奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

暮らしをカタチにする空間コーディネートを大切に、設計デザインの感度で暮らしの時間を丁寧に整理整頓する事で場所の持つ魅力と過ごし方が上質に変化しますから、居場所で変わる意識のデザイン。

2022年04月05日 | 家 住まい 間取り プラン

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※トーヨーキッチンスタイル大阪ショールーム空間展示(アイランド型キッチン・LDK)

 

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

長く愛せるキッチン選び・・・・・。

ただしそれは 、

キッチン単独では無くて

キッチンをレイアウトする空間と

その周辺を含めての

機能性と居心地と使い勝手の選択。

 

周辺をきちんと整えないと

単独の性能や機能が充実していても

その良さを拡張できませんから。

 

「I型(1列型)」「II型(2列型)」

「L型」「U型」に、

「ペニンシュラ型」「アイランド型」と

キッチンスタイルはさまざまです。

 

キッチンはレイアウトによって

使いやすさやデザイン性が

大きく変化します。

 

思いのほか滞在時間が長く、

使用頻度も高いキッチン周辺。

 

快適でありつつ居心地や

使い勝手をよくするような

キッチンにするためのポイントは

いくつかありますが、

長く愛せる好みのキッチン空間を

つくるためには「レイアウト」と

暮らしの価値観におけるバランスを

慎重に考えたいものです。

 

レイアウトは「ワークトライアングル」とも

密接に関係しています。

 

ワークトライアングルとは、

「シンク」「加熱調理器(コンロ)」「冷蔵庫」の

それぞれ中心点を線でつないだ

三角形のことで、

三辺の合計が3.6~6mの範囲が

建築計画論では

適切とされています。

 

ですが・・・個人差の考慮も

設計計画段階では

加味する事が大切。

 

好みと同様に家事の癖や

日常的な習慣等。

 

同時にそれらを考慮して

動く距離や状態を意識しながら

要素の周辺性を間取りと共に

落とし込むように。

 

そして「身長÷2+5cm」。

これはキッチンの

高さの目安に使われる計算式。

 

床からの高さが高すぎるキッチンは

腕が疲れ、低すぎると腰が疲れます。

 

勿論これだけでは無くて

個々の状態を整理しながら。

 

さらにキッチン本体の背後に

配置されることが多いキッチン収納。

 

このキッチン収納には

キッチン本体と同じく

「引き戸」や「開き扉」のタイプがありますが、

引き戸は、開き扉のように

開閉時に自分自身が

動かなくてすみます。

 

これはスペースの割り振りにも

重要な観点。

 

どんな状態で計画するのかの

根元にある「暮らし」を

加味しつつ

どんな場合も「自分のスタイル」に無理がない

状態であることが大切です。

 

暮らしに連動する選択肢を俯瞰で。

 

暮らしの空間が

設計デザインの感度で

どのような付加価値をうみだすのか?

 

住宅計画での思考の範囲は

家の事を考えるよりも

暮らし全体に意識を向けて。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線の提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

https://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする