え、ナミの頬も赤く染まったがやぁ。
ふたりして畑を作り桃の苗を植えた。
野分けが吹きはじめるころ、やっと全ての仕事が終わった。
一本も枯らしたらあかん。 どうでもこの冬を越ささんならん。 毎日見廻って水やった。
身ぃ切るような吹雪が吠えてる夜遅くに、五郎はナミを畑で見付けて驚いた。
「なにしてるんや。風邪ひくやないか」
ナミは、凍えそうな苗木を見つめて、 目にいっぱい涙を溜めていた。
「うち、死んでも鬼の嫁にいくのいやや。 苗枯れたら どないしょう」
五郎はクシュンと鼻すすって言った。
「よっしゃ、藁で囲っちゃろ。 心配いらん。 枯らしてたまるかぇ!」
春になった。桃の木は幹もしっかり太くなって、ぐんぐん枝のばし、葉も茂ったが、
ナミと五郎はびくびくしながら夏祭りの太鼓を聞いた。
―あと1年。それまでに、どうでも桃を実らさんならん・・・・・・―
また秋が来、寒い冬が過ぎ、3年めの春。 桃の花が咲いた。いっぱい、いっぱい実がなった。
「何なら、ありゃぁ?」 「桃や。村間違たんちゃうか?」 鬼の嫁取り行列は丘の上で止まってしもうた。
ナミの家は、屋根も見えへんほど桃の木が茂ってるんや。
「俺の嫁さんはどこなら? 3年も待ったんやぞぉ。ナミー、ナミーッ」
赤鬼は火だるまみたいになって駆け出した。 ほかの鬼たちも、どっと村へ駆け込んだ。
と、バラバラバラ・・・・・・雨あられと桃の実が飛んできた。 赤くなった大きな桃の実や。
「ギャーッ、桃や、桃やっ」 逃げも避けもでけへん。
おでこにビシッ、お尻にビシャッ、 胸板にバシーン! 「アッツ、ツツ・・・・・・」 「イテッ、テ、助けてくれぇ」
あわをくった鬼どもみんな、命からがら逃げ散ってしもうた
「やった、やったぁ」 「やったぞう」
木陰から飛び出したんは、五郎、ナミ、おっとうに おっかあ、助っ人にきた若い衆や。
鬼どもを追い散らした後、皆んなナミの家に集まった。
「おう、こら、うまい」 みな、桃をかじった。 「こないにうまい桃、はじめてや」
「いやぁ、ほんまや」 「ほんまにうまいぞう」 「よかったなぁ、ナミ」
「おおきに、五郎」 桃の木陰で、ふたりはしっかりと手を握り合うた。
その秋、五郎とナミはめでたく祝言をあげた。
それから、包近の村じゅうどっこでも、いっぱい桃を作るようになったんやてぇ】
【国内感染】新型コロナ64人死亡 4万5684人感染確認 4月5日
赤い色の県は過去最多
☆ 国内では5日、新たに4万5684人の新型コロナウイルス感染が確認された。
前週の火曜日と比べ1222人増えた。 死者は64人、重症者は508人で前日から3人増えた。
☆
東京都 新型コロナ 6968人感染確認 先週火曜日より900人近く減 4月5日
東京新聞より NHKより
☆ 東京都は5日、新型コロナウイルスの感染者が新たに6968人確認されたと発表した。
直近1週間平均の新規感染者は7482人で、前週(約7181人)の104.2%だった。
感染者を年代別にみると、20代が1525人(全体の21.9%)と最も多く、30代が1298人、
40代が1126人で続いた。 65歳以上の高齢者は283人(全体の4.1%)だった。
都内の重症者は前日から1人増え30人だった。 新たに9人の死亡を発表。
大阪府 新型コロナ 16人死亡 新たに4347人感染確認 4月5日
大阪府で5日、新たに4347人の感染が確認されました。
先週の火曜日の感染者数は4340人でした。
また、大阪府内では、感染者16人の死亡が確認されました。
