住宅設計・デザイン・お問い合わせ・ご相談
住まいと暮らしの空間認識にも色々・・・・。
生活の質はそういう部分での変化も
意識しておくことが大事ですよね。
LDK空間でのキッチン部分・・・・・。
見た目だけではなくて、
実際の使い勝手、家事動線を
踏まえつつ・・・いつもアドバイスを
させていただいていますよ。
住まい手さんの「状態」を加味して、
デザインの勘所・・・・・。
「Ｉ型（１列型）」「II型（２列型）」
「Ｌ型」「Ｕ型」に、「ペニンシュラ型」
「アイランド型」とキッチンスタイルは様々。
キッチンエリアは
レイアウトによって使いやすさや
デザイン性が大きく変化します。
思いのほか滞在時間が長く、
使用頻度も高いキッチンスペースと
システムキッチン・・・・・。
快適なキッチンにするための
ポイントはいくつかありますが、
末永く愛せる好みのキッチンをつくるためには
レイアウトそのものの考え方を含めて
シミュレーションも大事・・・・・。
そういう意味でいつも「建材ショールーム」には
住まい手さんの暮らしの特徴を踏まえて
メーカーを選別してご案内していますよ。
実際の展示品を利用しながら
使い勝手の確認も大事・・・・・。
レイアウトは「ワークトライアングル」とも
密接に関係していますからね。
ワークトライアングルとは、
「シンク」「加熱調理器（コンロ）」
「冷蔵庫」のそれぞれ中心点を
線でつないだ三角形のことで、
三辺の合計が3.6～６ｍの範囲が適切とされています。
これより長いと
動く距離が増えて
家事作業効率が悪くなります。
また「身長÷２＋５cm」の算定式。
これはキッチンの高さの
目安に使われる計算式です。
高すぎるキッチンは腕が疲れ、
低すぎると腰が疲れます。
実際にはショールームを活用して
スリッパ等を履いていただき、
高さ関係や空き空間のサイズ感も
体感・体験していただくように・・・・・・。
さらにキッチン本体の背後に
配置（レイアウト）を検討する事の多いキッチン収納。
このキッチン収納には
「引き戸」や「開き扉」のタイプがありますが、
今は「引き戸」のほうが使い勝手的にも
収納力的にも暮らしにの密度にも
合うように思います。
引き戸は、開き扉のように
開閉時に自分自身が動かなくてすみます。
また調理中に戸を開けたままでも
邪魔にならないので、
「調理がスムーズに行える」といった点が
勘所です・・・・・。
いずれの状態や選択にも
「自分のスタイル」に合っていることが
一番大切です・・・・。
理想だけではなくて「使う癖」も踏まえて
これらのポイントを参考に
「末永く愛せるキッチン」について
真剣に考える事は
暮らしの質を良い意味で変化させる事に
繋がりますからね・・・・・・。
暮らしの空間と使い勝手の質、
理想だけではなくて「現実」の部分を視野に
丁寧に設計した間取りと空間、
そしてそれぞれの機能に対しての
選択のバランスは大事ですからね・・・・・。
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