奈良県の建築家が日々思う設計事務所の家づくり日記、住まいの設計や住宅設計、注文住宅、注文建築、暮らしの事、収納の事

住宅の設計・リフォーム、暮らしのデザイン提案を家具や生活習慣まで丁寧に考えています。

奈良県明日香村で新築工事中の(仮称)古都の風情と「personal&common」を満喫する数寄屋の家・設計デザインの効能がカタチに出現し始めたところ、リビングの区分、パーソナルとコモンの意味も

2022年04月27日 | (仮称)古都の風情と「ぱーそなる&こもん」を満喫する数寄屋の家

人生の潤いを生み出す暮らしの空間を

設計デザインのチカラで・・・・・。

やまぐち建築設計室ホームページ 

※和風の外観で和の佇まいに数寄屋を意識しつつ回廊仕上げの格子を設置する前の外観

 

よく考えられた家を建てると

暮らしが楽しくなる。

 

奈良県明日香村で新築中の和風住宅。

(仮称)古都の風情と「personal&common」を満喫する数寄屋の家。

数寄屋の和風住宅(瓦屋根の日本家屋)。

 

住まい手 Hさま

設計監理 建築家 山口哲央

施工管理 株式会社 伊勢田工務店

 

※一部養生を残しながら仕上げた状態

 

和室は柱が見える仕上げ「真壁」

天井仕上げは「竿縁」天井で古風に。

 

畳や襖・障子が入るとまた

一段と和の趣が深くなります。

※リビングの一部・吹き抜けと小上り部分は移動空間と溜まりの空間を融合した仕掛けのエリア

 

現場は内部の仕上げ工事もほぼ完成し、

吹き抜け部分の

内部仮設足場も外されて

システムキッチン(対面キッチン)の

組立が始まったところ。

 

順次水まわりの設備、

トイレ、洗面化粧台も

設置(据え付け)予定ですが

この日はほぼ一日がかりで

システムキッチンの組み立て工事。

※水まわり設備メーカーのシステムキッチンの組み立て作業

 

仕上げる為のパーツは多いので

毎回大変だと思いますよ。

家によってシステムの組み方も

変わりますし・・・・・。

 

夕方には仕上がり、

雰囲気も十分つかめる状態に。

※本体組み立てを行いつつ別組みしていたパーツを合わせて仕上げの状態

 

住まい手さんへの建物引き渡しまで

キズがつかないように

この後は段ボールなどで養生です。

 

※壁仕上げに今回は2パターンを使い分けて機能性タイル・エコカラットを採用

※壁仕上げに今回は2パターンを使い分けて機能性タイル・エコカラットを採用

 

現場は仕上げに向けての

内観確認もありますが

壁紙以外の仕上げ個所の

「INAX・LIXIL」エコカラットも

提案・採用の商品が

キッチン周辺とリビングの南側壁へ。

 

少しの事なんですけど

随分部屋としての雰囲気が

変わりますから・・・・・。

※壁仕上げに今回は2パターンを使い分けて機能性タイル・エコカラットを採用

※壁仕上げに今回は2パターンを使い分けて機能性タイル・エコカラットを採用

 

質感だけではなくて

趣に深みも付加価値として

場所の効能に。

 

 

照明の光がその周辺に当たると

空間が深みを帯びます。

 

明るさと暗さの程よさも

暮らしのシーンに寄り添う

仕掛けですから。

※窓のサイズと位置の計算・壁の仕上げ計算のコーディネートで照明が無くてもこの明るさです。

 

すぐ隣にある小上りのスペースは

明るさを重視して吹き抜け効果と

白い色の反射率の効能も

デザインに計算して採用しています。

 

空間を対比する事で

役割の明確さと

時間帯によって一体化に近づく

程よさを時間軸に連動させた

空間構成を設計していますから。

 

「personal&common」の考え方・コンセプトは

その場所へも繋がっていますよ。

 

何も変化しない空間ではなく

過ごし方や一日の時間経過、

朝・昼・夜の過ごし方に

程よく順応する空間の

コンポジションを設計と

インテリアコーディネートの

付加価値として連動させていますよ。

 

そこに家具とウインドートリートメントが

もうひとつのエッセンスとして

繋がりますから。

 

その部分は最終形態としての

着地点の準備なので

採光というカタチでの

光を当てた構成とそうではない構成を

もう少しデザインで

深めたいなと考えていますよ。

 

居心地のテーマを大切に。

 

住宅計画での思考の範囲は

家の事を考えるよりも

暮らし全体に意識を向けて。

 

ご相談、面談のご希望は

ホームページ「お問い合わせ」から。

 

Produce Your Dream>>>>>

建て主目線の提案・・・・・。

明日の暮らしを設計する

建築と住まいとその暮らしを豊かに

URL(ホームページ)

https://www.y-kenchiku.jp/

<<<Yamaguchi Architect Office

 

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