☆ 和泉市で確認されたコロナ感染者は…
4月1日=73人 4月2日=64人 4月3日=71人 4月4日=19人 昨日=126人
ー・・ー・・ー・・ー・・ー・・ー・・ー・・ー・・ー・・ー・・ー・・ー・・ー・・ー・・ー・・ー・・ー
※ 新型コロナの感染者が 100人以上確認された都道府県
◇ 島根県 新型コロナ 新たに172人感染確認 4月5日
◇ 山形県 新型コロナ 1人死亡 新たに191人感染確認 4月5日
◇ 岩手県 新型コロナ 新たに253人感染確認 4月5日
◇ 奈良県 新型コロナ 1人死亡 新たに246人感染確認 4月5日
◇ 山梨県 新型コロナ 新たに212人感染確認 4月5日
◇ 富山県 新型コロナ 1人死亡 新たに143人感染確認 4月5日
◇ 高知県 新型コロナ 新たに164人感染確認 4月5日
◇ 石川県 新型コロナ 新たに122人感染確認 4月5日
◇ 福井県 新型コロナ 1人死亡 新たに133人感染確認 4月5日
◇ 和歌山県 新型コロナ 新たに212人感染確認 4月5日
※ 新型コロナの感染者が 300人以上確認された都道府県
◇ 香川県 新型コロナ 新たに362人感染確認 4月5日
◇ 岡山県 新型コロナ 新たに418人感染確認 4月5日
◇ 大分県 新型コロナ 新たに445人感染確認 4月5日
◇ 愛媛県 新型コロナ 386人感染確認 過去最多 4月5日
◇ 宮崎県 新型コロナ 新たに446人感染確認 4月5日
◇ 青森県 新型コロナ 新たに409人感染確認 4月5日
◇ 秋田県 新型コロナ 新たに389人感染確認 過去最多 4月5日
◇ 山口県 新型コロナ 1人死亡 新たに301人感染確認 4月5日
◇ 三重県 新型コロナ 新たに491人感染確認 4月5日
◇ 長崎県 新型コロナ 新たに372人感染確認 4月5日
◇ 福島県 新型コロナ 新たに467人感染確認 4月5日
◇ 佐賀県 新型コロナ 新たに410人感染確認 4月5日
※ 新型コロナの感染者が 500人以上確認された都道府県
◇ 群馬県 新型コロナ 新たに579人感染確認 4月5日
◇ 京都府 新型コロナ 2人死亡 新たに702人感染確認 4月5日
◇ 鹿児島県 新型コロナ 新たに722人感染発表 4月5日
◇ 新潟県 新型コロナ 1人死亡 新たに575人感染確認 4月5日
◇ 栃木県 新型コロナ 2人死亡 新たに695人感染確認 4月5日
◇ 宮城県 新型コロナ 新たに648人感染確認 4月5日
◇ 滋賀県 新型コロナ 2人死亡 新たに539人感染確認 4月5日
◇ 岐阜県 新型コロナ 新たに755人感染確認 4月5日
◇ 静岡県 新型コロナ 新たに941人感染確認 4月5日
◇ 熊本県 新型コロナ 1人死亡 新たに720人感染確認 4月5日
◇ 広島県 新型コロナ 新たに819人感染確認 4月5日
◇ 長野県 新型コロナ 1人死亡 新たに537人感染確認 4月5日
※ 新型コロナの感染者が 1000人以上確認された都道府県
◇ 兵庫県 新型コロナ 3人死亡 新たに1965人感染確認 4月5日
◇ 沖縄県 新型コロナ 新たに1209人感染確認 4月5日
◇ 北海道 新型コロナ 3人死亡 新たに1589人感染確認 4月5日
◇ 茨城県 新型コロナ 新たに1165人感染確認 4月5日
◇ 福岡県 新型コロナ 4人死亡 新たに1993人感染確認 4月5日
※ 新型コロナの感染者が 2000人以上確認された都道府県
◇ 千葉県 新型コロナ 2人死亡 新たに2198人感染確認 4月5日
◇ 埼玉県 新型コロナ 新たに2585人感染確認 4月5日
※ 新型コロナの感染者が 3000人以上確認された都道府県
◇ 神奈川県 新型コロナ 11人死亡 新たに3322人感染確認 4月5日
◇ 愛知県 新型コロナ 2人死亡 新たに3128人感染確認 4月5日
◇ 4月5日
※ 新型コロナの感染者が 4000人以上確認された都道府県
◇ 大阪府 新型コロナ 16人死亡 新たに4347人感染確認 4月5日
※ 新型コロナの感染者が 5000人以上確認された都道府県
◇ 東京都 新型コロナ 6968人感染確認 先週火曜日より900人近く減 4月5日
花言葉は… あなたに夢中・気立ての良さ・天下無敵
今朝の最低気温は午前6時の10.6℃。 最高気温は午後2時の19.0℃。
今朝は多少の雲もあり、暖かい朝です。 良いお天気が続きますね。 日中は暖かいと言うより暑いほど。
予報によれば10日(日)まで晴天が続き、最高気温20℃を超える日もあるそうです。
行楽日和ですが、また新型コロナの感染者数が増加傾向になっています。 お互いに気を付けましょう
などと言いながら… 昨日は “花の文化園” に行ってきました 二重マスクしていました
入り口で年間パスを提示すると、ちょうど前日で期限切れでした 今年の初め、まん延防止(第6波)の期間に
閉園になっていた時期があり、その期間を延長してもらっていたのですが… という事で新しい年間パスを購入しました
春ですねぇ、 桜や菜の花、ミモザ、チューリップ、勿忘草、ビオラ、百日草、椿、大型の水仙、諸葛菜…
春の花を堪能しました。 そうそう “一人静” や “二輪草” “水芭蕉” も咲いていて、しっかり撮って来ました。
順次アップしていきたいと思っています。 《9時半~11時半 約4600歩≒2.76km》
今日の花は 「モモ(桃)の花」 です。
ここ和泉市に隣接する岸和田市の包近(かねちか)地区は、 大阪府最大の桃の産地で、
「包近の完熟桃」 として有名です。
「完熟桃」 とは、消費地(大阪)が近いので、出荷ぎりぎりまで木に実らせたままで熟させ、
頃合をみて収穫するのです。 出荷時が食べごろと云う訳です。
なので全国のスーパーに出回る事はほとんど有りません。 ↑地元のスーパー “オークワ” で(6月中旬)
その 「桃の花」 、昨日の段階で平地では満開、小高い所では八分咲き位です。
でも、2018年9月、近畿を襲った台風21号で成木の枝が折れたり、根っこから折れた物もあります。
そこで、新たに幼木を植えて世代更新を計っている畑も沢山有り、例年よりちょっと花がまばらです。
ピンク色に染まる畑が一面に広がっています。 桃畑が車道の両側に広がる場所も有り、
たまに車を道路の脇に停めて花を眺めたり、写真を撮っている人も有ります。
↑昨日は “キジ(雉)” も桃の花見をしていました(笑。
「包近の完熟桃」 と紹介しましたが、ギネス認定の桃でも有るんです。
包近で桃を栽培する “マルヤファーム” の桃が糖度世界一を記録した桃として
2014年5月にギネス認定されました。
平均糖度22.2度(通常の桃糖度は12度程)でギネス世界記録に認定されたのですが、
1玉の皮を剥き種を除いて実だけをジューサーにかけた平均糖度なので、
一番甘い部分の糖度を測ると30度は超えていたそうです。
『包近の赤鬼伝説』
和泉市の西隣り、岸和田市包近(かねちか)地区は桃の産地です。
どうしてこの地区が桃の産地になったのか?
岸和田の広報誌に載った “包近(かねちか)の赤鬼伝説” を紹介します。
因みに… 近くに “父鬼町(ちちおにちょう)” の名も有り、
また今は “春木町(はるきちょう)” の名になっていますが、
以前は “母鬼町(ははきちょう)” だったという町もあります。
また “九鬼町(くきちょう)” と云う町名も残っています。
文中に出てくる “神於山(こうのやま)” は包近の南に位置します。
【昔なぁ、包近の辺りはなだらかな草の丘でなぁ、桃は1本も無かった頃のことやぁ。
ナミと云う名の可愛い少女がひとりで春菜を摘んでた。
ナズナ・ハコベラ・ホトケノザ、 籠の中は七草のええ香りでいっぱいやったぁ。
帰ろ、と目ぇ上げてびっくりした。 鬼が3匹立っちゃぁるんやもん。
いちばん大きな赤鬼がニターッと牙をむき出して、
「お前、えらいべっぴんやなぁ。なんて名ぁや?」 牛のような太い声で尋ねた。
「うち、ナミ」 「ナミ、お前、俺の嫁になれ」 とたんに、後ろで青鬼と黒鬼が、
「そうや、兄きの嫁になれ!」 「決ぃまった、決ぃまった!」 って、囃し立てた。
「うち、いやや」 ナミは泣きもって家へ飛んで帰った。
3匹の鬼はナミの家まで押しかけて来て、どうでもナミを嫁にくれ、いうて聞けへんかった。
親どもは土間に額をこすりつけて鬼に頼んだ。
「堪忍してくれぇ!ナミはまだ子供や!」 「歳、なんぼや?」
「13、いや、12や・・・・・」 「そら、ちっと若すぎるなぁ」
赤鬼は、えらそに腕を組んで、「ほな、3年待っちゃろ。 夏祭りの太鼓が聞こえたら、
嫁取り行列こしらえて迎えに来るでぇ… よう覚えとけよ!」 弟鬼どもがすごんだ。
「約束破ってみぃ、村の娘ども、みぃんなさろうて、食てまうぞ!」 やっと鬼は帰った。
「えらいことになったなぁ」 親子3人抱き合うて泣いていると、お寺の五郎がやってきた。
五郎は孤児で、小さい時分から和尚さんに引き取られて育ったけど、元気のええ若い衆や。
わけ聞いて、目ぇ釣り上げた。 「悪いやっちゃ。俺、捕まえて退治しちゃる!」
「やめとき。鬼に逆ろうてみぃ、八つ裂きにされてしまうでぇ」
しかし五郎は止めるのも聞かずとび出した。 丘越え、野越え、林を抜けた。
牛滝の川を渡り、槇尾山の麓を走って国分の峠にさしかかったころ、日が暮れた。
ヤブの向こうに火が見えた。 焚火や。
用心しぃもって近付くと、煙の中に大きな鬼の影が浮かんでた。
血ぃのしたたる猪肉をさかなに瓢箪の濁酒をぐびぐび飲んで、青鬼が吠えた。
「兄きぃ、べっぴんの嫁さん見つかって、よかったなぁ。次はオラたちの番やでぇ」
「おう、わかってらぇ。あの村ぁ、桃が一本もないよって、なんぼでも行けるがな」
「そやっ! 桃みたいなもん植えられたら、もう、うかうかと行かれへん。
桃の実ぶつけられたら死んでまう」 3匹の鬼どもは、恐ろしいげに顔見合わせた。
―そうか!― 五郎は大きくうなずいて、その場を離れた。
「桃の苗木が欲しいて? ほな、紀州の知り合いに仰山作ってる人がおるよって、たのんじゃろ」
和尚さんに手紙書いてもろうて、五郎は旅に出た。
「ナミよ、待っていや。桃の木いっぱいお前の家の周りに植えて、
鬼めら追っぱらっちゃる。 大事なお前を鬼なんぞに盗られてたまるか!」
紀州についた五郎は桃屋敷ちゅう大きな家に住み込んで、桃作りを手伝うた。
朝早うから日暮れまで、草むしって、 肥やしやって、虫取った…。
薄桃色の花咲いて、やがて小さい実がなって、ひと雨ごとに ふくらんだ。
1番肥え、2番肥え、3番肥えと肥えやった。
大きな桃をとるにゃあ余分な実ぃは摘まんならん。
鳥に食われんように袋も被せんならん。
五郎はそんな仕事をひとつ ひとつ、しっかり胸にきざみ込んだ。
空いっぱいに鱗雲が広がる秋になった。
苗木入れた籠を背負うて、五郎は帰り道を急いだ。
「ナミ、もどったでぇ。桃の苗木や。はよ植えよ」
神於山(こうのやま)の紅葉が日に映え、ナミの頬も赤く染まったがやぁ。
ふたりして畑を作り桃の苗を植えた。
野分けが吹きはじめるころ、やっと全ての仕事が終わった。
一本も枯らしたらあかん。 どうでもこの冬を越ささんならん。 毎日見廻って水やった。
身ぃ切るような吹雪が吠えてる夜遅くに、五郎はナミを畑で見付けて驚いた。
「なにしてるんや。風邪ひくやないか」
ナミは、凍えそうな苗木を見つめて、 目にいっぱい涙を溜めていた。
「うち、死んでも鬼の嫁にいくのいやや。 苗枯れたら どないしょう」
五郎はクシュンと鼻すすって言った。
「よっしゃ、藁で囲っちゃろ。 心配いらん。 枯らしてたまるかぇ!」
春になった。桃の木は幹もしっかり太くなって、ぐんぐん枝のばし、葉も茂ったが、
ナミと五郎はびくびくしながら夏祭りの太鼓を聞いた。
―あと1年。それまでに、どうでも桃を実らさんならん・・・・・・―
また秋が来、寒い冬が過ぎ、3年めの春。 桃の花が咲いた。いっぱい、いっぱい実がなった。
「何なら、ありゃぁ?」 「桃や。村間違たんちゃうか?」 鬼の嫁取り行列は丘の上で止まってしもうた。
ナミの家は、屋根も見えへんほど桃の木が茂ってるんや。
「俺の嫁さんはどこなら? 3年も待ったんやぞぉ。ナミー、ナミーッ」
赤鬼は火だるまみたいになって駆け出した。 ほかの鬼たちも、どっと村へ駆け込んだ。
と、バラバラバラ・・・・・・雨あられと桃の実が飛んできた。 赤くなった大きな桃の実や。
「ギャーッ、桃や、桃やっ」 逃げも避けもでけへん。
おでこにビシッ、お尻にビシャッ、 胸板にバシーン! 「アッツ、ツツ・・・・・・」 「イテッ、テ、助けてくれぇ」
あわをくった鬼どもみんな、命からがら逃げ散ってしもうた
「やった、やったぁ」 「やったぞう」
木陰から飛び出したんは、五郎、ナミ、おっとうに おっかあ、助っ人にきた若い衆や。
鬼どもを追い散らした後、皆んなナミの家に集まった。
「おう、こら、うまい」 みな、桃をかじった。 「こないにうまい桃、はじめてや」
「いやぁ、ほんまや」 「ほんまにうまいぞう」 「よかったなぁ、ナミ」
「おおきに、五郎」 桃の木陰で、ふたりはしっかりと手を握り合うた。
その秋、五郎とナミはめでたく祝言をあげた。
それから、包近の村じゅうどっこでも、いっぱい桃を作るようになったんやてぇ】
【国内感染】新型コロナ64人死亡 4万5684人感染確認 4月5日
赤い色の県は過去最多
☆ 国内では5日、新たに4万5684人の新型コロナウイルス感染が確認された。
前週の火曜日と比べ1222人増えた。 死者は64人、重症者は508人で前日から3人増えた。
☆
東京都 新型コロナ 6968人感染確認 先週火曜日より900人近く減 4月5日
東京新聞より NHKより
☆ 東京都は5日、新型コロナウイルスの感染者が新たに6968人確認されたと発表した。
直近1週間平均の新規感染者は7482人で、前週(約7181人)の104.2%だった。
感染者を年代別にみると、20代が1525人(全体の21.9%)と最も多く、30代が1298人、
40代が1126人で続いた。 65歳以上の高齢者は283人(全体の4.1%)だった。
都内の重症者は前日から1人増え30人だった。 新たに9人の死亡を発表。
大阪府 新型コロナ 16人死亡 新たに4347人感染確認 4月5日
大阪府で5日、新たに4347人の感染が確認されました。
先週の火曜日の感染者数は4340人でした。
また、大阪府内では、感染者16人の死亡が確認されました。
☆ 和泉市で確認されたコロナ感染者は…
4月1日=73人 4月2日=64人 4月3日=71人 4月4日=19人 昨日=126人
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※ 新型コロナの感染者が 100人以上確認された都道府県
◇ 島根県 新型コロナ 新たに172人感染確認 4月5日
◇ 山形県 新型コロナ 1人死亡 新たに191人感染確認 4月5日
◇ 岩手県 新型コロナ 新たに253人感染確認 4月5日
◇ 奈良県 新型コロナ 1人死亡 新たに246人感染確認 4月5日
◇ 山梨県 新型コロナ 新たに212人感染確認 4月5日
◇ 富山県 新型コロナ 1人死亡 新たに143人感染確認 4月5日
◇ 高知県 新型コロナ 新たに164人感染確認 4月5日
◇ 石川県 新型コロナ 新たに122人感染確認 4月5日
◇ 福井県 新型コロナ 1人死亡 新たに133人感染確認 4月5日
◇ 和歌山県 新型コロナ 新たに212人感染確認 4月5日
※ 新型コロナの感染者が 300人以上確認された都道府県
◇ 香川県 新型コロナ 新たに362人感染確認 4月5日
◇ 岡山県 新型コロナ 新たに418人感染確認 4月5日
◇ 大分県 新型コロナ 新たに445人感染確認 4月5日
◇ 愛媛県 新型コロナ 386人感染確認 過去最多 4月5日
◇ 宮崎県 新型コロナ 新たに446人感染確認 4月5日
◇ 青森県 新型コロナ 新たに409人感染確認 4月5日
◇ 秋田県 新型コロナ 新たに389人感染確認 過去最多 4月5日
◇ 山口県 新型コロナ 1人死亡 新たに301人感染確認 4月5日
◇ 三重県 新型コロナ 新たに491人感染確認 4月5日
◇ 長崎県 新型コロナ 新たに372人感染確認 4月5日
◇ 福島県 新型コロナ 新たに467人感染確認 4月5日
◇ 佐賀県 新型コロナ 新たに410人感染確認 4月5日
※ 新型コロナの感染者が 500人以上確認された都道府県
◇ 群馬県 新型コロナ 新たに579人感染確認 4月5日
◇ 京都府 新型コロナ 2人死亡 新たに702人感染確認 4月5日
◇ 鹿児島県 新型コロナ 新たに722人感染発表 4月5日
◇ 新潟県 新型コロナ 1人死亡 新たに575人感染確認 4月5日
◇ 栃木県 新型コロナ 2人死亡 新たに695人感染確認 4月5日
◇ 宮城県 新型コロナ 新たに648人感染確認 4月5日
◇ 滋賀県 新型コロナ 2人死亡 新たに539人感染確認 4月5日
◇ 岐阜県 新型コロナ 新たに755人感染確認 4月5日
◇ 静岡県 新型コロナ 新たに941人感染確認 4月5日
◇ 熊本県 新型コロナ 1人死亡 新たに720人感染確認 4月5日
◇ 広島県 新型コロナ 新たに819人感染確認 4月5日
◇ 長野県 新型コロナ 1人死亡 新たに537人感染確認 4月5日
※ 新型コロナの感染者が 1000人以上確認された都道府県
◇ 兵庫県 新型コロナ 3人死亡 新たに1965人感染確認 4月5日
◇ 沖縄県 新型コロナ 新たに1209人感染確認 4月5日
◇ 北海道 新型コロナ 3人死亡 新たに1589人感染確認 4月5日
◇ 茨城県 新型コロナ 新たに1165人感染確認 4月5日
◇ 福岡県 新型コロナ 4人死亡 新たに1993人感染確認 4月5日
※ 新型コロナの感染者が 2000人以上確認された都道府県
◇ 千葉県 新型コロナ 2人死亡 新たに2198人感染確認 4月5日
◇ 埼玉県 新型コロナ 新たに2585人感染確認 4月5日
※ 新型コロナの感染者が 3000人以上確認された都道府県
◇ 神奈川県 新型コロナ 11人死亡 新たに3322人感染確認 4月5日
◇ 愛知県 新型コロナ 2人死亡 新たに3128人感染確認 4月5日
◇ 4月5日
※ 新型コロナの感染者が 4000人以上確認された都道府県
◇ 大阪府 新型コロナ 16人死亡 新たに4347人感染確認 4月5日
※ 新型コロナの感染者が 5000人以上確認された都道府県
◇ 東京都 新型コロナ 6968人感染確認 先週火曜日より900人近く減 4月5日